日感アルダ

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【韓国旅行】行ったところまとめ〜基本スポット巡り(3泊4日)【2023年3月】

こんにちは!最近動画が作れるようになったぷんおです(^ω^)

本日は昨年3月(3泊4日)の韓国ソウルの旅の話。

「今更?!」でしかないのですが、今年の3月下旬に韓国へ旅する人の参考になればいいなと思い書いていきます。

基本スポット、王宮、ドラマロケ地などまんべんなく行ってみました。動画もあわせてご覧ください。

・・・日にちの割にかなりの箇所行っていると思います。

👉3泊4日韓国ソウルひとり旅【行ったところまとめ】2023年3月 - YouTube

www.youtube.com

はじめに〜旅の概要

旅の概要、少しまとめておきます。

北海道札幌「新千歳空港」⇔韓国ソウル「仁川国際空港」。利用エアラインは「チェジュ航空」。

宿泊場所は「ホテルベニューG」です。

航空券はチェジュ航空直接、ホテルは「楽天トラベル」のお正月セールで予約。(予約時期はいずれも1月上旬)

※昨年よりも航空券・ホテルいずれも料金が高騰しているので、料金については比較対象しないほうがいいと思います。

1日目

ソウル駅から徒歩で南大門市場へ。
近年探せなくなったミセス向け服の売り場の様子をリサーチ。母へのお土産服を買う。

メガネを作る。

晩ごはんを食べた店。

2日目

早朝にコムタンを食べたお店。

高速バスターミナル駅にバスターミナルの建物を見にいった話。

激安服が売っていると言われている「GOTOMALL」に行ってみたけど撮れ高ナシだった話。

ケーブルカーに乗らず東大入口駅からバスでソウルタワーに行った話。

ソウルタワーのポストから絵葉書投函。

ソウルタワーで買ったお土産のこと。

サムスン階段」への行き方と往年の韓ドラ話。

途中にあったカフェと底から眺めた「会賢市民アパート」の話。

晩ごはんに食べた「補身湯」(犬鍋)の話。

3日目

早朝に行ったお風呂屋さんの話。

朝ごはんのキンパの話。

緑莎坪駅、梨泰院クラスの歩道橋と解放村の話。キム・ハヌルの空港へ行く道のロケ地も入ってます。

明洞のソルロンタン屋さん「味成屋」の話。

晩ごはんに久々にユッケを食べた話。

4日目

ソウル駅で食べた朝ごはん話。

備忘録

〜まだ記事化してない話。

◆今回の旅のメイン荷物はリュック(機内持ち込み)にしてみました。
リュックのメリット・デメリット、リュック(スーツケース以外)を受託手荷物化する方法については後日まとめます。

◆事前チェックインの話。

◆その他、鐘路3街のテイクアウトカフェのこと、昌慶宮が好きな話、恵化のこととか書いていないものもあるので随時加えていこうと思います。

ぷんおのまとめ&感想

なぜ、1年も前の旅行の話をしだしたかというと、この時期の旅行の服装選びがメッチャ大変でその話を書こうと思ったのですが、旅全体の話をしてから服装について書くべきだと悟りこのようになりました。

ということで、次回は3月の韓国旅行の服装について書いていきます。

〜以上となります。
本日もありがとうございました。

ぷんお、YouTuberの素質ナシ(涙)

今回のたかだか12分の画像つなぎ動画を作成するのに3日(1日5〜6時間)もかかってしました(涙)

「Canva」というオンライングラフィックツール(スマホアプリもある)で動画作成しているのですが、これが悪いのか?(ほかのアプリ使っている人が多い印象)

ブログの補足資料として作ってみようとはじめたのですが、肝心のブログが全然更新できず、本末転倒感でいっぱいです。

👇サムネもこうして作ったりするのですが、この惰性で色んなところに入れてるイッヌを今後どうするか悩み中です。

アクセス簡単!「梨泰院クラス」の歩道橋〜緑莎坪駅から解放村【韓国旅行2023年3月】

<この記事は約20秒で読めます>

こんにちは!ぷんおです。

ベーシックなスポットを中心に色々見て回った今回の旅。
今回は『解放村(へばんちょ)』の方へ行った話。

お目当ての場所に行く前ドラマ『梨泰院クラス』の歩道橋を通ったので行き方をサックリ書いておきます。

簡単!アクセス方法

地下鉄6号線『緑莎坪駅』下車(1番出口を目指します)

②天井がドーム型の吹き抜けのエスカレーターを登り切ります

1番出口から出てすぐ左側の小さい横断歩道を渡ります

④左手にはガラスのドーム。前方に見える歩道橋が『梨泰院クラス』ロケ地の歩道橋(緑莎坪歩道橋)エレベータもあります

👇上記テキストとこの画像(Googleマップから引用)を頭に入れておけば大丈夫!

絶景!歩道橋からの景色

ちょうど木々が芽吹き出した時期(2023年3月中下旬)なのと、日本でいうPM2.5の미세먼지(みせもんじ)で霞んだ景色ですが、前に広がる南山とその上に立つNソウルタワー。山のふもと左側の方の解放村の三角の頭の教会も見えます。

ぷんおの感想

写真、秋なのか春なのか分からない残念感はありますが、推せる景色なので今回サラッと書いてみました。ソウルタワーと近い位置にあり障害物もないのでホント絶景です。ドラマファン&梨泰院に興味がない方もぜひ!

〜以上となります。
今度は夜に行ってみたいなぁ。

応援よろしくお願いします💕

『ソウル高速バスターミナル』に行ってきました〜韓国アート建造物【2023年3月】

こんにちは、ぷんおです。

今回は『ソウル高速バスターミナル』のお話です。

ここは私(わたくし)ぷんおが韓国で一番韓国らしくて素敵だと思う建物なんです🎶

帰りにこの建物の下のGOTOMALLを久々に見てきましたが、高くて目玉飛び出ました。後で別に記事にします。

※スクロールすればするほどオタク度がパワーアップします。

初めてこの写真を見た時、胸がときめいて絶対行きたいと思った。

見る方向によって三角形、台形、長方形と様々な表情があり、そこに整然と並ぶ青と赤のハングル文字がとにかくカッコいい。日本でいうところのバブル建築に該当するかと思います。

『ソウル高速バスターミナル』(서울고속버스터미널)

1969年に初の高速道路(京仁高速道路)が開通。高速バスは当時の地方とソウルを結ぶ交通の大動脈でした。ターミナルの開業は1981年。この年にソウルオリンピック(1988年)の開催が決まります。

👇高速バスターミナルができるまでの逸話動画。

👇施設概要はこちら

ぷんおが写した高速バスターミナル

相変わらずのクォリティーの低さで申し訳ありません。個人記録も兼ねてアップします。

中に韓服やお花が売っているレトロな商業施設(階層になっている)があってドアやエスカレーターの雰囲気がとても良かったので動画撮ったのですが撮れていませんでした(涙)

レトロな雰囲気が伝わる素敵な動画

オシャレYouTuberさんの撮影動画見つけたので下の方に貼っておきます。素敵すぎて無限に見ていられる✨

Seoul Express Bus Terminal | memo.RE.arch EP.02 | SEOULITE

その他の素敵な画像

👇右側のマッチ箱アパートと左手の近代的なマッチ箱ビル。まるでトミカの世界✨時代は不明。

👇開業当時のリーフレット的なもの。カンナム高速バスターミナル鳥瞰図と書いている。近未来感✨

👇当時の開業新聞広告。漢字が混ざっているところがエモい✨

👇おまけ動画。ニコニコ動画『マッチ箱アパート風景』世界で一番醜い扱いにされてますがマッチ箱系建築マニア的にはたまらない動画!

高速バスターミナル&バスガイドの闇

色々と建物のことを調べていくと開発ゼネコンあるあるの闇に出会いました。
特にセントラルシティ(よくわかんないけど新世界百貨店とかの商業施設部分)の利権の闇が面白そうなんで興味のある人は読んでみてください。私も後でじっくり読みます。

ナムウィキ:セントラルシティ센트럴시티
ウィキペディア:柳山グループ 율산그룹 

バスガールの闇については過去ブログでも触れています。過酷な労働で手が吹っ飛んだ映画は日本にもあります。日活映画『娘の季節』(1968年)あらすじ感想&考察〜昭和のバスガールは憧れの仕事だったのか? ナムウィキ:案内嬢 안내양

ぷんおの感想

久々の韓国。再開発で街並みがガラッと変わっており大変驚きました。
ヨン様世代、グンちゃん世代の方々でしばらく韓国行ってない方であれば腰抜かすと思います。
今回の高速バスターミナルはちょっとマニアックスポットでしたが、他に『サムスン階段(新貴公子階段)』や『屋根部屋のネコ』の梨泰院あたりも行ってきました。カン・ドンウォンの『1%の奇跡』のホテルも外観が近未来になっててびっくり。

そういえば『明朗少女成功記』にもバスターミナルが出てきます。
最終回、軍隊に行くヤンスン(チャン・ナラ)を大泣きしながら見送るキテ(チャン・ヒョク)。多分ここは『東ソウル総合バスターミナル』ではないか?と思います。知ってる方いらっしゃったらコメントください。

〜以上となります。
本日もありがとうございます。

👇2023年の旅行記は下記リンクボックスからどうぞ〜

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『アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり』ネタバレ感想&考察〜中絶権問題を考える

こんにちは、ぷんおです!

本日は『アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり』(2012年・韓国)の感想です。

ごくごく普通のお仕事ドラマのようですが、「人工妊娠中絶は罪なのか否か?」についての問いかけも含まれているような気がします。

・・・ということで、書きはじめます。

視聴するには?

配信してるところ少ないようです。今回はAmazonプライムビデオで視聴しました。dTV、GyaO! でも扱いあるようです。

Amazon.co.jp: アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまりを観る | Prime Video

相関図

引用元: KnTV

登場人物&設定

◆ファン・ジアン(キム・ソナ)

37歳。シューズメーカのトップデザイナーであり理事職も務めている。常に人生を勝ち続ける「アパゴル(알파걸)」(※α-Girl:学業や運動、リーダーシップなどのすべての面で男性に劣らないエリート女性のこと)。
子供の頃から大好きな靴を仕事にするためシューズメーカーに入社(財閥系会社)。寝る間も家族や恋人との時間も全て仕事に投入し、成功を勝ち取り今の座に君臨しているが、望まぬ妊娠をしたことで人生計画が予想外の方向に動き出す。
ひとり娘。父親に似て頑固で口数が少なく人付き合いが下手でワンマン。更年期特有の症状も加わり更に部下や周りに激しくあたりがち。

 

パク・テガン(イ・ジャンウ)

27歳。高卒。父とふたり暮らし。明洞で父の作ったブランドコピー靴の客引きセールスをしている。母親は産まれた直後に失踪。不幸な生い立ちだが、コミュニケーション能力に長けており人の懐に入るのが上手。コピー靴の摘発で父をかばい警察沙汰になり金銭的に困窮。一発逆転のためにジアンの会社が主催する靴リフォームコンテストに賞金を狙って応募。見事優勝を勝ち取りそのままスルッと会社に入社する。
元童貞。高卒がコンプレックス。初体験は酔った勢いで一夜を共にしたジアン。

 

◆チョ・ウンソン(パク・ゴンヒョン)

30代後半の独身主義のちょっと変わった産科医。見合いで知り合ったジアンに興味を持ち、2人共通の困りごと(家族からの見合い攻撃)を回避すべく偽装恋人になることを提案。ジアンに好意をよせていくが未婚の妊娠を知り、医師としての命を守る気持ちとひとりの男としての気持ちの間で揺れ動く。実家は病院経営。

 

◆ヨム・ナリ(イム・スヒャン)

財閥会長の愛人の娘。米国留学を経て、系列会社であるジアンの務める靴メーカーに副社長として着任。義理の母である会長夫人に可愛がられているジアンに敵意を燃やし、社長の座を巡って競い合う。亡き実母は靴デザイナー。孤独なところを優しいテガンに癒やされる。実はジアンが憧れで尊敬の人だけどツンデレなので秘密にしている。ジアンにそっくりな靴好きで気が強く仕事に情熱を持っている。

 

◆足かせちゃん

ジアンのお腹の中の子供のあだ名。(韓国語でなんといってたか忘れてしまいました)

あらすじ

トップデザイナーかつ会社で理事職を務めるバリキャリのジアン。

父の古希の祝いを計画をしたのにも関わらず仕事で出席が出来ず大喧嘩喧。
その夜、ひょんなことから出会った年下男子のテガンと一夜を共にする。

母親に見合い話を押し付けられても、早期閉経の疑いがあると医師に警告されても、今のステータスと大好き仕事さえあればこの先心配なんてない!ひとりでも大丈夫と思っていたところ、まさかの妊娠。気づいた時には既に8周目。

アクシデントでできた望まぬ子。しかも父親は自分より10歳も年下の学歴も経済力もない青年。人生の失敗&邪魔であると中絶するつもりだったが、自身の妊娠のチャンスがこれが最後かもしれない、、、となかなか決断ができない。

これまでの人生全てを自分で判断し決断して生きてきたジアンではあったが、見合い相手の産科医のウンソン、離れて暮らす父と母、シングルマザーの親友ジュニやその可愛い娘、職場の部下のシングルマザーの部下、そして子の父であり自分の部下となったテガン、、、様々な人々との人間関係や出会いを改めて見直していくうちに響産むことの確固たるメリットは見いだせないが、産んだ先に広がる世界が見てみたい”と思うようになる。

出産を決意し妊娠を公表をしたけれど、お腹の中の赤ちゃんとともに働くことは体力的にも負担が大きく未婚で妊娠ということへの社会的な風当たりは想像以上にシビア。これまで自分を推してくれていた会長夫人に“はしご”を外される形で夢であった社長の道は絶たれてしまう。しかしこれまで天敵であった部下のナリ(会長の妾の子。実母は他界したが優秀な靴デザイナー、現母の会長夫人との関係性は上手く行っていない)のどんでん返し発言がジアンを社長に就任させるが、ジアンは途中半ばだったプロジェクトを完了させるとナリにすべてを委ね退社してしまう。
その後、先に退職したテガンが職人であるテガンの父と立ち上げた靴ブランド会社に履歴書を持参。そこで産気づいてしまい、、、

ハッキリしないラストシーン

※ラストネタバレ

作品を見た方ならおわかりかと思いますが、帝王切開で出産したジアンは、まだ麻酔が切れておらず眠ったままの夢の中。

彼女の夢の中では、笑顔のテガンと足かせちゃん。バージンロードのように道が広がっており、その両脇には今まで作った自身が手掛けた靴が並べられている。その道の先の真ん中には小学生の頃はじめて作った靴とテガンが作ってくれたカップルシューズが置かれている。

その道をジアンは進んでいく。

〜といった全く楽しそうではなくどことなく不安感が。典型的な視聴者に判断を委ねるエンディングだが、親になること&生まれてくることの重みがあって個人的には好印象でした。

韓国における中絶問題

サラッと調べたことを記載しておきます。

韓国には長らく「堕胎罪」が存在し、中絶は法律違反でしたが、2021年1月1日から非犯罪化となりました。
この作品が作られた2012年にも論争があったようですが、作品と関係があったかは不明です。

👇BAZAARの記事

米国における中絶問題

この記事を書いているのは、2022年11月13日。
米国で行われていた中間選挙の結果は民主党が勝利しました。

勝因には様々な要素が考えられますが、この選挙で論争になったのが「中絶権問題」。

トランプの所属する共和党は、キリスト教プロテスタント福音派の支持者(宗教右派。保守派)が多く、人工妊娠中絶に否定的な考えを持っています。

各州で中絶が合法なのか違法なのか異なる話はみなさんもなんとなくご存知かと思います。

これが良いのか悪いのか私には答えがでませんが、韓国でこの問題が論争となり運動のきっかけとなった「ソウル江南トイレ殺人事件」(2016年5月。詳細⇒Wikipedia)の女性の被害を考えると、「聖書の教えはこうなんで( ー`дー´)キリッ‼」というのも個人的には違うような気がします。

この作品のジアンは、ひとりで子を養えるスキルと財力があったため産む決意をしましたが、お腹の子が父であることをテガンに告げるのにかなり迷いがあったのも事実ですし、やはり難しい問題だなと改めて考えさせられました。

ぷんおの感想

ということで、ジアンの望まぬ妊娠問題にフォーカスして書きました。

全体の流れ的には、社内覇権闘争があったりなど割と普通です。

華やかな企業タイアップは「ジニー・キム」(韓国の靴ブランド)とファッションブランド「BLUPEPE(블루페페)」の全面協力なのですが、、、

みなさん最近、ハイヒール、履いてらっしゃいます???

ということで、放送から12年。働く女子の鎧的なハイヒールは死滅。

こういう感じで価値観は変化していくんだなとつくづく感じました。

〜以上となります。本日もありがとうございました。

基本情報

原題:『아이두 아이두』
放送:2012年5月30日〜7月19日(MBC)全16話
原作は漫画とのことです。
👇公式ホームページ




 

 

 

韓国ドラマ『月水金火木土』あらすじ感想&考察

こんにちは〜!ぷんおです。

パク・ミニョン主演『月水金火木土(월수금화목토)』の1話から最終回をU-NEXTで見届けての感想などを書いていきます。

最後の方に、登場人物と設定書いてます。

さあ、今日も元気に行ってみよう!

感想&考察

ハイスペックな男女の恋愛、財閥御曹司、豪邸、無駄に豪華な家電話、出生の秘密、孤児、過去のトラウマ、あり得ない展開、ライバル出現、結婚集合写真、、、のような「韓流あるある」をしっかり計算し、それを視聴者が気づいてクスッと笑えるようにわかりやすく計算的に組み込んだ感じです。

不幸も嫉妬も少なめなハッピーエンドなので、ストレスなく見ることができました。

女子の憧れ(ありのままでできる恋、ハイブランド、ドキドキキュンキュンシーン)や共感(恋愛結婚あるよね等)の散りばめで、こんな生活一般的ではないとはわかってはいるのですが、韓国にはありそうで(ワンチャンあるかも的)韓国、いいなーと思ってしまう仕上がりになっていました。

古来からの韓国文化に加え、韓流スターや芸能事務所とその裏側、コーヒー文化などの近代的韓流カルチャーを存分に盛り込み、海外へ向けリアルタイムの韓国を猛アピールしていました。(日本(U-NEXT)本国時配信しかり。見たいみなさんはVPN使ってみてますよね)

もう一つ個人的に特徴的だなと思ったのは、男性陣のキャスティング。

王道の韓国イケメンではなく、どちらかというと日本ぽい、、、若干大谷翔平感のあるコ・ギョンピョが演じる無口な主人公、これもまたどちらかというと日本顔のカン・ヒョンソク。

それに加え、ちょいちょい和っぽい要素も盛り込まれており、もう日本なのか韓国なのか他のアジアなのか、、、全然両国の知識がない人は判別がつかない感じになっております。

近年のこういった傾向を目にし、私達が吹き替え海外ドラマを見ていてどこの国か判別つかない状態に将来なっていくのではないか?と思っています。(ちなみに私は、初見の韓国と東南アジア各国の作品が一瞬判別つかないことが結構あります)

最近日本も焦りだしたのか、海外視聴者が見込まれる作品には、和的要素(近代カルチャーも含む。目黒君のsilentとか)を強く入れ込む傾向にあるように感じます。

どの国も必死です。

必死といえば、パク・ミニョンも画面の隅から隅まで必死で駆け回っていた。

大前春子と平野ノラを足して2で割ったような破壊力のある演技と笑顔。そしてスタイル。最初は、顔面の劣化にビックリしましたが、2話目からすっかり慣れました。

さすがラブコメの女王です。

あと、今回もうひとつ凄いと思ったのは、間接広告の凄まじさ(PPL)。

ショッピングチャンネルか?と見間違ってしまうくらい数々の商品がギッチギチに組み込まれていました。

新機種スマホ、家電、ファッション、車(アウディ)、住宅、食品、飲料、、、と色々ですが、一番メインはやっぱり『Tiffany』でしょうか。

というか、このドラマは、Tiffanyが軸になっているのかと思います。

この作品の主軸は「結婚」です。

偽りの結婚を固く結ぶ顧客との結婚指輪。最後にサンウンとジホがそれぞれ用意したのももちろんTiffany

劇中、サンウンがジホとのデートにはめて行ったバングルもそうで、ゲーセンのシーンでそれを目立たせるように腕をぶんぶん振っていました。

恋の向こうには「結婚」があり、その過程にはTiffanyがあると思わせるような、、、

そうです、Tiffany もメチャメチャ必死なのです。

PPLについては後日まとめたいと思います。

〜ということで、下記、登場人物と設定まとめです。ネタバレ含まれてますので知りたくない方は戻るボタンでお願いします。

登場人物と設定

チェ・サンウン(パク・ミニョン)

女主人公。
33歳。超ハイスペ女子。社会的信用などの側面で独身であることが不都合な男性に対し妻代行業(偽装結婚)をしている。
元々孤児だが、イナグループの政略結婚(ジェイミープロジェクト)要員として幼い頃に渡米しジェイミーと名乗るようになり、将来完璧な妻になるようにあらゆるスキルを身に着けさせられた不幸な生い立ち。
帰国後、カンジングループとの長男の見合いの席をぶち壊し疾走し、前述の仕事をはじめる。
自身の教育係をしていたミホ女史へ送金(贖罪の意味あり)していたが、突然振り込まなくてもいいと言われ、仕事を辞めカナダへ移住しようと準備をしていたが、顧客のジホが気になり解約の話を切り出せず、ズルズル出発を先送りにしていく間に自身の恋に気づいていく。
結婚マスターだが恋愛処女。

チョン・ジホ(コ・ギョンピョ)

36歳。サンウンの書類上の夫(偽装結婚)。毎週月・水・金曜日、5年間の長期に渡り、自身の職業(ソウル家庭裁判所判事)を伏せたままサンウンに手料理を振る舞い、共に食事をするだけの契約。サンウンの重要顧客であり最も謎の男。
無口でコミュニケーション下手なため、うまく会話ができるようになる講座に通っている。
不幸な生い立ち。妻に裏切られ離婚の過去がある。

カン・ヘジン(キム・ジェヨン

超有名人気俳優。カンジングループの末っ子。ジホの住む豪華マンションの上の階に引っ越してくる。初恋の人、ジェイミー(サンウン)と思いがけない再会をし、火・木・土の新契約を結ぶ。

●ユ・グァンナム(カン・ヒョンソク)

サンウンの元顧客であり良き理解者であり同居人。ゲイであることを家族や社会にひた隠しにし生活。

●ユ・ミホ(ジョンギョン)

超ハイスペなサンウンの教育係であり実は実母。事件に巻き込まれ警察沙汰。サンウンが高額の保釈金を払いその後同居。当初はカンジンとの縁談を進めようとするが、ジホとの恋を陰で支える。実母であることをサンウンに気づかれていることを知らない。

チョン・ジウン(イ・ジュビン)

ジホの元妻。弁護士。ヘジンの顧問弁護士になったことで元夫のジホと再会。

作品概要

タイトル: 『월수금화목토』Love In Contract
放送期間:2022年 9月21日~2022年 11月10日(tvN
放送時間:毎週水曜日、木曜日の夜10:30〜11:50
放送回数:16部作

公式ホームページ

作品を観るには?

U-NEXTで配信中です。下記リンクから申込み可能です。(広告)

『1%の奇跡~運命を変える恋〜』(2016年)ネタバレ感想&2003年版との比較【雑談】

どうも。ぷんおです!

本日は、たまたま見た韓国ドラマ『1%の奇跡~運命を変える恋~』(2016年)の感想をざっと見た感じで2003年版と比較しながらサササっとまとめます。

ネタバレ含みますので知りたくない方は戻るボタン対応でお願いします。

ちなみにぷんおは2003年放送のカン・ドンウォン主演『1%の奇跡』超ファンです。

視聴するには?

今回はAmazon プライムビデオで見ました。U-NEXTでも配信されています。

基本情報

放送:2016年10月5日~11月24日(Dramax) 全16話
脚本:ヒョン・ゴウン
演出:カン・チョルウ

<特徴>
原作はウェブ小説。その作家さんが現代の感覚に合わせて書き直したということです。
1話あたり45分とコンパクト。My oksusu とかいうVODアプリとケーブルチャンネル両方で放送したとのことなのですが(詳細深追いせず)アプリの方はスマホで見るのに適したCGや漫画っぽい要素を加えての別編集だったらしいです。

相関図

【1%の奇跡~運命を変える恋~】無料動画・相関図・キャスト | 楽天TV

楽天TVより引用

2003年版との違い

2003年のカン・ドンウォン主演の『1%の奇跡』は、日曜朝ドラ(MBC)ということもあり、爽やかなラブコメホームドラマ感が強い仕上がりです。
※詳細は2003年版まとめで後日。

2016年版は、ジェインが財閥の孫、タヒョンが教師は基本同じなのですが、ジェインのホテルがリゾートホテルだったり(ロケ地:平昌アルペンシアリゾート インターコンチネンタルホテル)タヒョンは小学校の先生(2003年版は中学校数学教師)で学内ダンス部の顧問だったりと現代風(韓流)にアレンジされています。

親友のヘジンもセレクトショップのオーナー(2003年版は医学部インターン生で複雑な家庭環境のためタダの家に居候し学費の援助を受ける設定)ですが毒舌なのは変わらず。ヘジンには2003年版では兄弟はおらず、タダの兄弟に除隊したばかりの医者の兄とちょと出来の悪い弟が存在。

2016年版では薄めなヘジンとテハ(2003年版はSHモールではなくソンヒョンデパート常務)の恋愛は2003年版ではテハがタダとヘジンを勘違いしたことから身分を超えガチ惚れするといった設定になっています。

なお、2016年版のタダは韓医学?かなんかのクリニック経営だったかですが、2003年のタダパパは司法書士とかそんな感じのお硬めの職業(後日まとめます)。

ジェインの家については、まずは爺さん。2016年版では山道に迷ったところをタダが助けてあげたことで爺さんがタダの名前を遺言書に加えますが、2003年版では電車で困ったところを助けてあげたことがきっかけとなります。

爺さんが遺言書に書き加えるにあたる動機がやや違うような気がするのですが、2003年版では優しさや思いやりが欠落しているジェインにないものをタダが持っているからという要素が強いですが、2016年版ではそれもありますが、爺さんが命を助けてくれたことへの同等の礼という要素含みが強ような気がしました。(2003版年の爺さんはタダが大好きで身分を隠してチョイチョイデート。中盤で嘘をついていたことがバレます)

書くとキリがないのでこのへんで切り上げます。

2016年版の面白み

2003年のほんわか恋愛シーンやホームドラマ要素は皆無。

タダとジェインが徐々に惹かれ合っていき2人で過ごすシーンや互いの家を行き来したりとの女子たちが憧れる『オトナ向け』の演出が多発します。

ハグ、キス、サプライズ、、、結構ドキドキするかもです。

2003年版では、2人ところかヘジンとテハまで結婚。爺さんとジェインの母と妹と同居し、教師を続けながら家事に悪戦苦闘する様子や妹の弁護士ヒョンジュンに対する恋の悩みなど聞いてあげたりするうちに妊娠し(ヘジンも)更に幸せが訪れるのですが、2016年版ではそう甘くなく、病に倒れた爺さんの代わりにジェインが会社を背負わなければならず別れることに(契約結婚終了)。

ジェインは結婚することでタダに負担をかけてしまうことを懸念してある意味引いた感じなのだが思いは消せず、タダも平気なふりをしていたのだが精神的に病み(今風の演出)離れてみてわかる愛の強さや結婚は甘いものではないということをしっかり認識決意。その上両家へ挨拶という流れになっていきます。

あと、2003年版のタダはジェインとの契約交際の見返りに数学の才能のある生徒への援助をお願いするのですが、2016年版では学校への寄付の他にダヒョンが支援するアイドルの卵(勉強の支援も行っている)のサポートもお願いするのが韓流でした。

2016年版の個人的に「?」となったポイント

ジェインの爺さんがタヒョンの名前を遺言書に書き加えようと思ったきっかけのエピソードの弱さかなぁ。

第一話で校外学習中に森林の坂になってるところで倒れてる爺さんをタヒョンが倒れ病院までついていきお金を建て替えてあげたりするのがきっかけで『自分の命を助けてくれた恩人』だから対価として財産を分けるの『ジェインに欠落している物を補う』という2つの意味の両立てになっている感でした(個人的印象)。

2003年版では、爺さんには生命に関わるエピソードではなく、電車内で思いやりを持って接してくれたタヒョンの行動(その当時でも既に消えつつあった儒教精神〜仁儀礼智)が孫のジェインだけではなく、今どきのみなさんも忘れてますよ!といったような大きなメッセージがあったように当時感じました。

ここの部分の「?」ポイントが2003年間から13年後の韓国で更に消え去ってしまった感覚かもなぁと思えました。
日本ドラマを見ていてもそういう消え去ってしまった感覚があるのと同じ感じです。

あと、後半の慈善活動とか、姑とそのお仲間とのクラッシックの集いでK-POPアピールとか、、、
この頃からこういうくだり増加して現在に至るなのですが、もはやネオ韓ドラあるある感でお腹いっぱいでした(笑)

ぷんおの感想

尺&話数コンパクトでしたが、爺さん以外は楽しめました。

ジェインの外国生まれの腹違いの妹がK-POPに憧れてアイドル目指すくだりとか取ってつけた韓流アゲ設定はガン無視します。

〜以上となります。
またお会いしましょう

 

韓国ドラマ「千年の愛」あらすじ感想・設定考察〜ネタバレ(ソ・ジソブ&ソン・ユリ「천년지애」)

こんにちは!ぷんおです。

本日ご紹介する懐かしの韓国ドラマは「千年の愛」(2003年)。

千年以上前に滅亡した南扶余(百済)の姫君が現代にタイムスリップする物語なのですが、設定がファンタジーすぎて全然わからなかったので二度見してまとめてみました。

※本記事は2021年8月14日の文章を2022年8月31日に再鑑賞リライト更新したものとなります。

作品を観るには?

U-NEXTAmazonプライムビデオの中のチャンネル『アジアPremium 』(月額550円 無料体験期間あり)などで配信されています。

基本情報

原題:「천년지애」(漢字表記:千年之愛)
放送:2003年3月22日〜5月25日(SBS)全20話
※最高視聴率28.2%

作品概要と特徴

●2003年の現代韓国にタイムスリップしたプヨジュ姫が660年のもといた時代の南扶余へ戻るまでに起こった物語。
●SBS公式HPの記載では、メロ(70%)+コミック(20%)+歴史性(10%) とのこと。
キム・ナムジンをはじめ韓国キャストによる日本語セリフが非常に多い。
●メインスポンサーがSKYテレテック(現在消滅)のため携帯電話が頻繁に出てくる。
●660年の時代の子孫と思われるよく似た人物が登場するが特に証明がない。

キャストとあらすじ設定

歴史上の人物に該当しそうな設定名などを記載してみましたが、劇中は末裔であるとの断定はありません。

ソン・ユリ

●プヨジュ姫

南扶余(百済)最後の王(義慈王)の娘。才色兼備、武芸に優れ勇ましい姫。ギシル・アリ(ソ・ジソブ)を好きになり、護衛武士として側近にする。
南扶余が唐と新羅の連合軍に滅ぼされた後、アリと残兵たちと南扶余の再起の機会を狙うが、新羅の将軍となったキム・ユソク(キム・ナムジン)に捕らえられユソクのものとなる。アリに救出され逃げる途中、アリはユソクに殺される。追い詰められ絶望し崖から飛び降りる。

<<現代の扶余にタイムスリップ>>

突然天候が変わり強風が吹き荒れた現代の扶余の河原。
ヤクザの親分キム・チュンチュがそこで気絶している美しい姫を気に入り連れ帰るが、宿敵と名前が同じであることから戦い抵抗。逃げる途中、アリに瓜二つのカン・インチョル(ソ・ジソプ)の車に轢かれそうになる。それをキッカケにインチョルの世話になる。

※扶余(ぷよ)の主(じゅ)姫でプヨジュ姫
※天照皇大神に滅ぼされた国の姫との設定

ソ・ジソプ

●ギシル・アリ

ギシル・ソミョン元将軍の息子。祖父は武王。元々人望が厚く優れた将軍であったが内部策略で失職。ヤサグレた生活をしていたところ姫と出会い復帰し、忠誠と永遠の愛を誓う。キム・ユソクによって父を殺される。

※ギシルの漢字表記は鬼室。(〜百済の将軍に鬼室氏います)

●カン・インチョル

カンナムアパレルのデザイナー。スパンコールキラキラのキャバ服(ナイトクラブ等の水商売女性の衣装)作りと行商販売。運転中に姫を轢きそうになったことで面倒を見るハメになる。言動がおかしくヤクザとの関わりがあるため面倒に巻き込まれたくないと何度も姫を突き放すが、結果放っておけず次第に愛し合うようになる。

タツジとは小学生時代のクラスメイト。
※コンペに勝ちでSKY社の携帯電話のプロモーションのファッションショーを請け負ったことからウンビとの交流が深まる。
※両親も学歴も金もなくタツジやウンビに蔑まれる。

キム・ナムジン

●キム・ユソク

アリの父によって殺された新羅のキム・ブムソク将軍の息子。王宮に忍び込み姫と剣を交えることとなるが、その美しさに一目惚れ。唐と組み新羅の将軍として南扶余に攻め入り城跡から姫が描かれた美人画を発見し持ち帰る。後に姫を見つけ囲い自分のものにしようとするが突き放される。姫の投身を悔やむ。

※素性を隠しアリの父の家の召使いとなり生活。アリの父を殺害。

●藤原タツ

日本有数の名家 藤原家の跡継ぎ。生みの母は韓国人で小学生頃まで韓国で育つ。
女癖が悪く喧嘩っ早い。継母から暴力事件のほとぼりが冷めるまで韓国支社(通信会社SKY)での勤務を命じられ企画室長として着任する。
家で見つけた掛け塾の美人画に心奪われ韓国に持参。後にそれにそっくりな姫と出会い独占欲に火がつく。姫がインチョルを愛している気持ちを無視&嫉妬し後半は軟禁&連れ回し状態となる。

※日韓ハーフ設定なので日本語が話せる
※会社ではほとんど仕事をしていない。
藤原鎌足の子孫を思わせる設定。

キム・サラン

●コ・ウンビ

見栄っ張りの母と焼肉屋チェーンで成功(成金)した優しい父の元に育った娘。才色兼備で抜群のプロポーション。母親の干渉が強く学生時代は勉強を強いられ恋愛経験もない。タツジが資産家と知り母親共々狙いを定めるが、当初馬鹿にしていたインチョルに好意を抱くようになる。SKYの社員。タツジの秘書的業務兼務。

※才色兼備設定なので日本語が話せる。
※過去の南扶余では姫の父の側室だった。

その他の人物

●キム・チュンチュ(イ・ギヨン)

カンナムコンサルティング会長。金貸しで財を成したヤクザ。姫に一目惚れ。後半は見守る恋へと変わる。

※過去の南扶余では姫の宿敵新羅の王(武烈王 金春秋)設定。

●オム博士(イム・チェム)

インチョルの住む公団アパートのお隣さん。占い師(観相、四柱推命など)で歴史研究家。キム・チュンチュ会長の手に渡った姫の日記の解読し、姫が過去に帰る手がかりを導き出す。妻と高校生の娘の3人家族。妻はウンビの家の家政婦。

●イケダ(ヤン・テクチョ)

タツジの日本人執事。オム博士の昔の修行時代の知り合い。

※韓国語が話せる日本人設定だが日本語は下手。

タツジの継母 (歌手キム・ボヨン1957年生?)

日本人。タツジの素行を監視するために送り込んだ手下(2人組の男)の報告で姫の存在を知る。掛け軸、姫の首飾り、姫の日記に固執しあれこれ画策。

※日本人設定のため日本語しか話さないが何を言っているのか聞き取れない。

●イ・ヒョク(イ・ソンギュン)

カンナムスタイルの共同経営者。一般企業勤めを辞めインチョルと共に仕事。夢はベネトンを超える世界的ブランドにすること。

話の鍵はタツジの継母。

重要な鍵を握っているのに日本語が聞き取りづらく伝わりにくいので箇条書きします。

●姫の日記(未来でのインチョルやタツジたちとの出来事を後に書いたもの)を所持している。
●姫の日記(古書)を本を読んでいるので姫が過去からタイムスリップして来た本物のプヨジュ姫と即認知する。
●姫が過去へ帰る方法を知っている。
●皇室の宝であるべき首飾りと引き換えに過去へ帰る方法を教えると条件を出す。
●姫が過去へ戻ることを阻止。
ーー阻止する目的ーー
斉明天皇を叔母に持つ姫が皇室に嫁ぐ過去を防ぎ、現世で皇室に他民族の血が混じる歴史を変えることが目的。

結果どうなったのか?

オム博士の解読していた書(姫の日記)に記されていた日付が帰る日であると判断し、姫は扶余へ行くことを決意。途中、タツジの義母の手下によって妨害。仇であるはずのチュンチュ会長やタツジが身を呈し守ってくれる。

やがて来た時と同じように雷が鳴り強風が。

姫は夜光珠の首飾りをインチョルの首に掛け過去へと崖から飛び降りる。
◇◇◇
気づいたところは南扶余の河原。ユソクたちの捜索で姫は命を取り留める。
ユソクは新羅の将軍の座を捨て、姫と共に船で流浪の旅へと出る。

仇ではあるが一途に思いを寄せるユソクをある程度受け入れ、未来へ出会うであろう1343年後のインチョルへ向けて日記を書き出す。
◇◇◇
姫が去った後のインチョル。
姫からもらった首飾りを胸に姫を探しに扶余へと向かう。

<完>

ぷんおの感想

千年後の世界でアリに瓜二つのインチョルがいるいうことは、アリが実は生きていたということになる。姫を探しに出かけたインチョルはどうなるのか?姫の末裔に出会って恋するのかな?

〜そんな物語の結末後の想像よりも、気になるのは頻繁に出てくる携帯電話!

1998年に日本の京セラと合弁でできた会社がSKテレテック(SKテレコムの「SK」+京セラ(Kyocera)の「KY」携帯端末メーカー。その後売却買収)がスポンサーでタツジとウンビの会社の設定。当時のPPL(間接広告)の入れ方のものすごさを実感しました。
◇◇◇
また、大量の日本語セリフや文化引用、歴史の紐解き要素。

2001年の平成天皇の誕生記者でのお言葉(韓国とのゆかり)からのインスピレーションもあったのではないかと思われます。

参考:asahi.com : 国際 : AAN (当時の韓国の反響)
宮内庁HP平成天皇のお言葉(お言葉全文)

おかしな歴史認識や日本と皇室をおとしめる表現も多いのですが、日韓ワールドカップ前後の日本への関心の高まりや好奇心、歴史ロマンへの憧れがある意味強く感じられる作品でした。

個人的に気になったのは歴史歪曲よりも、、、

ソン・ユリを平気で平手打ちにしたり、服を破いたり、ナイトクラブに沈めてガラス張りの箱に閉じ込めたり(飾り窓を連想)、終始姫を玩具のように扱う凄まじさ。

「お前は誰じゃ?」などの特徴的なお姫様言葉が笑いを誘うのですが、設定を越えた女優を軽んじている演出が多く、改めて見てメッチャ引きました(笑)こういうところで時代を感じますよね。

囚われの設定は設定にしても、制作陣のおじ達のいやらしい視線を感じてなりません。

若きソ・ジソプはカッコいいけど、若きソン・ユリは嫌でたまらなかっただろうなと思います!

〜以上となります。
2022年8月31日、一年ぶりに作品をじっくりみて記事をリライト更新しました。

韓国ドラマ『星に願いを』(1997年)[13話〜最終回]あらすじネタバレ・感想&配信先情報

こんにちは、ぷんおです!

韓国ドラマ『星に願いを』(1997年)あらすじまとめ最終章となります。
キャストや考察は別ページで展開します。

★本ページは13話〜最終回の16話です

<各個人まとめ先リンク>
※随時UPしていきます
1〜4話 5〜8話 9〜12話 13〜最終回

作品を観るには?

Amazonプライムビデオの中にある『Channel K(チャンネルK)』で配信中です。無料トライアルもありますのでぜひ下記リンクからご登録ください。モチベーションに繋がります!

基本情報

原題:「별은 내 가슴에」
放送:1997年3月10日~1997年4月29日(MBC)全16話
※日本放送は2005年以降

あらすじ

13話「別離」

スタジオでミンにプロポーズをされたヨニ。

家に帰りスネと並んで寝る。

「寝た?」「最近どう?」2人はついさっきあったこと(乱痴気パーティ、プロポーズ)は何も言わず遠回しに相手の様子を探る会話をする。

「羨ましいな。私、成功してみせる。」
(スネのうるんだ目はヨニからは見えないし、スネがスタジオでその様子を見ていたことも気づいていない)
◇◇◇
翌朝ファッションショー当日。(ソン女史とヨニが手を加えた作品の新ブランド発表会)新聞の一面にヨニとミンの結婚報道が。

社員はざわつきイファは泣く。新室長とイバンはモデルと戯れ仕事をしない。
◇◇◇
スタジオ。
ミンの結婚記事。自ら記者にリークしたミンを水臭いと呆れる先輩(プロデューサー兼マネージャー キム・スンウク演)。ミンはお父さんに見せつけるためにそうしたのだった。(宣戦布告)
スタジオの出口には記者がいっぱい取り囲まれながらファッションショー会場へと向かうが、途中父の秘書(パクさん)から電話が。実母が危篤。
◇◇◇
ヨニはミンの母とおば(〜ミンママの妹?おば以下表記)に呼ばれる。

(いないと知っているのに)両親や兄弟のことを聞き、妊娠を疑う。

おばは話を続ける。(たかが)犬が死んだだけで何日も泣き物乞いにまでご飯あげるような優しく情深いミン、あなたも物乞いと同じようなものだわ。愛と同情は違うでしょ?等々蔑んだ言葉の数々、、、ヨニの方から身を引くよう陰湿に遠回しな話を続ける。

涙をこぼしながら屈辱に耐えるヨニ。自分は知らないことだとこの席から抜けようとするが、おばは金で話を終わらせようとするが、ヨニはミンとは結婚しないと席を立つ。
◇◇◇
ショーはジュンが指揮を取り無事成功。来場を約束したミンが来ず落ち込むヨニ。
他人の話に振り回されるな。ミンを愛せるのは君しかいない。とジュンはヨニを励ます。
◇◇◇
ミンの母が息を引き取る。喪主のミンの他に誰もいない。(場所:病院の敷地内か地下の併設斎場)やってきた父に憎まれ口を叩く。

病院の外で風に当たり憔悴するミンの元にやってきたヨニ。ミンを無言で抱きしめる。
◇◇◇
翌日。ソン女史とイファは新聞社に匿名タレコミ電話。ヨニは財閥二世キラーで養子に入った先の息子を誘惑。次に某グループ三代目後継者。そして人気歌手カンミン!と言いたい放題。

これが記事になり、さすがのヨニも困惑。意を決しミンの家へ行き別れを告げるが、ミンに抱きしめられそれ以上なにも言えず。

14話「友情」

性格の良さで業界に評判の良いスネ。事務所に怒鳴られながらも仕事は入り部屋を借り与えられ引っ越し。ヨニも呼び寄せる。

歌謡番組で知名度を上げナイトクラブの出演料で荒稼ぎの方針の事務所。毎晩数々のステージ回りで疲弊していく。
◇◇◇
会社にミンがやってくる。気を利かせたジュンがヨニを呼び出し2人は外出。
ミンはヨニの靴から服まで一式を買い着替えさせ行く先も告げず車を走らせる。

着いた場所はホテル。黙って手を引きエレベーターに乗り案内されたところは会食個室。中にはミンの両親たち。ヨニと結婚するとのいきなりの宣言に顔色を変える家族とヨニ。雰囲気を察し部屋を出る。

ミンは両親に言ってやった感で満足げだがヨニは違った。ありのままの自分ではなく着飾らせて親へ紹介したこと、事前に話しもしてくれなかったことを指摘。前に別れを告げたのもよくよく考えてのこととプロポーズを断る。
◇◇◇
新室長とイバンは別会社を作り中国の工場と提携する話をソン女史に持ちかけ3人は盛り上がり社長も前向き。ジュンは猛反対だが話は進んでいきソン女史は全財産を投資する。

■16話 最終回でそれが投資詐欺であると判明。ソン女史は全財産を失うが、JSファッションのアドバイザーとしてイファ共々雇用。このことによりジュンは会長から全権を譲渡されトップに立つ。
■ジュンは新ブランドのカタログ撮影をソフィアに依頼。イタリアへ旅立ちます。
◇◇◇
海外開発チームのみんなでジュンの家で宅飲み。身の振り方を話し合う。ヨニは中国へ行って二度と帰らないと酒が進む。

ジュンは「愛する人を失う前にプライドを捨てたほうが良い」とどこか自分に心当たりのあるようにヨニを諭した時、ミンの車が!

15話「祝杯」

ミンは話す機会を得るが、結局物別れに終わり時は進んでいく。

それぞれが思う人を想い、それぞれの仕事に打ち込む。
◇◇◇
JSファッションの中国工場の話が進み、祝にとナイトクラブに室長が社員を誘い飲み踊る。

ステージショーにスネが。ヨニに気づき笑顔を見せるが、新室長とイバンの姿を発見し次第に顔色が変わり固まって行く。

ジュンはヨニにはじめて出会ったのはヨニが高校生で自分を捨てた女(ソフィア)に似ていて驚いた話をする。

そこにミンが!しかし、また物別れに終わる。

16話 最終回「愛」

ヨニはアジアデザインコンテストに集中。ミンは強がりヨニを忘れたふりをして音楽。

ジュンはヨニの苦しみを理解しようとしないミンを殴る。

スネは事務所をクビに。家でやけ酒を飲んでいるところにヨニが帰宅。せっかくお湯が出る家に住めたのに引っ越さなければならないこと、ミンのことが好きだったこと、ヨニを妬んでいたことを打ち明ける。

スネのこともありミンとの距離は遠のいていく。
◇◇◇
単独コンサートを前に沈んだ顔のミン。
見かねた先輩(キム・スンウク)はヨニをコンサートに招待するよう言う。
◇◇◇
沈んだ顔のヨニ。ジュンは封筒を渡す。

中にはミンのコンサートチケットとメモが。

「愛してる!死ぬまで…」(사랑하다 !죽을 때까지…)

それを読み涙を流すヨニ。
◇◇◇
野外コンサート。

ヨニに捧げる曲『Forever』を歌いながら客席に降りヨニを抱きしめる。

<完>

ぷんおの感想

ドタバタ場面やトレンディーなイメージっぽいシーンも多かったですが、行間を読まねばならぬ(登場人物の心理を推察する)部分が多く観ごたえがありました。
社会に物申している部分も結構あり面白かったです。その話と各業界の話を別ページでまとめたいと思います。(キャスト設定含め)

また次回お会いしましょう!

 

韓国ドラマ『星に願いを』(1997年)[9話〜12話]あらすじネタバレ・感想&配信先情報

こんにちは、ぷんおです!

韓国ドラマ『星に願いを』(1997年)あらすじまとめの続き3回目です。

数々のキメ台詞&ポーズ続出!トレンディードラマ感満載!チェ・ジンシルの一人二役が見どころです。

★本ページは9話〜12話です

<各個人まとめ先リンク>
※随時UPしていきます
1〜4話 5〜8話 9〜12話 13〜最終回

作品を観るには?

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基本情報

原題:「별은 내 가슴에」
放送:1997年3月10日~1997年4月29日(MBC)全16話
※日本放送は2005年以降

あらすじ

9話「失踪」

ヨニに手切れ金が渡されていたことを後から知り悔やむミン。ヨニはジュンと一緒にイタリア出張。

頭の中はヨニのことでいっぱい。コンサートリハーサルを中断しそのままミラノへ旅立つ。
◇◇◇
展示会やファッションショーの見学、打ち合わせで忙しくするヨニとジュン。(〜ミラノにはJSファッションの支社がある設定です)

ヨニはプロの手で華々しく変身しディナーへと。
◇◇◇
着の身着のままミラノに着いたミンは、ホテルのロビーでひたすらヨニの帰りを待ち続ける。

ホテルに帰ってきたヨニとジュン。

ミンを無視して部屋へ帰ろうと自分の前を通り過ぎるヨニの腕をグッとつかむ。
(振り返らないままとつかむというのがポイント!)


「お前に会いに来た」 

いつも通りのミンの自分本意な行動。

「どうして?なぜ苦しめるの!?」ヨニは悲痛に叫び息も上がる。

「どんなに会いたかったかわかる?」とボロボロと涙を流しながら怒り泣く。


チャ・インピョの立場、、、)
◇◇◇
翌朝のフライトまで2人は寄り添って過ごす。

<<歯が浮くセリフの嵐>>

やがてヨニは眠りにつき、ミンは手紙を残しそのまま帰国しコンサート会場へ。


「愛してる!死ぬまで…」(사랑하다 !죽을 때까지…)

(〜この言葉は最終回でも出てきます)
◇◇◇
出張中にバイヤーがヨニのデザインを気に入り、ジェボンとグァンヨンがサンプルを仕上げてくれておりヨニは喜ぶ。(ソン女史オリジナルのデザインは却下)

新人のヨニが海外研修に行ったことで社内の雰囲気は悪化。ジュンのワンマンぶりに不満が出る。

ジュンは叔父の社長に呼ばれ系列会社の出向を命じられるが、きっぱりと断る。
◇◇◇
ヨニとミンはラブラブ。

イファとソン女史はミンもイタリアに行っていたことを知り、2人の仲を妨害するためミンのコンサートにヨニが行けないようにする。

ミンは客席にヨニを探すが姿はない。
◇◇◇
コンサート終了。

会場裏口には母親の記事を書いた記者とレコード事務所のク・ジャンソ(ブラック系事務所)。
上から目線で母親を探す手伝いと引き換えに移籍話を持ち掛けてくるが、生意気なミンの態度にキレ殴る蹴るの暴行。いつもの父の黒幕により救出される。

ミンの荒れる姿を見て秘書のおじさんもだんだんいたたまれなくなっていく。
◇◇◇
ヨニはコンサート会場の外でずっと待っていた。帰ろうとしたところ後ろからミンがやってきて、、また喧嘩で血だらけでびっくりする。

■スネはブラック系のレコード事務所のク氏から名刺をもらいウキウキ。
■ソン女史はヨニをいびるためソンブティックの手伝いを命じる。

10話「監禁」

JSファッションの経営者会議。

ジュンは社の経営方針を批判(安い労働力を求めての海外生産への転換、海外製品の輸入販売への依存)するが、企画室長の座は社長の息子のイ・ジュニョンに交替となりジュンは更迭。自ら作業場へとやってくる。
◇◇◇
会社に突然ソフィア(チェ・ジンシル2役)がやって来る。

韓国のトップデザイナーを5人紹介してくれと仕事の話。(ソフィアはカメラマン)
相変わらずの気まぐれ自由奔放ぶりにミンは困惑。
◇◇◇
ミンは秘書に連れられ母のいる場所で連れて行かれる。

そこは山間の精神病院。ミンは言葉を失う。

母は記憶が混濁した訳のわからない話ばかり。ミンは大きなショックを受け連れて帰り一緒に暮らすと泣き叫び取り乱し、また酒に溺れやさぐれてしまう。

ミンの父はミンが再び母親の元へ行かないよう軟禁をする。
◇◇◇
スネは名刺をもらった事務所を訪れる。

髪をバッサリ切られショートボブにイメージチェンジしダンスレッスンを受け、ダンサーをつけたソロ歌手として売り出されることとなる。
(〜当時は実力よりも雰囲気コンセプト重視の量産)

スネはク氏に連れられ酒の席へ。そこにはJSファッションの新室長とイバンが。
◇◇◇
深夜のジュンの家。突然ソフィアがやってくる。泥酔しており不安定な様子。
ソフィアを忘れようとしていたジュンだったが愛する気持ちを打ち消すことができなかった。

11話「偽りの約束」

※各自のやり取りは分散して描かれていますが1つに箇条書きでまとめてます。

【ジュンとソフィア】
翌朝ソフィアは部屋から消え、もう会うことはないと電話で別れを告げる。

ジュンは宿泊先のホテルのフロントから電話をしてもらう応答なし。チャイムを鳴らすが無反応。合鍵でドアを開けてもらい中に入ると部屋は真っ暗。ナイトテーブルには酒と薬瓶。バスルームを開けると浴槽の中にソフィアが。(〜写真の暗室として使っていた模様)部屋に運び介抱をしソフィアの仕事を代わりに片付けてやる。

ジュンの部屋で心の安定をはかろうとするソフィア(酒飲みながら笑)

電話が鳴りミンの祖父の会長からのメッセージが吹き込まれる。
・・・なにがあってもお前の味方だ。今は時期がよくない。彼女との結婚は慎重に考えなさい。

ジュンが帰宅した。ソフィアはヒステリックに暴れに嫌われ遠ざけるようなことを叫ぶが、ジュンはあたたかく抱き寄せる。

ジュンは婚約指輪を買いプロポーズをする決心。が、家に帰るとソフィアはいない。

ソフィアは名残惜しそうな顔で去っていった。

■ソフィアはイタリア人と結婚後離婚
■会長はジュンの気持ちを尊重しソフィアとの結婚を容認してる

【ヨニとミン】
父は実母とヨニと音楽を遠ざけるよう部下に命令。ミンは部屋に軟禁。外には心配した大勢のファンと連絡がとれず困っていた先輩(プロデューサー兼マネージャー)の姿も。ファンたちが部屋に押しかけたすきに部屋から抜け出し母のいる病院へ。だが父の手まわしで病室はもぬけの殻。

落ち込むミンだが、ジュンの励ましを受けスタジオ活動を再開。久しぶりにヨニと連絡を取り会おうとするが、ソン女史が邪魔して抜け出せないヨニ。

その間にイファがスタジオにやってきて来ていつもの通りべったり。ミンはイファに言い聞かせ気持ちを断るが、イファは号泣して抱きつき離れない。

そこにヨニがやってくる。

イファはずっと大好きだったミンもパパの命を奪ったことが納得行かず感情的になり、思い切りヨニの頬を張り手で殴る。いつもなら殴り返してだであろうヨニは黙ったまま。殴られたことに即座に反応したミンはイファの独占欲を全否定。傷ついたイファは去る。

ミンのお母さんの経緯を聞いたヨニ。必ず会える、今度は私も一緒に連れてってくれる?との言葉。ミンはより強くヨニと一緒にいたいと願う。

家に帰らずスタジオで寝泊まりするミン。
先輩も思わず微笑むようないい曲が完成する予感。

【新室長とイバン】
新室長はイバンの高校時代の友人レベルの人間。仕事もできないし遊びのことばかり考えている。業務もジュンに押し付け会議も中抜け。モデル会社を経営しているイバンは、母であるソン女史とJSの新ブランドのファッションショーの企画運営を友人の新室長に経験もないのに演らせてもらうことになる。

【スネと音楽業界の闇】
ク氏はスネの擦れてなく世間知らずなところを教育(芸能業界の闇〜性接待系)しなければと考えており誘ってみるが、スネはそれが何の意味をさすのかピンとこない。そんな時、新室長から電話。ホテルの一室へ行くよう指示する。意味がわからないスネ。部屋の扉を開けると目を覆いたくなるような乱痴気パーティー。歌うように囃し立てられるが怯えて逃げひとり泣きながら酒を煽る。

※ク氏は汚いやつなので組まないほうがいいとミンに忠告されていた。

【ソン女史の誤解】
亡夫アン社長の過去不倫相手の子と勝手に思い込みヨニを憎んでいたソン女史。ミンの母が採寸にやってきて息子に付き待っとっているヨニのことをボヤく。ソン女史はヨニが亡夫の子供ではないことを知り、気まずさで話を変える。

【ミン、ヨニにプロポーズ】
スタジオを訪れたヨニ。ミンはヨニを椅子に座らせ、レコーディング室のピアノへ。マイク越しに、世界で一番大切な人、一番愛する人にこの歌を捧げますと最高の曲を披露。嬉し涙を流すヨニ。

俺たち__結婚しよう。 

ぷんおの感想

一応箇条書きでザックリまとめました。省いてる箇所もあります。

視聴者各自がキャストの演技から読み取り感じる部分が多く、今回は考察は控えめにしてあります。

それにしても、、、芸能界の闇!ガーシー氏の暴露話の事象とほぼ同じような気がしました(笑) 別立てで日韓の古きナイトクラブ比較もしたいと思います。

以上9〜12話でした。

韓国ドラマ『星に願いを』(1997年)[5話〜8話]あらすじネタバレ・感想&配信先情報

こんにちは、ぷんおです!

韓国ドラマ『星に願いを』(1997年)あらすじまとめの続きです。

★本ページは5話〜8話です

<各個人まとめ先リンク>
※随時UPしていきます
1〜4話 5〜8話 9〜12話 13〜最終回

作品を観るには?

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基本情報

原題:「별은 내 가슴에」
放送:1997年3月10日~1997年4月29日(MBC)全16話
※日本放送は2005年以降

あらすじ

⚠ネタバレ解説加えながらのまとめです。

Wikipedia等と違う箇所あります。

5話「家出」

閉店作業をするヨニに襲いかかったイバン。間一髪でミンが入って来て助けてくれる。

ヨニが気になってソンブティックにやってきたジュンは、泣いているヨニを見て、ミンが無理やりなにかをしたと誤解。
ミンの人間性だけではなくミンの音楽に対する姿勢までもを蔑み、2人は取っ組み合いのケンカに。

ヨニはケンカをおさめ2人を連れ屋台に。イバンに腹を立てながら飲んで食べるが怒りと涙はおさまらない。

ミンはイバンがいるホテルを突き止め、部屋に乗り込みイバンにこれ以上ヨニに手を出さないよう警告。

車の中で待っていたヨニは、トイレに行きたくホテルの中へ。ロビーでミンと話していたころを見られ、翌日の新聞には2人のゴシップ記事が。

ミンの父もソン女史も大激怒。
◇◇◇
ヨニはイバンの件を伏せたまま、礼だけを述べアン家を出る。

出張から帰ってきたアン社長は、いなくなったヨニを探し出し、スネの家へ。
これからも支えるとあたたかい言葉をかけてくれるが、帰り道事故に遭い帰らぬ人となる。
ーーー
■ヨニはスネと過ごすことが多く外泊や家を空けがち(家に居場所がない)。ミンやジュンと居合わせたことが誤解を招き、遊んでばかりで男をたぶらかしているといった目で見られるように。
■ヨニはスネに自分の置かれている身の辛さを一切話さない(話せない)ため、スネはヨニを恵まれていると思ったまま。
■ソン女史はヨニを夫の不倫相手の子との疑惑を持っているので、ますます当たりが強くなり、その真実が晴れないままアン社長は交通事故死となる。

6話「再起」

アン社長の交通事故死。

ソン女史は全ての怒りをヨニにぶつけヨニのせいに。

泣きじゃくるヨニをミンは無言で撫でる。
◇◇◇
ジュンは海外事業部の室長となり、今までの人事を一新する。

自身が見込んだ職人(裁断担当のハン・ジェボン、 縫製担当のホ・グァンヨン)そして未経験ではあるが才能のあるヨニをデザイナーとして迎え入れることに決める。
◇◇◇
ミンのスタジオ。

いきなり父の部下が乗り込んできて機材をメチャメチャに破壊。

実の父親がすると思えない非情な行動に、機材同様ミンの心もボロボロに。
◇◇◇
帰り道のヨニ。

暗がりの橋の欄干でうなだれているミンの姿を見つけ何も言わず横に並ぶ。

傷だらけのミンの顔にびっくりするヨニの手を握り、、、

「会いたくてき来た」(보고싶어서 찾아왔어요)

「帰るよ。じゃあ」と去るミン。

が、振り返り!!

ヨニの元に歩みを戻しキスをする。

ーーー
その後、、、
■ミン:父の破壊暴挙に音楽の道は絶対諦めないと宣言。
■イファ:公募の大賞賞品のパリ研修を終え、JSファッションにインターンとして勤務スタート。
■スネ:ナイトクラブで部長とケンカし(セクハラ暴力感)職探し。ヨニとミンのキスシーンを目撃するが、ミンへの憧れや思いは募る。
■ジュン:ヨニ、ジェボン、グァンヨンと仕事に打ち込む。
ーーー
ヨニに電話をかけるミン。

電話口のスネからヨニがJSファッションに入社し働いていることを知る。

ミンはスネにスタジオコーラスの仕事を頼み、ジュンにヨニへの伝言を預ける(夕方スタジオに来るよう)が、夜遅くになってもヨニはこない。

スネを家へ送り届けた後、ひたすら家の前でヨニを待つミン。

そこにジュンの車が。

7話「嫉妬」

仲良さげな2人の姿。

気づいたジュンは伝言をうっかり忘れたと軽く詫びるが、ミンは嫉妬とヤキモチでふてくされ帰る。

ミンに誤解を受けてしまったヨニ。
家では純情なスネが、ミンにコーラスを頼まれてスタジオに行ったと大はしゃぎ。
憂鬱な気持ちで床につく。

ミンもまた同じように電話をかけるかかけまいか思い悩み夜を明かす。
◇◇◇
JSファッション海外開発チームに来客。

マイケル氏は裁断担当のジェボンのパリ時代の知り合い。話に花が咲き打ち合わせは熱くなる。(〜打ち合わせの内容:製造下請け取引だったところにソン女史のデザインの売り込み。難色を示されるが、もっとシンプルだったら―。とのような言葉をもらい企画提案をするチャンスをもらう、、、といった感じかと思います)
◇◇◇
海外開発部に配属となり自分のデスクを与えられ喜ぶヨニ。なんとイファも同じ部署。

ヨニはイファからミンの携帯電話の番号を無理やり聞き出し、会社の公衆電話からミンの携帯に電話をかける。

同じ頃、気がかりでヨニに会いに会社に来ていたミンは、自分に電話をかけているヨニを見つける。

すぐ後ろにミンがいると気づかず一生懸命電話に話しかけるヨニ。
◇◇◇
2人はハンバーガーショップ(Hardee's〜2004年韓国撤退)でランチをするが、ミンがファンに囲まれ大変なことに。
しかたなく車内でバーガーを頬張ることとなるが、ヨニはミンの人気ぶりを喜ぶ。

「この前、なぜ黙って帰ったの?」ヨニはミンに質問する。

「すねたから」ミンは嫉妬の気持ちを笑いながら素直に伝え、「僕のことどう思う?」「俺のこと好き?」 と子供のようにヨニに詰め寄る。

返事をしないで笑ってばかりのヨニ。誤魔化して帰ろうとしたところ、「俺、まだ返事きいてないぞ」と更に詰め寄る。思わず笑ったヨニに「笑ったってことは俺のこと好きってことだね」と追い打ち。笑いが止まらないヨニ。
◇◇◇
人気が急上昇し、更に仕事が忙しくなるミン。MV撮影の合間に大嫌いなマスコミとの対応。記者から聞かれた亡き母親のこと。ますますミンは無愛想になる。
◇◇◇
ソン女史はヨニとミンの仲を警戒。ミンの両親に会いヨニの悪口を吹き込む。

ミンの父は我が息子が孤児院育ちの娘ヨニと親しくしていることを知り、金でも握らせ別れさせることはできないかと考える。

能天気だったイファも、ヨニに大好きなミンを取られたくないとスタジオに足繁く通うように。ミンにベタベタしてる様子を見たスネは、ミンをあまり信じないほうがいいとヨニに忠告。
◇◇◇
ヨニはソン女史に呼ばれアン家へ。ソン女史はミンの父親から預かったと封筒(お金)を渡す。

中身はヨニの生活を見かねてミンが父に頼んだもの、イファが大学を卒業したら結納をするから罪悪感を感じて用意したのだろうと、自分たちに有利に働く嘘エピソードを盛る。

もちろんヨニは受け取らず。
◇◇◇
『カンミンは、60年代の銀幕スターの息子!』との新聞記事。

(このことで総理の娘と縁談を進めていた話は白紙に。ミン父落ち込む)

ミンは実の母が死んだのではなく生きていることを初めて知り、今まで父親に騙されていたことの怒りと悲しみに打ちのめされ、酒を煽り引きこもる。
(ヨニへの電話にも出れない状況)

8話「誤解」

ソン女史とヨニの関係性が更にこじれ、ソン女史は仕事場でもヨニへの感情をむき出しに。先日の打ち合わせで提案が決まったソン女史のデザインをシンプル化したデザイン画。アレンジしたのがヨニということが面白くなく大激怒し罵倒。
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抜け殻になって家に引きこもっていたミン。ジュンの励ましもあり気を取り直し、実の母に会うために父の秘書(劇中でミンがアジョシと呼んでる人。わかりづらいので秘書と表記します)を呼び出し、居場所を訊ねるが口をつぐんだまま。
◇◇◇
ミンの父の秘書は、ヨニの家に行きスネにミンの父からだとヨニあての封筒を渡す。
シャワーから出てきたヨニは、それを返そうと追うが車は行ってしまい、タクシーを拾って、着の身着のままミンのスタジオへと向かう。

スタジオではイファがベタベタ。親しげにしている様子に感情に拍車がかかり、ミンの頬を平手打ち。封筒を投げつけ怒って帰るが、ミンにはなぜ怒っているのかがわからない。精神的に余裕がないミンは思わず「帰れ」とヨニを突き放す。
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■8話以降、すぐカッとなりプライドの高い2人は、素直な気持ちを言えず誤解をこじらせ何度も別れの危機が訪れます。今回の誤解は互いの知らないところで起こった事情(実母生存、手切れ金)を知らずの誤解といった感じですが、後半にかけて違った形へと変化していきます。
◇◇◇
イタリア視察出張が決まる。

ジュンはジェボンを同行させようとするが、ジェボンは未来への才能の投資のためにヨニを同行させるべきだと提案。ジュンはヨニにパスポートの準備をさせる。
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コンサート直前。ミンはステージリハーサルへと用意を急ぐ。
ドア口で先輩が見つけた金の入った封筒。ミンはヨニが激怒していた理由にやっと気づき会社に向かうが、すでにイタリアへ立った後。

リハーサルに全く身が入らないミン。ちょっとでかけてくるとの言葉を残しステージを駆け降り、ミンはイタリアに向かう。

ぷんおの感想

5〜8話です。

自分の弱みを絶対に人に知られたくないヨニとミン。ヨニは強く生きること、ミンは軽薄に生きることである意味誤魔化していた感じでしょうか。

ミンがヨニに惹かれる気持ちも、ヨニがミンを遠ざける気持ちは映像を見なければわからないやつなので文字数少なめのまとめとなりました。

ミンはヨニに会いたくて来た理由を一言も話してませんが、アン・ジェウクの演技と一言一言がなぜミンがそうしたのかを視聴者にしっかりと伝達してくれてる感じがしました。