日韓アルダ

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「カメリア」あらすじ・感想【日韓タイ合作映画】IRON PUSSY にご注目!

♬つば〜き咲く〜春なのに〜あなたは〜帰らない♬

タイトルの「カメリア」(椿)は、釜山の市花。
(ちなみに市鳥はカモメ)

3作オムニバスなのですが、タイ人監督よる「IRON PUSSY」が飛び抜けて面白かったです!

視聴するには?

U-NEXTで見放題で見ました。アマプラにもあり。(2021/12/03現在)
常時配信されている系の作品ではないので見つけた方は是非。

基本情報

タイ、日本、韓国の監督による3編のオムニバス作品。(釜山国際映画祭製作)
舞台は「釜山」。テーマは「愛」。過去、現在、未来と時を隔てた3つの愛が錯綜。
キャッチフレースは、「私の釜山が泣いている」
公開:2010年10月15日(釜山国際映画祭)、2010年10月25日(東京国際映画祭

作品概要

「IRON PUSSY」

監督:ウィシット・サーサナティヤン(タイ人監督)
出演:ミシェル・シャオワナサイ、キム・ミンジュン

あらすじ

舞台は1970年代の釜山。
タイから来たスパイのアイアン・プッシー(ミシェル・シャオワナサイ)は、昼は普通のオッサンで指令がくるととびっきりの美女に変身する。
捜査で訪れた夜のクラブでイケメン韓国人のジホン(キム・ミンジュン)と運命の出会い。
正体を隠したまま一夜を過ごし、互いに強く結ばれ再会を誓う。
ある日、プッシーは大悪党の殺害の任務を与えられるが、その相手がなんとジホン。
悪から世界を守らなければならないという自分の宿命、、、愛する彼が悪党という信じがたい事実、、、抗えない運命、、、
ヤケクソになったプッシーは彼からもらった香水を一気飲み。
気がつくとそこは40年後の釜山で、どうやらタイムスリップしてしまったよう。
ジホンを追い山頂で銃口を向けるが、ジホンは悪人ではなく優しいジホンと確信。
しかし目の前のジホンはクローン人間。本当のジホンは昔の影も形もないモンスターのような形相になっているという、、、
プッシーはクローンのジホンを殺害しその後自らも、、、
・・・と思えたが、スパイから足を洗い、ジホンから渡され彼の心臓の鼓動に反応するセンサーを頼りにジホンを探しはじめる。

感想

『人間の肉体は魂を入れるための単なる器』といったようなタイらしい思想が強くあらわれている作品。
外見だけのクローンのジホンへのこだわりを捨て、真の愛を探す道を選択するというのがスゴいなと。
ジホンに誤解される可能性が生じることを前提で、撃ち殺したのもスゴい。
儒教思想で差別や偏見の強い韓国に物申しているワケじゃないのですが、メッセージとしては年を追うごとに重みを増していると思われます。(“悪党”に対する考え方を含め)
▼「アイアン・プッシーの大冒険」(2003年)のオマージュ作品でもあります。
▼拾い動画

「Kamome」

監督:行定勲
出演:吉高由里子ソル・ギョング

あらすじ

2010年の釜山。
映画撮影中、ファインダー越に見た少女と撮影カメラマン。撮影カメラマンのヨンス(ソル・ギョング)は、靴を履かずに街を漂う少女(吉高由里子)を見掛ける。ヨンスは“カモメ”と名乗るこの不思議な少女に付き合い、時を忘れて釜山の夜の街を歩き回る。そして、彼の中にほのかな恋心が芽生える。

感想

全く感動しませんでした(笑)
脚本がベタな負の日韓の関係性がある感じで、後は雰囲気のみって感じでした。
吉高由里子の透明感とかどーでもーーいいって感じです。
ひと昔前の作品感いっぱい。

・・・劇中の「チョッカラ」(좃까라)の和訳は「チ◯カス野郎」で、直訳だと「ちん◯剥け」。
お箸の「チョッカラッ(젓가락)」の発音の最後のパッチムをキチンと「ッ」と発音しないとそういうふうに聴こえるってやつです。


「LOVE FOR SALE」


監督:チャン・ジュナン
出演:カン・ドンウォン、ソン・ヘギョ

あらすじ

近未来の釜山。
記憶の売買がビジネスとして横行する未来都市・釜山を舞台に、恋人・ボラ(ソン・ヘギョ)と彼女との過去の記憶を取り戻そうとするジェイ(カン・ドンウォン)が敵の組織に立ち向っていく。

感想

カン・ドンウォン主演作の中で上位に入る印象深いキャラでした。
どこにでもありそうな話なのですが、トップ俳優たちが主人公だと盛り上がりが違う。
他愛もない恋人たちの2人の様子の回想シーンが長々と映し出されるのですが、その他愛もない出来事ひとつひとつに代えがたいが価値があると思いました。