こんにちは!ぷんおです。
本日は挫折した作品の感想記録で「童顔美少女」でございます。
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童顔美女 | 韓流 | 無料動画GYAO! (直リンです)
基本情報
原題:「동안미녀」
放送:2011年5月2日~2011年7月5日 月火(KBS 2TV)全20話
視聴率:平均12.6%、最高17.3%
視聴環境:GyaO!無料⇒U-NEXT見放題
プロット(ぷんおまとめ)
貧困で大学進学も諦め、母と妹に蔑ろ&足を引っ張られながらも懸命に家計を支える主人公ソヨン(高卒、金コマ、男性経験ナシ)。34歳という年齢が理由で、長年働いてきた繊維会社からリストラされる。
9歳年下の妹の名前とプロフィールでアパレル会社「ザ・スタイル」でバイト。責任感と裁縫の腕が買われ入社。本当のことが言えぬままデザイナー見習いとしてマンネとしてコキ使われる。
周囲からは年下で何もできない、可愛い顔で男をたぶらかしているなどと様々な誤解を受けるが機転を効かせてその場をクリアし信頼を得ていく。ソヨンの技術や人柄を見抜いたペク部長や、チ社長などに一目置かれるようになり、犬猿の中で互いに仕事で高めあったジヌクのハートもゲット。当初ジヌクパパは年上かつ釣り合わない家柄と交際を反対していたが、ソヨンの努力とジヌクの説得で結婚。子どもも生まれジヌクはそのままMDとして、ソヨンはペク部長の店でデザイナーとして人の幸せのための服を作る。
・・・めでたしめでたし。
※途中、チ社長の娘ヒョニがソヨンに懐き、社長もソヨンに好意を持ちジヌクと張り合う、、、それが気に入らないチーム長ユンソ(理事令嬢)が仕事の妨害をする、、、などなどありがちな設定。ちなみに主人公ジヌクは世に隠していましたが豚足屋の御曹司(?)でお金持ち設定です。
視聴ポイント
①主人公ソヨンの設定は1978年生まれで、高校を卒業した年が1997年なので、モロ「IMF通貨危機」と被っている。(参考:88万ウォン世代 - Wikipedia)当時の社会構図が作品に反映されている感じです。
②才能と学力を兼ね備えているのに親の都合で大学に行けず、夢を諦め高卒で就職し毒親と毒妹の犠牲に。そういった環境下にあるので、達観した感じで終始冷めた目線で周りを見渡しているヤサグレた演技を必死に頑張っているけれどチャン・ナラはチャン・ナラでしかないチャン・ナラに注目。
③デザイン室の面々は家柄は良いが全員無能。正社員とは言えども仕事ができるわけではないということの暗喩(前述①の件)でマンネのソヨンへの理不尽な仕打ちや学歴家庭差別をかなり盛った演出で展開している。
⑥チャン・ナラによる歌唱曲多し。
⑤ジヌクの実家「豚足王子」のモデルロケ店
なぜ視聴を挫折したのか?
7話でソヨンのデザインが採用され、ジヌクとともに製品化に向けて頑張るうちに信頼感と恋が芽生え、8話で韓国ドラマあるあるの社員旅行があり、そこで両思い。
〜社員旅行の設定が出てくる作品の末路はハッピーエンドしかないのでここで見切りをつけました。
飛ばした間に、理事長とペク部長や社長の揉め事や、チーム長の不法行為があったんでしょうがそれこそ韓流アルダ(あるダ!)なんで個人的にはスルー対応をしました。
不遇の環境の主人公が努力で成功を勝ち取ることができたという結末は、当時どん詰まりの若者たちにとって希望を与えたのかどうかわかりませんが、2011年の放送以降韓国の雇用率は下がる一方で、大学を卒業してもチキン屋になるしかないというのが今のリアル。
総括
前述「視聴ポイント①」の件を念頭に、主人公イジメはあえて盛っている、顔や見た目で判断したり、紙切れ一枚で成りすましが通ってしまったりというのも全て皮肉を込めた演出であるというのを踏まえてみないと、単なるイジメや嘘つき(成りすまし)とかそういった部分が悪目立ちし不快に陥る可能性がある作品のような気がしました。
韓国のお茶の間が痛快と感じる “富裕層をぎゃふんと言わせ成功をおさめる” の典型物語なんで日本人はハマりづらいかもです。
外見で判断してはいけないかもですが、チャン・ナラのウィッグか地毛かわからぬヘアスタイルや、貧乏設定なのでファッションが貧乏くさいのが見ていてテンション上がらないし、恋の相手のチェ・ダニエルも豚足屋の息子らしく三枚目で良いかもですが、終始おちゃらけてシマリがない感じでこの辺も挫折の要因でございました. (;´・ω・)
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以上となります!
ファンの方には申し訳ないのですが、今後も視聴挫折シリーズは継続していきたいと思います。
今度ともよろしくおねがいします。