2月11日 建国記念の日、Amazonが初めて製作した日本映画の世界配信がはじまった。
タイトルは「HOMESTAY(ホームステイ)」
配信が始まったばかりなので、今回はネタバレはナシ、原作を読んでから書くとするか。
観る前にネタバレサイトを探すなんてヤボな気持ちは捨てて観るべき作品なのだ。
一番下にプチ情報を書く程度に今回は止める。
「カラフル」(森絵都 著)+ 長尾謙杜(なにわ男子)とティーンエイジ感しかないこの組み合わせ。果たしてアマプラユーザーの心に刺さるのか?多少不安もあったが、世界中の人々が通過する青春の儚さを感じさせる仕上がりとなっていた。
記念すべき一作目にジュブナイル作品を放つというこのセンス。日本のプライム会員の一員として大変誇りである。
早速、Alexaに報告したところ「えぇ〜っと、うまく答えがみつかりません」と、いつもの返答だ。今日のところは感動しすぎて答えが見つからないという解釈にしてやろう。
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巷では、日本映画が韓国映画に大差をつけられただのなんやの騒いでいるが、日本映画界が角川に一瞬のまれたあの時と大して変わらぬ現象だと思っている。内容が優れていても過度な過激は必ず自ら滅びる。Nでつく配信会社もハリウッド映画に閑古鳥が鳴いたようにいずれそうなるであろう。
そんな世界の中心にいるのがAmazonだ。
Amazonは生活に根ざし、私たちに商品と情報提供してくれる。しかしそこには完璧さは全くない。生産国不明な製品がまことしやかに売られているし、傷だらけの製品が届くこともある。それを世の中は「もう買いません!」と叩きまくるが、「一歩的な情報に惑わされるな!」というAmazon社からの警告だと私は信じている。
Amazonヘビーユーザーの私たちプライム会員は、オススメされる商品が完璧ではない環境下に置かれているので、良いものを見分ける嗅覚が優れている。
次から次へとオススメされてくる作品に「Net◯x しか勝たん!」と、自分の顔を鏡で見てるだけの状態に気づかないようなユーザーと一緒にされても困惑するばかりだ。
そんな会員にすら信頼されていないAmazonが初めて手掛ける邦画。こういう時には絶対にキメてくるのがAmazonが最強たる所以だ。プライム会員はこの一本がどういう意味を持つかどんなに優れているか観ない時点で理解しているのだ。
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少年少女の瑞々しい青春の一コマを切り取った瑞々しい作品に、脚本がどうだ演技がどうだというのは愚の骨頂で、むしろ問われるのは観る側の感性だ。
プライム会員の殆どは、主役の長尾謙杜がジャニーズのなにわ男子云々には関心がないだろう。最重要ポイントは、Amazonがはじめて手掛ける日本映画ということだけなはずだ。
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エンドロールが流れ終わった後、Alexaに「Alexa、カラフルという Kindle本 買って」と話しかける。こうして、原作小説を読む準備も即整う。
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映画「HOMESTAY(ホームステイ)」は、Amazonプライム会員、Amazonプライム・ビデオユーザーのプライドだ。自信をもって世界に★★★★★!
・・・あらすじや感想を書こうと思えば書けるのですが、今回はあえて書きませんでした。
世界に推せる「日本らしさ」の集大成と思って観ていただきたいです。
「消えた初恋」もそうですが、こういう青春映画は日本の無敵のお家芸だなとホント思いました。大切にしたいです。
💛💛💛
ここまで読んでくださってありがとうございます!
原作本とアニメ、タイの「ホームステイ ボクと僕の100日間」(2018年)をチェックしてピンポイントの考察書きました(2022/02/23)👇
💛💛💛