日感アルダ

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BIGBANG新曲「春夏秋冬(Still Life)」考察〜静物画(スティルライフ)をどう鑑賞するか?

※2022年4月9日の文章を4月14日に改稿しました。

2022年4月5日、4年間の沈黙を経てBIGBANGが新曲「春夏秋冬(Still Life)」をリリースしました。

この日は、二十四節気のうち5番目の季節である「清明」に当たる日で、空が徐々に澄んでいくという意味を持った言葉でもあります。

現在、発売から10日が経過し、日韓のファンによる考察も増え始め、様々な解釈を目にするようになったのですが、共通しているのは彼らとともに『春夏秋冬』を過ごしてきた当時の思い出が語られていること。

そして分かれる論議は、今後の活動。

日本や諸外国では今でも5人での活動の期待値が根強くエネルギーが絶えないのですが、韓国のファンの考察の多くは静かに受け留め、楽曲の空気感から彼らの意思を尊重するといった雰囲気でした。

ジャケット写真がビートルズの最後のアルバム「Let It Be」のオマージュであることは見ての通りなのですが、四人を縦横に分ける線の着地点を、東西南北と解釈し「それぞれの道をいくであろう」との考察や、ただただ感謝と涙しかなかったとの感想もあり、そういった方向で受け留めている声が多数。

世論へ配慮しながら、言葉を選び書き記している韓国ファン達のブログは愛に満ち溢れていました。

「Still Life」は『静物画』

“Four seasons with no reason."

そのとおり受け留め、またいつの日か新しい絵が届くのを楽しみに、これからの日々をあたたかく見守ろう。色々突き詰めていくと、生きてくれているだけで有り難いし、前向きになってくれている様子が伺えただけ良かった。と、思いました。

彼らには“往復船”の造船意思があるので、こちら側も帰還のための新しいより良い港作りを始めなくてはなりませんね。

一隻でも複数隻でも帰ってこれる&帰ってきたい魅力ある港と港街に。

そんなことを思いつつ、、、

喜びや悲しみよりも、ただただ感慨にふけっておりました。

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韓国の方の中にもこの黄色いお花がペンライトに見えたという声ありました。

※ここまで結論づけるのに、色々楽曲考察をしました。
下記ページに色々書いています。

BIGBANG新曲「春夏秋冬(Still Life)」考察〜誰も座らない4脚の椅子

BIGBANG新曲「春夏秋冬(Still Life)」考察〜G-DRAGONの椅子 

BIGBANG新曲「春夏秋冬(Still Life)」考察〜T.O.Pが雪上に残した立て看板

〜以上、世間の批判に気を使い喜びを大きく表現することを控える韓国と、素直に復帰を盛大に祝える日本&世界の温度差を感じながらブログを書き直しております。

韓国も日本も、そして世界も、ひとつの時代の終焉。
遅れてきた世紀末を迎えているのが今のような気がしてきました。

 

 

青春、アンニョン。
新しい時代、アンニョン。

さようなら、こんにちは。