日感アルダ

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「金よ出てこい、コンコン」配信先は?あらすじ概要&キャスト相関まとめ(ネタバレ結末記載)

こんにちは、ぷんおです!

パク・ソジュンが出演している「金よ出てこい☆コンコン」全50話、雑ですがネタバレ&ザクザクっと設定を中心に書きました。

※「チャンネルK」で配信が始まったようなので2022年3月に書いた記事を更新しました。(2022年5月23日)

※「LaLaTV」で再放送、「GyaO!」の無料放送(22年7月末まで)が始まりました。(2022年7月25日現在)

作品を視聴するには?

「dTV」の会員見放題枠に安定して入っています。CSでは「LaLaTV」が不定期再放送。「GyaO!」では定期的に無料枠(会員登録不要)に入ることがあるのでこまめにチェック推進です。
最近、アマゾンプライム会員になると登録できる有料チャンネルの「チャンネルK」でも取り扱うようになりました〜。

基本情報

原題:「금 나와라 뚝딱!」
放送:2013年4月6日~2013年9月22日(MBC)週末ドラマ 全50話
演出 : イ・ヒョンソン
脚本 : ハ・チョンオク

キャストと各家のネタバレ紹介

本作の主人公

チョン・モンヒ(ハン・ジヘ

30歳。職業はアクセサリーの違法露天商。
チョン家の長女だが実は養女(母親の高校時代の亡き親友の娘)。生き別れた双子の姉のユナの夫ヒョンスとの出会いでそのことが発覚していく。
父親が早期退職。住宅ローン返済と弟妹の学費捻出のため美術大学を中退。露天商のかたわら独学でジュエリーデザイナーを夢見る日々だが先は全く見えない。妹モンヒョンの結婚費用を用立てるため、偶然知り合った宝石商の御曹司ヒョンスと彼のセレブな妻のユナになりすます契約をする。いっときのつもりであったが互いにやめどころを見失い2人は契約を続けることとなる。ヒョンスにデザイン学校に通わせてもらったことがきっかけで更に話はこじれ、自身の家族や周囲を欺かねばならぬ状態が増える。
前半ヒョンスとモンヒは恋愛関係に発展しうまくいきそうな兆しはあったが、ユナの再登場により、2人の関係性は義理の兄妹とビジネスパートナーとして変化していく。
モンヒはジュエリーデザイナーとしての夢を叶えることができた設定だが極めて描写が薄いというか雑。

「パク家」ノーブルダイヤモンド

パク家 長男夫婦

パク・ヒョンス(ヨン・ジョンフン)

34歳。有名高級宝石店「ノーブルダイヤモンド」の御曹司。直系長男であるが、幼い頃に実母に代わりに家に入ってきた継母ドクヒ(実際はパク家の籍に入っていない)に虐げ育てられる。政略結婚でユナと愛のない結婚。愛のない日々を過ごす。離婚寸前状態のところにユナと瓜二つのモンヒと知り合い考え方が一変する。家業に興味がなかったが復讐が芽生え、それが事業に対する興味へと繋がる。後にイタリアに留学。スタイリッシュな姿で(?w)帰国後自分の会社を立ち上げ父に対抗しようとするが、最後は家族兄弟と和解。実の母に再会を成し遂げノーブルダイヤモンドの後継者となる。
イタリア留学後のファッションセンスの変貌ぶりに注目!

ソン・ユナ(ハン・ジヘ2役)

30歳。ヒョンスの妻。米国在住の韓国人資産家の元に養女として育つ(海外養子)。超ワガママで激情的で変わった性格。パク家の人々は会社に多大なる融資してくれるユナの実家のことがあり彼女の行いに強く言えない。
ヒョンスとの夫婦関係は完全に冷めており、1話で離婚を突きつけ突然失踪。後になぜか出現。たった一人の血縁モンヒと再会し、家族に対する考え方や接し方が変わっていく。自分の不在中のヒョンスとモンヒの関係性を知り嫉妬するが、かけがえのない妹であるモンヒを責めることは結果しない。
性格の悪さは寂しさの裏返し。最後はヒョンスにベッタリとなり立派な長男の嫁化します。

パク家 次男夫婦

パク・ヒョンジュン(イ・テソン)

32歳。パク家の次男で母親はドクヒ。兄弟の中で仕事に一番熱心。籍の入っていない母の期待に応えるのは自分が家業を継ぐことだと信じてやまない母親思いの野心家。母の悪巧み、妻ソンウンの悪事や過去の隠し事、、、最後は兄をかばい交通事故で意識不明と翻弄されっぱなし。

ミン・ソンウン(イ・スギョン)

30歳。 ヒョンジュンの妻。ノーブルダイヤモンドのデザイナー。夫を後継者にするためにドクヒと組み、意地の悪い数々の罪を重ねる日々。モンヒと同じ大学出身。モンヒの彼氏のサンチョルを略奪し、モンヒを侮辱し傷つけたエピソードがある。モンヒと互いの存在に気づいたのはモンヒョンの嫁入り後。ユナになりすましたモンヒと水面下バトルが始まるが、勘の良い夫のヒョンジュンは徐々にソンウン疑いを持ち始め、サンチョルとの過去や隠し子アルムの存在を突き止める。さすがに夫に愛想を尽かされるが、最後はなぜか丸くおさまる。

パク家 三男夫婦

パク・ヒョンテ(パク・ソジュン)

29歳。典型的な放蕩息子。パク家主人のスンサンの二番目の妾ヨンエの息子。家庭に居場所がなく飼い殺し状態。宝石店に古くから勤めるモンヒの母の繋がりで、モンヒの妹のモンヒョンと見合い結婚。結婚前から交際していた彼女ミナがいたが、モンヒョンとの関係が良好的になり別れを切り出す。その彼女が実は韓国有数のソンサン財閥会長の妾の娘。財力を武器にモンヒョンを切り離しにかかり、パク家もそれに応じモンヒョンと別れさせようとするが、ヒョンテは実家を捨てチョン家へ駆け込む。バイトもしたことがなかったヒョンテがなんとチキン屋でバイト。やがてモンヒョンが妊娠したことでパク家へと戻る。最後はノーブルダイヤモンドへ販売員として入社。

チョン・モンヒョン(ペク・ジンヒ)

25歳。音大を卒業後、虚栄心の強い母の期待と一家の貧困の一発逆転を一身に背負い、条件の良い家柄へ嫁ぐため見合いの日々。ヒョンテに彼女がいることを承知した上で、一家を安心させたいがために結婚。ヒョンテの彼女のミナが財閥の娘と発覚し、離婚を考えるが、ヒョンテがガンと応じず2人で実家へ。地味めな性格ながら芯が強い。ドクヒやソンウンにイビられるが、義父のスンサンや義母にあたるヨンエには可愛がられる。男の子を出産。

パク家 親関連

パク・スンサン(ハン・ジンヒ)

65歳。ノーブルダイヤモンドの社長であり、3兄弟の父親。鍾路の小さな宝石店を国内有数の宝石会社へと発展させたビジネス手腕の持ち主。(父親か祖父が細工職人)
事業発展のために可愛がっている三男息子ヒョンテの嫁モンヒョンを切り捨てようとするなど冷酷な面があるが、それも家族や従業員の生活を思えばこそ。
ヒョンテの愛人ミナの父であるソンサン財閥の会長からの提案は、ミナと結婚することで念願の百貨店の出店への約束と資金援助であったが、結果夫婦が別れなかったため、会長に頭を下げる形となる。しかし、その面会時に出店のビジネスチャンスつかみ、ソンサン百貨店への出店をモンヒのデザインを持って勝ち取る。
後半ドクヒの悪行が障り倒れる。本妻のジンスクと再会和解し。ヒョンスの社長就任式では社長夫人として同伴させる。

チャン・ドクヒ(イ・ヘスク)

57歳。次男ヒョンジュンの母。籍は入っていないが世間的には正妻の立場。元々家柄のよい育ちだが実家は事業に失敗しており帰る家はない。正妻のジンスクに不倫疑惑の濡れ衣を被せ、家を追い出しその座を奪った形。お手伝いは雇わず家事全般をこなし一家を支配している。後半、正妻のジンスクをハメた相手に金銭的にゆすられ、それがスンサンにバレれ愛想を尽かされる。息子ヒョンジュンだけでもなんと会社で地位に留めたと思い、長男ヒョンスの運転する車のハンドルを奪い交通事故死を試みようとするが、ヒョンジュンに先回りされ、逆にヒョンジュンの車が大破し意識不明に。家は出されたが、お手伝いさんという切り口でパク家に戻りスンサンも受け入れたようだ。

ミン・ヨンエ(キム・ボラ)

53歳。三男ヒョンテの母。愛嬌があるが水商売の出。学歴も教養も品もないためにパク家では居ないものとされている。パク家のお金で別宅で悠々と生活しているが寂しさが募る日々。モンヒョンの嫁入と彼女の気遣いでパク家本家に居場所を発見していく。

ジンスク(イ・ギョンジン)

長男ヒョンスの母。家を出た後、中華まんじゅう屋を経営し生計を立てていたのをヒョンスによって発見される。誤解がとけ最後はヒョンスとユナのマンションで三人で同居。

「チョン家」モンヒの実家

チョン・ビョンフ(キル・ヨンウ)

チョン家の家長。大卒であるが早期退職をしたため無職に。妻のシムドクへの経済依存度が高く義理の母に頭が上がらない。特に日中は義母と過ごしづらく内緒でマンガ喫茶に通う日々。プライドを捨て運転代行で日銭を稼ぐようになる。

ユン・シムドク(チェ・ミョンギル)

モンヒの育ての母であり、モンヒョンとモンギュの実母である。高卒でスンサンの営む鐘路の宝石店に入社。販売から経理までこなす実力派。現在のノーブルダイヤモンドの店舗でも現役としてバリバリ勤務。
高校時代の友人の亡くなった双子の娘のひとりをひきっとったのがモンヒ。モンヒには養女であることを内緒で育てていたが、他2人の実子と扱いに差が生じているのが事実。
女性の社会進出、嫁姑、息子問題その他諸々、、、様々な矛盾要素がシムドクに集中。

チョン・モンギュ(キム・ヒョンジュン

27歳。チョン家の長男。モンヒの弟でモンヒョンの兄。大学を卒業したが、就職が決まらず大学院へ。バイト先の化粧品店で、孤児院出身のミンジョンとの知り合い意気投合。2人でモンヒ屋台を受け継ぎ働いているうちに仲が深まり子供を授かるが、母のシムドクから猛反対される。最後に就職が決まりシムドクも納得。

その他の登場人物

モンヒョンの家「チョン家」には6人が生活している。
(モンヒョンの父ビョンフンと母シムドク、モンヒョン、モンギュ、モンヒの3人兄弟、母方の祖母グァンスン)

近くに父ビョンフンの弟ビョンダルとその妻が営む飲食店があり交流がある。途中、ビョンフンの両親が登場。特に母親は、姑としてチョン家に居座り、学のないシムドクとその母にイヤミを言う。

モンヒの元彼サンチョルは元彫金師でその後お花屋さん経営。パク家次男のヒョンテが妻のソンウンの遊んでいた過去と隠し子アラムの件に気づき、途中登場。その件でソンウンがアラムを誘拐。その後サンチョルは病気になり、アラムはパク家に引き取られる。

あらすじネタバレについて

KTVの下記リンクあらすじ内容で十分かと思います。

前半はモンヒの「なりすまし」にまつわる話。当時の社会風刺をまじえながら、嫁姑問題をおりまぜ格差問題の描き。格差を越えてモンヒとヒョンスが結ばれるのかとおもいきや、ユナが舞い戻り養子問題の悲しさが醸し出され、各家の姉妹たち兄弟たちの絆がクローズアップされ、一気にファミリードラマ化していきます。そしておきまりの復讐、交通事故、誘拐、病気、チキン屋、間接広告、、、と、韓国ドラマあるある設定の渋滞となります。

見どころはどこか?見る価値はあるか?

パク・ソジュンファンであれば、パク・ソジュンが初期からずば抜けて芝居がうまかったということを確認できるので観る価値あるかと思いますが、全50話ととにかく長い!

個人的には、モンヒの家の婆さんたちのホームコメディなやり取りを倍速飛ばししながらなんとか観終えた感じでした。

それ以外の部分の期待度は正直ないかも、、、

意外な設定やドロドロしたところも多いのですが、基本ホームドラマなので最後はまるくおさまる感じです。

イメージ的には、カン・ドンウォンの「1%の奇跡」(2003年)の後半、一気にホームドラマ化していくのに近いものがあるかと思います。

主役のモンヒが、ジュエリーデザイナーとして活躍するシーンがあれば「おすすめします!」って言えるかもですが、後半ハン・ジヘの2役がキツかったのかなんなのか、モンヒの存在感が完全に薄れ「主役って結果、だれ?」みたいな感じになっちゃてました。

まとめ

繰り返しになりますが、起き上がった揉め事がひとつもなかったのごとく、びっくりするくらい絵に書いたような無理やりなハッピーエンドとなります。

終わり方もスポンサーを立てるためなのかなんなのか、なぜかキャンプに出かけ、アウトドア用品やウェアが長写しになりつつ、3兄弟がそれぞれの配偶者と手をつなぎ並び歩き、それぞれの思いを語り、、、川に入り水の掛け合い。

それを遠巻きにモンヒが満足そうにみつめ、自分の努力を回想し、自分の夢も叶い良かった〜というような感じなのですが、実際どう成功したのかサッパリイメージがわきませんでした。

ウチのテレビや周辺機器が壊れてシーン抜けでもしたのかなぁ?一瞬本気で疑った作品でした。

そういった意味では、やはり見どころありなのかも❓❓❓

〜以上となりますお付き合いいただきありがとうございました。