日感アルダ

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韓国映画『サッド・ムービー』(새드무비)あらすじ・感想〜OSTを聴きながら鑑賞記録

こんにちは!ぷんおです。

本日は『サッド・ムービー』(2005年)の鑑賞記録です。

なぜこの作品を、今あえて観たのか?それはOSTに秘密があります(後半に視聴リンク含め記録)。

さあ、今日も元気に書いていきます!
1、2、3、ダー!!!

作品を観るには?

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概要

2006年に日本で公開された韓国映画(韓国公開は2005年)。
大ヒットした『頭の中の消しゴム』の流れで2005年の釜山映画祭で注目され、日本、香港、シンガポール、マレーシアなどアジア4カ国で契約公開。製作費30億ウォンを上回る収益を記録。全体興行収益は31万4392ドル以上。

登場人物とあらすじ

4組の様々な立場のカップルが微妙に絡み合い織りなす物語。

※以下ネタバレ含む。ぷんお主観まとめです。『サッド・ムービー』のタイトル通り最後は悲しい結末となります。

消防士と手話通訳士

消防士のジヌ(チョン・ウソン) は、恋人のTVニュースの手話通訳のスジョン(イム・スジョン)に指輪を買ってプロポーズの機会を伺う不器用な男。
緊急性を要しいつも危険と背中合わせのジヌの仕事にハラハラしながら毎日のニュースを手話で報じるスジョンは、肝心な気持ちを言葉にすることがうまくできないでいた。
お互いの気持ちを再確認し後はプロポーズ、、、そんな矢先スジョンが報じる速報は最悪な内容であった。

別れさせ屋とスーパーのレジ店員

スーパーのレジの店員のスッキョン(ソン・テヨン)は、お客の幸せそうなカップルに憧れる日々。ついに甲斐がなくいつも金コマのボクサーの彼氏のハソク(チャ・テヒョン)を思いっきり振る。
ハソクはインターネットを使って「別れさせ屋」をはじめる。仕事が起動に乗ってきてスッキョンに再度気持ちを伝えるがつれなくされ、仕舞にはスッキョンから自分への別れ話の依頼を受け完全に仲が終わる。
仕事を辞めようとしたとき最後に舞い込んだのは公園で出会った小学生の男の子からの依頼。「別れたくない」というメッセージを伝えてほしいとのものだった。

遊園地のキャストと似顔絵画家の男

遊園地のキャスト(ラガディ・アンの着ぐるみの中の人)として働くスウン(シン・ミナ)は、姉のスジョンとジヌの進展しない仲をヤキモキしている。
遊園地の似顔絵描きのイケメンのサンギュ(イ・ギウ)に恋をするが、聴覚障害で頬にアザがあるスウンはなかなか着ぐるみを脱ぐことができない。
一方サンギュも気ぐるみの中の人(スウン)に興味を持ち恋めいた気持ちになる。
スウンは姉とキャスト仲間に背中を押され留学前のサンギュに似顔絵を描いてもらうことになるが、、、。

ワーキングマザーと息子

インテリアデザイナーで多忙のジュヨン(ヨム・ジョンア )は、学校で問題を起こしてばかりの小学生の息子フィチャン(ヨ・ジング)に手を焼いているが夫は無関心。
ジュヨンは深刻な病におかされ入院。怪我と聞かされたフィチャンは毎日ママの顔を見ることができると喜ぶが、ガンであることを知る。

ぷんおの感想

私の頭の中の消しゴム』(2004年 日本公開2005年)の主役チョン・ウソン、ドラマ『ごめん、愛してる』(2004年)のヒロインのイム・スジョン、『猟奇的な彼女』のチャ・テヒョン、『美しき日々』の室長の妹役シン・ミナ
そうそうたる顔ぶれ(当時全員サイダス所属)なのですが、印象に残る作品かどうか?と問われたら微妙と答えるしかない作品かも。

手話や消防のシーンなどキャストの事前準備がかなり大変だったろうなーと感服するのですが、全体的に「どっかで見たことある?!」(ラブ・アクチュアリー恋する惑星とか)といった感じでした。

〜思いを「伝える」こと(内容やタイミングなど含む)が共通のテーマであるような感じもしたのですが、主旨がなんなのかわからなく検索してみたのですが、それに触れた韓国本国の記載記事は見つからず、、、内容というよりは全体の構成や設定の面白さになるのかな?といった感じでした。

あ、イ・ギウ、先月(2022年9月24日)に結婚したとのこと。どうしてるかな?と思い検索したらネット記事になってました。偶然!

〜ということで、本日もお付き合いいただきありがとうございました。
思いはしっかり自分の言葉でタイミングを逃さないよう伝えたいものですね。

基本情報

監督:クォン・ジョングァン
脚本:ファン・ソング
出演:チョン・ウソンチャ・テヒョン、イム・スジョン、ヨム・ジョンア、シン・ミナイ・ギウ、ソン・テヨン、ヨ・ジング
音楽:チョ・ドンイク
撮影:キム・ビョンソ
配給:ロッテエンタテインメント
日本:ギャガ
公開:2005年10月20日(韓国)2006年11月11日(日本)
上映時間:109分

 

+++以下番外+++

「10월」とチャン・ピルスン

👇「10월」SpotifyアプリDL済みの人はクリックで視聴できます。

この作品が公開されたのは2005年10月20日(韓国)です。
劇中の楽曲(OST)、チャン・ピルスン(장필순)の「10월」(10月)が印象的で、それから彼女の曲をよく聴くようになりました。

歌詞の和訳って文節の区切りで意味が全然変わって難しいので雰囲気で聴いています。

「10월」

까르르르 웃을땐
새하얗게 눈부신
살짝 드러나보이는
여린 이가 너무 예뻐 넌

여름내내 까맣게
그을린 네 발등엔
선명한 샌달 자국이
바람처럼 시원해 보여

짙고 푸른 바닷가
언덕위에 오르면
날개처럼 옷이 펼쳐지네...

날아갈듯이 떠오를듯이
새차게
여름내내 까맣게
그을린 네 발등엔
선명한 샌달 자국이
바람처럼 시원해 보여
짙고 푸른 바닷가
언덕위에 오르면
날개처럼 옷이 펼쳐지네...

〜以下Google翻訳&適当解釈
ーーーーー
キャッキャと笑い 真っ白で眩ゆく 少しのぞく か細い(君の足)は綺麗だ。夏中黒くなって日焼けした 君の足は (白く)鮮やかなサンダルの(日焼け)あとが風のように涼しく見える。
濃青のビーチ 丘の上に登ると 翼のように服が広がるよ...
飛ぶように浮かぶように 新鮮に。

🎶パーパーパ パーパパパパー パーパーパ パーパパパパー   🎶
ーーーーー
こ〜んな感じの歌詞の内容かな?と勝手に思い聴いています。

彼女の政治思想とか日本に対する気持ちは知りませんが、現在は済州島で彼氏とお住まいのようです。
2012年でリリースは止まっているのですが、その仕事が盧武鉉大統領の追悼アルバムということでした(笑)