第28回(2016年)の東京国際映画祭<日本映画スプラッシュ部門>に選出された作品だそうです。
今泉力哉監督作品です!
基本情報
題名:「知らない、ふたり」
韓題:「좋아해, 너를」
公開日:2016年1月19日 (日本)
監督: 今泉力哉
脚本: 今泉力哉
キャスト・プロット
レオン(レン)
韓国出身。靴修理店勤務。
2年前荒川が巻き込まれた交通事故が自分の不注意がキッカケで起きたと思い込み、自責の念で人とのコミュニーケーションを避けて毎日を過ごす。昼間のベンチで寝ていたソナに一目惚れ。ソナの帰りを毎日後から尾行する。
小風秋子(青柳文子)
靴修理店勤務。レオンの同僚。
サンスにラブレターを貰うが、同僚のレオンのことが好き。仕事帰りのレオンを家まで尾行する日々。サンスの好意は受け取れないが良好な関係を築く。
サンス(ミンヒョン)
ソナの靴修理に訪れた店の小春に一目惚れ。加奈子の日本人学校の教え子。ソナの一目惚れ相手を小春とともに三人で探す。
ソナ(韓英恵)
ジウに振られた数時間後、レオンに恋をするが彼の顔は知らない。
サンスと同じコンビニ勤務。
ジウ(JR)
ジウの彼氏だったが、加奈子先生に思いを寄せ告白するが振られる。
荒川(芹澤興人)
レオンが居合わせた交通事故で車椅子生活を余儀なくされる。婚約者の加奈子の負担になってはいないかと悩む。加奈子と事故現場に居合わせ目撃者になってくれたレオンのことをいまどうしているか?(罪悪感を抱いていないか)優しく思う。
加奈子(木南晴夏)
日本語学校講師。荒川の彼女。荒川が車椅子生活になっても変わらぬ愛。
制作の経緯と感想
下記記事の引用通り『NU'EST』ありきだったようです。
こういうように堂々と記事になってるの初めて読んだのでちょっとビックリしました。
日本のアイドルなんかも売出しのタレントに合わせてというのはあると思うのですが、『今泉監督』にお願いしたというかなんというか、、、
どういういきさつだったんでしょうね?
―― 今回の『知らない、ふたり』という作品は、どのように発想されたのでしょうか?
今泉:最初に「NU'ESTというグループのメンバーで映画を作ってください」というお話をいただいて、一度メンバーの方とお会いして小一時間くらいお話をさせてもらったんです。そこでひとりひとりのキャラクターを見たりしながらお話を考えていくところから始まりました。それから、いままでの自分の作品もそうなんですけど、群像劇だったり恋愛ものではあってもオーソドックスな恋愛ものとはちょっと違うことをやりたいなと思っていたんです。もちろんオーソドックスな「誰かと誰かが出会って結ばれるかどうか」みたいな部分もあるんですけど、想いの差とかすれ違いとか、そういうことをやりたいという意識があって、それについて作ってみたというのが着想でしたね。
〜以下省略(全文は下記リンク)
引用:fjmovie|『知らない、ふたり』今泉力哉監督インタビュー
ラストはこんな感じ
レオンとソナは互いに好意を持っているということに気づき、レオンは勇気をもってソナに告白します。
ぷんおの感想
日韓合作じゃないので「韓国らしさ」は出す必要はないと思うのですが、初っ端の事故が自分のせいと自責の念にかられて縛られるという設定がちょっと無理あるなぁと思いました。
そのせいで日本に夢を持ってきたと思われる主人公の思いが伝わってこず残念感がありました。
〜以上となります。