日韓アルダ

近くて遠い国!韓国文化を映像から考察〜ジャニーズ文化もウォッチ

韓国映画「MASTER/マスター」あらすじ・感想〜マルチ商法にご注意!

どうも!ぷんおです。

西山ファーム事件っていうんですか?
紗栄子氏が広告塔のフルーツ農園投資詐欺(合ってる?)

SNS上で一方的に騙される系の詐欺かと思っていたのですが、どうやら他の人を勧誘すると紹介料が入るシステムでユーザーを増やしていったマルチ商法であったことが判明した模様です!

この事件で思い出したのが「MASTER(マスター)」!

イ・ビョンホンの超胡散臭いカリスマ詐欺師っぷりが見ものです。

この作品、制作費もかかってるしアクションもスゴいのですが、個人的には実話ベースというところが興味ポイント。

今回はそのへんの話を交えつつ、おさらいして行きたいと思います。

基本情報

公開:2016年12月21日 (韓国)  2017年11月10日(日本)
原題:「마스터」
監督脚本:チョ・ウィソク

主要キャスト

チン・ヒョンピル(イ・ビョンホン

f:id:punwo:20211024220637p:plain
韓国全土に数万人の会員を持つ巨大投資(マルチ商法)会社「ワン・ネットワーク」カリスマ会長。
巧みな話術で架空で金を動かし財界にも人脈を持つ。

キム・ジェミョン(カン・ドンウォン

f:id:punwo:20211024220644p:plain
知的犯罪捜査課長の刑事。
ワン社の裏に潜む裏金や政治家や官僚との深い関係を疑いチン会長を半年間追い続けている。

パク・ジャングン(キム・ウビン)

f:id:punwo:20211024220655p:plain
天才ハッカー
チン会長の側近であったが、キム刑事に司法取引(裏帳簿と引き換えに減刑)を持ちかけられそれに承諾しチンの目を盗んで情報を集める。

プロット

マルチ商法(悪徳)で巨富を築き、政界官僚までにも影響を与えるチン会長。彼を追う知能犯罪捜査官のキム刑事は、会長の側近の天才ハッカーのパクに捜査への協力を承諾させ検挙のチャンスを狙うが、パクの裏切を察知したチン会長は巨額の資産とともに姿をくらましてしまう。

半年後、チン殺害のニュースが韓国中を駆け巡るが、キム刑事は捜査を諦めずチン会長を追う、、、

作品の元ネタ実在の事件とは?

「チョ・ヒパル医療機器レンタル詐欺事件」(未解決)が元ネタ。

高額なマッサージチェア(約44万円)を会員に売りつけ、会社が代行でリゾート施設や健康ランドなどに貸出す契約をし、そのリース金で会員が儲けを得るというシステム。

預けるだけで8ヶ月で141万ウォン(約14万円)の儲けがあったとの噂も飛び、それを信用し欲に目がくらんだ人々が次から次へと私財を投げうって、このおいしい投資話(オーナー商法)に飛びついたそうです。

会員たちの紹介勧誘で次から次へと子(新規会員)を増やし、その出資金で会社は運営維持という典型的なネズミ講スタイル。

会員が増えるに連れ、不審に思う声も出てきたが適当にごまかしつつ、裏で資産の現金化を進めていき、ある日突然社内のコンピューターシステムをシャットダウンさせ、チョ氏は大金を持って中国に逃亡。

2004年から8年の間で会員3万人からなんと4兆ウォン(日本円で約4千億)も巻き上げたそうです。

肝心のマッサージチェアですが、帳簿上では94万台とのことですが実際は900台位しかなかったとのこと(笑)

現在、チョ氏は死亡したということになっていますが、未だに生きているとかという噂があるそうです。

ストーリーの結末は?

実際の事件は未解決ですが、韓国作品らしく典型的な勧善懲悪なオチとなっています。

チン会長を見つけ出し、街中をぶっ壊しながらのドンパチカーチェイスの末の逮捕。

会長を検察に突き出す前に、パソコンでカタカタと資産を被害者の口座に一斉返金捜査をし、大損した被害者たちもめでたしめでたし。

ラストシーンは黒塗りの警察車両が何台も連なり国会議事堂へ向かうというオチとなっております。

感想と感動ポイント

スゴいなぁと思ったのはお金のかけ方やカーチェイスでもアクションでもなく、イ・ビョンホンの胡散臭さでした。

イ・ビョンホン、カン・ドンウォン、キム・ウビンら共演!映画『MASTER マスター』予告編 - YouTube

f:id:punwo:20211024235528p:plain

ストーリー的にはどうだったかというと、前述の通りの勧善懲悪で、詐欺行為も悪いけどそれに絡む腐敗した政官財界とか、、、ビョンホンはじめとする3人の生い立ちが貧しくそこから互いに精神的に支え合い(依存)成り上がった感とか、、、被害者(貧困による欲が招いた被害でもある)とか、、、

そんな感じでめっちゃ韓国ドラマあるあるパターンでした。

最近の韓国マルチ商法事情

韓国語でマルチ商法は「다단계」(다단계 판매:連鎖販売取引)といいます。

ちょっと気になり最近のニュースを調べてみたのですが、コロナ禍で打撃を受けているニュースやトラブル記事が見かけられました。

昨年の記事になりますが、高齢者向けの健康食品訪問販売会「リッチウェイ」の会場に人を集めて販売活動をしてコロナ感染爆発させたとか、、、
こういったスタイルをとる会社は経営が大変なようです。

まとめ

ということで、作品以外の点に興味が行ってしまいました(笑)

Filmarks(レビューサイト)なんかに書いているみなさんの評価と全然違う着目と感想になっているかと思いますが、感想は人それぞれ。

これからも自分の感じたことや思ったことをブレずに書いていきたいと思います。

本日もお付き合いいただきありがとうございます。