こんにちは、ぷんおです。
コロナ禍を経て、2023年3月4月と久々に韓国に行ったのですが、、、
「明洞」の屋台が色々とヤバかったのでレポートです。
他のエリアの露店や屋台も見てきましたが、明洞は本当にヤバいです。
👇2023年の韓国旅行記です
多国籍化しすぎて韓国風味ナシ
おでん、ホットク、トッポギなど。馴染みの味の屋台の数は目減り。
その代わり、牛肉の串刺し、ラムの串刺し、鶏の串刺し、ソーセージの串刺し、すりみの串刺し(串刺しだらけ)、成型肉(クズ肉を粘着剤で固めたもの)のステーキ、ロブスター、エビ、カニ、イカなどを焼いたり揚げたもの、餃子や蒸し物(韓国風ではなく中国風)など多国籍なラインナップ。
なぜか店員さんも多国籍で東南アジア?中東?中国人ぽい人が結構いました。
激混みで食べる場所がない
ひと昔前は、日本人・中国人を中心にアジア系の観光客でいっぱいでしたが、それ以外の国(人種)の方々が姿が目立ち大変グローバルな雰囲気。乙支路側の入口(明洞聖堂に繋がる道)には観光バスが乗りつけられ団体客がたむろしていました。
人混みのピーク時には食べ物を持って歩ける状況ではありませんし、食べるためのスペースも用意されていません。
高額すぎる食べ物
とにかく高い!10,000ウォン(約千円)以下で買える屋台を見つけるのは至難の技。
いくらインフレだといってもこれは高すぎる。(元々の価格設定がボッタクリ)
👇これらの商品が以前と比べどのくらい値上がったか?のニュース記事
汚い!汚すぎる
南大門市場、東大門市場、鐘路3街、広蔵市場などの屋台をウォッチしましたが、明洞の露店屋台は裏側が見えるせいもあり、その汚さ・乱雑さが目立ちました。
どうみてもヤバい衛生面
積み重なったダンボール箱の中には調理前の冷凍状態と思しき串刺し肉、焼く前の味付けイカと思しきタッパ、貝殻のついたホタテなどとあげればきりがない。腐敗の進行度が高い食材やポリタンクに入った水が無造作に置かれていました。
夏場はどうしているのか?腐敗しない魔法の粉でもふりかけるのか?保健所は指導しないのか?
以上の画像で明洞の屋台の衛生状態をだいだい察していただけるかと思います。
とにかく危ない!危険がいっぱい
食品の衛生面よりも、通行人の足に引っかかりそうなコードの多さや、火気に対する危機感がないのに驚きました。
人が通る通路に鍋やフライヤーがあるのは本当に理解できません。(通れないようにブロックするかシールドを設置すべきでは?)
観光客の安全を全く担保していないと言っても過言ではないかと思います。
明洞以外の屋台の様子
久々に韓国ソウルの街を歩くと、以前よりも観光客の通行に配慮した屋台が目立ちました。
鐘閣の「青春通り」は、道路のセンターに屋台を配置し整備されていました。(整備によって失ったものも当然あるでしょう)
街なかには、店先を開放して(オープンテラス)テーブルや椅子を配置し飲食ができる工夫がされている魅力的なお店がたくさん増えていました。(地域経済の活性のため法を緩和。厳しい規則や罰則をきちんと設けているそう)
「鐘路3街」の屋台やポジャンマチャは、背を車道に向けて設置したり、荷物がはみ出さないよう整理したりと、通行の邪魔にならない配慮がされており安心して街を歩けました。
また、食材を野ざらしに積み上げて不衛生と感じた「広蔵市場」(韓国最古の市場)もよくよく見ると、通行人が通る場所には火気類は置かないなど最低限の常識は守られているしボッタクリの店も思ったより少なかったですが、夏場のことを考えるとここの市場も食あたりのリスクはかなり高いかと思います。
ぷんおの感想
他のエリアの露店や屋台は良くなる一方なのに、なぜかこの明洞だけは相変わらず同じどころかどんどん悪くなっているようにしか見えませんでした。(2016年6月に衛生面や安全性の義務制度がもうけられたのに)
露店や屋台の雰囲気に酔いしれている観光客の高揚感をいいことに、こういった不衛生な食べ物やコピー商品を今もなお一等地のど真ん中で堂々と販売しているのにも驚きました。
衛生状態は画像の通り極めて悪く、なにが混ざっているのか?原産地はどこなのか?不気味でなりませんでした。
材料の保管状況も劣悪で、数時間しか保冷力が保てないクーラーボックスに保存していたり、冷凍した商品をそのまま店先に積んで見栄えとともに解凍を兼ねたりと本当にひどかったです。
屋台は賑やかしにはなりますが、このように度が過ぎると明洞全体の食のイメージの悪化に繋がらならないかと心配になります。
家賃を払って納税をして食を提供してくださる実直なお店がある一方、こうした無店舗で衛生状態も気にせず運営している屋台が改善する様子も減る様子も全くないので不思議でなりません。
明洞の屋台の衛生面を気にされる方はきっと多いかと思います。
食べるのは個人の判断なのでなんとも言えませんが、食べて食あたりしなくても、その食べた物は非常に不衛生な物であるということは事実であるかと思います。
また食べ物を購入しても、写真の通りの人混みなので歩きながら食べるのは至難の業。歩道の隅っこに座り込んだり路地でひそひそと食べねばならぬ現実が待っています。
個人的なおすすめとしては、早めにご飯を食べてお腹いっぱいになってから夜の賑やかな雰囲気をワイワイと楽しむ。もしくは屋台が並びはじめ日暮れ時の時間の様子を眺め楽しんでご飯を食べに行くといった感じでしょうか。
食べたいけれど心配な人は、屋台の裏にまわってどのような環境で作られているのか、食材の管理はどうなのかを確認してみればご自身で判断できるかと思います。
屋台で食べなくても近隣のカフェでアイスアメリカーノを買って飲みながら歩くだけで明洞気分は十分満喫できそうな気がしますよ。
歩く際は道端のコード、屋台と屋台の間の鍋やフライヤーに引っかからないように。そして人混みですごいのでスリに狙われないように貴重品管理をしっかりしましょう!
〜以上となります。
本日もありがとうございました。よい旅を!
最後に
韓国人のみなさんのほとんどが、こういった明洞の様子や不法屋台について非常に厳しい目でみています。その点をお忘れなく。