日感アルダ

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【韓国旅行】私のトコジラミ対策〜旅行業界勤務経験者!いつも持ってくセット紹介&予約キャンセル・トラブル対策話

こんにちは!ぷんおです。

本日はトコジラミの話。
最近、急に騒ぎになって不安な人も多いと思いますが、10月下旬の渡韓で私が実際におこなった対策や普段からやっていることなど書いていきたいと思います。

 

※記事内容は、機内持ち込み荷物1個と身の回りバッグ1個を想定して書いています。

トコジラミは、英語ではBed Bug(ベッドバグ)。古い言い方だと、南京虫(なんきんむし)。韓国語は빈데(ビンデ)です。


🐶トコジラミの話の他に、トラベルハック(アイディア)やキャンセル知識、外資系旅行予約サイトの話など随時追加更新していきますので気になる人はブックマークお待ちしています!

宿泊する時の注意・確認事項

◆ホテル館内に入る前にコートやバッグのホコリなどを払う

飛行機やAREXのシートで自分の体や荷物に付着してる場合があります。宿泊する側のマナーとしてやっておくべきことかと思います。

◆入室直後ベッドに服や物を置いたり開けたりしない

トコジラミチェックが終わるまでキャリーバッグは絶対開かないこと。最低でもキャスターを下にして壁や布もの(ベッド・ソファ・カーテン)から離して自立させておく。
バスルームのバスタブの中に避難させるのが勧められていますが、韓国はバスタブがない施設が多いのでタイル部分に避難でよいかと思います(気になる人は先にシャワーブース全体に温水をかけて流しておくのも手。スーツケースに中身に影響がない程度にシャワー温水かけてもOK)

ルーム内のトコジラミチェック

ぷんおの習慣

🕵スーツケースを広げる前に絶対にベッドまわりの確認🔍👀💢

ベッドシーツ(ボックスシーツ)の四隅をめくってマットレス本体を見ます。
角をトリミングしている縁の溝やキワのいかにもホコリがたまりそうな部分になにかいないか入念にチェック。

👇ベッド周りなどの木製部分、壁や天井についての確認について書いているNHKの記事貼っておきます。

ネットニュースでは、シーツをめくれ!とかベッドや家具の裏のほうや隅をみろ!と簡単にいうけれど、かなり勇気がいる作業かと思います。

ということで、私が旅行の際いつも持参するグッズを「トコジラミ対策セット」としてご紹介します。ほぼ100均です。

対策セットの作り方

★このセットはキャリーバッグを開く前に行う前に使うので身の回りバッグに必ず入れておいて下さい。

◆家にあるコロコロシートをジップ袋に好きなだけ重ね貼り

このジップ袋のサイズは20×18。液体の機内持ち込みの袋のサイズが縦横の合計が40cmなのでこのサイズ用意してる人も多いはず。コロコロシートは証拠掴みの他、服のホコリ取りにもなって便利。

◆キッチンで使うようなビニール手袋と大きめのポリ袋などを用意

手袋は薄手のゴムだとフィット性が強く更に気持ち的に安心できます。フローリングシートはキャリーケースの本体やタイヤ拭きや部屋の気になるところのホコリ取りにもなります。その他今回はバッグが入る大きめのポリ袋を持っていきました。枚数はそれぞれ使いそうな分量を。手袋は排水などの水回りが詰まって触らなければならない時にも使えす。

◆ポリ袋のこと◆

今回はCAN★DOの90リットル(約70×100×マチ20cm)を持参。
〜大きいスーツケースの人は袋を養生テープなどでつなげて入るタイプの袋を自作するのもおすすめ。複数名で泊まるとなるとバスルームに入り切らない&邪魔なことが想定されるので参考までに書いておきます。

◆中身を詰めたらコロコロシートを内側にして二つ折りにして輪ゴムなどでとめる

上記の他に、芯を抜いた養生テープとスティック型のハサミ(刃6cm以下 100均)をいつも入れています。ハサミは保安検査の時に「これシザー」と申告しスマホのバッテリーと一緒にハサミが見えるようこれより大きめのジップロックにまとめ入れトレイに乗せます。右に写ってるのはキャンドゥで買った袋。

万一、トコジラミを発見してしまったら、、、

発見した場合

トコジラミに遭遇してしまったら問答無用でコロコロシートでベタッと粘着させそのままフロントに電話。そのコロコロシートが証拠となります。

強くベタッとすると虫が潰れるので軽くでいいです(コロコロ貼るのは気持ち悪いの見えないするように意味もあるので)。もちろんゴ◯ブリや他の虫がいたときもコロコロシートで仕留めて証拠としてください。塗装が剥げそうなところは気をつけて。

宿泊施設や旅行会社との交渉

トコジラミがいた場合、ホテル側から他室へのルームチェンジの提案があれば良いですが、施設自体が満室で物理的にトコジラミのいない他の部屋が用意できない場合もあります。その場合は今いるホテルでどこか代替ホテルを紹介してくれるよう勇気をもって強く交渉しましょう。

対応は予約経路(直接予約、旅行代理店、外資系旅行予約サイト)によってバラバラかと思いますのでそういう場合どうなるかやトコジラミあれこれについて予約先に問い合わせておいても良いかと思います。

外資系旅行予約サイト注意アレコレ

外資系旅行予約サイト利用の注意◆
●サポートデスクの連絡先とシステム(メール、チャット、電話番号)、対応時間(営業時間や休日)は必ずメモ。すごくわかりづらく記載されているところが多いので出発前に調べておくことをおすすめ。

◆旅行サイトの返金事項◆
旅行予約サイトで予約決済したものは、旅行会社からの返金となります。返金期日はカード会社の締め日+旅行会社の事務作業期間などで遅くなる場合があり、トラブルとして取り上げられている会社やケースもあります。

※この話は長くなるので別ページで書きます。

 

🖐自己都合キャンセルは手数料発生🖐

現在、予約はしたもののトコジラミが怖くてキャンセルを考えている人が多いかと思いますが、言うまでもなく宿泊代にも航空券にも規定の手数料が発生します。手数料については予約経路(直接なのか旅行会社、旅行予約サイト経由なのかなど)と、その商品のキャンセル規定がどうなっているかで全然違ってきます。例えば航空券でもその商品ごとにキャンセルポリシーは全然異なります。(チェジュ航空を例に取ると、FLY,FLYBAG,FLYBAG,700円とかのイベント運賃ではそれぞれ違う)他の航空会社も独自の規定があります。

 

その他、先日の旅行で取り入れてみたことやその他旅の際やってることとかです。

天然樟脳(しょうのう)の話

検索するとトコジラミは樟脳(しょうのう)の匂いが嫌いということで、おまもり程度の気持ちで天然樟脳Amazonで購入してみました。
Yahooによると思ったとおりトコジラミに効く根拠はないみたいですが、普通の虫は嫌う匂いなので持っておくと安心かもです。

👇私が購入したものは50gなのですが現在(2023年11月26日)欠品中なので100gのもののリンクを貼っておきます。(現在価格は1480円)

こんな感じで薄い紙袋(結構丈夫)が10枚ついてきて自分で入れるタイプです。
コンビニでスイーツ買った時にもらった小さいプラスチックスプーンなどを使うと入れやすいです。巾着になってますが中の粉は固まっているので出てきません。

香り的にはピレパラアース感(昭和のタンスのツンとした匂い)はあるのですが、服についた匂いは染みつかず、袋から離してしばらくすると香りが飛んで気になりません。(他の商品はどうなのか知りません)

ハッカスプレー持っていこうか考えている人いらっしゃるかもしれませんが、ハッカはついた匂いがなかなか抜けないので客室に匂いが残ってトラブルになる可能性があるので個人的にはおすすめしません。

👇使ってませんがタブレットタイプのものもあるようです。「生活の木」の商品(販売元も同社)。現在価格は1210円。実際に使っていないのでなんともいえませんが、このお店のアロマオイルたまに買うで参考までに貼っておきます。

天然樟脳 10包入り

天然樟脳 10包入り

  • ライフテースト
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ダニスプレー系の話

「ダニアーススプレー」を詰め替えして持っていこうと思ったのですが、家で試しに布団に噴射してみたら寝る以前にその場で具合が悪くなり断念。「さよならダニースプレーワンプッシュ式」という小さいスプレータイプのものをチェックしたのですが、飛行機に持ち込み不可のLPGガスが入っていたので買いませんでした。(引火性ガス・毒性ガスを使用していないもののみ持ち込み可。圧縮ガス以外の危険性がないものはOK)。

【お詫び】
私が持っていこうとしたダニアーススプレーは「航空危険物」に該当するとアース製薬の公式製品情報に記載されていました。殺虫成分の入っているものは危険物対象になるっぽいです。
殺虫剤やスプレーガス類の持ち込み迷うところですが、情報はSNSに頼らず各航空会社のHPと国土交通省のHPで確認することをおすすめします。
下記のリンクには、危険物全般や持ち込み不可のものについて記載されています。
電気製品で海外対応かとか持ち込みできるかを調べるには品番検索が一番よいかと思います。

👇国土交通省「機内持込み・お預け手荷物における危険物の代表例」

https://www.mlit.go.jp/common/001425421.pdf

いつもやってる細かいこと色々

トコジラミ問わず気になることは事前にメールで軽く質問しておく。もちろん返事の帰ってこない施設もあります。

◆宿泊場所を決める前に予約サイトなどのレビュー欄をチェック。ダニに刺されたとかのコメントが多い場所は避けてます。

◆複数の人が出入りし発生の確率が高いドミトリーやカプセルホテルは避ける。

◆繰り返しになりますが、ベッドの上でスーツケースを開けない。中に虫が侵入しても気づきづらいので。

◆ベッドの上でお菓子とか食べ物を広げない。トコジラミ以前にダニの好物の食べカスが散らかるし飲み物倒すなどの惨事になる可能性大。これは宿泊者としてのマナーかと思います。

◆大きいビニール袋はハサミで割いてシート化できます。なんかここに置くの不安というときは(カーペットにバッグ直置き嫌だなとか)結構使えます。

◆必ずスリッパを持っていく。(100均のウレタンサンダル。室内でもそれを履いています。もちろん捨てて帰る)

◆出先から戻ってきた際の靴の対応でおすすめなのは、100均で売っている使い捨てのシャワーキャップ!袋より安定感があります。

◆パジャマや部屋着の代わりに着古した長袖Tシャツと緩めのスパッツをおすすめ!帰国時に雑巾代わりにした後、捨てて帰ればOKです。

◆枕やリネンが臭うことがまれにあるので小分けにしたファブリーズを持参。それでも気になる時は、ショップなどでもらったビニール袋に入れてテープでとめてタオルかけて寝ます。トコジラミ対策になりそうなので書いておきます。

◆S字フックを数個持って行きます。ハンガーが足りなった際もこれで対応できます。

🐶下着とかどこに置くの問題🐶

スーツケースを開け閉めできなくなってしまい、下着とか靴下どこに置いておけばいいの?と思っている人も多いかと思います。簡単です!手付きのカサカサ袋(コンビニでもらうような)に入れてS字フックでつる下げておく(ハンガーの首にかけておけば安定する)のが一番楽です。つる下げ収納型の旅行便利アイテムもありますが、それ自体にトコジラミがつくかもなので即捨てできる袋をおすすめ。100均で売っています。


◆現地で捨てられるものは捨てていく。(すごく極端でドン引きされそうですが、昔から入れ物はジップ袋や100均とかの捨てていい値段のポーチ。メイク用品も詰め替えにして容器ごと捨てます。もうほとんど使い捨てで地球に意地悪w)

トコジラミがよってこない対策
トコジラミやダニは明るいところが苦手なので電気をつけたままアイマスクして寝ろ!との情報が多かったです。情報ソースが東南アジアなど南京虫の出るところへの旅行経験のあるバッグパッカーの人ばかりだったので信ぴょう性が高いかと思います。
アイマスクは100均で売っているものを使い捨てにすることをおすすめ。

帰国時のパッキング

◆持っていく洋服はすべて普通の洗濯ネット(おしゃれじゃない普通の長四角いやつ)に入れて出発します。汚れたものは普段洗濯時に仕分けするように複数のネットに入れ、汚れが気になるとかなんか湿ってるものは更にポリ袋に入れ圧縮し、養生テープで復元しないように巻きます。

帰宅。家に帰ってやること

※いつもやることにトコジラミ対策を加えてみました。

①アウターなどの着用衣類や荷物のチェック(虫がついていなくても心配な場合はポリ袋に入れ封をする)

②玄関で本体やキャスターを拭く(そのまま風呂場に持って行きシャワーで洗い流すのも良)

③玄関のタタキでバッグ開封(風呂場に持っていった場合は風呂場で開封

④着ていた服と事前に仕分けしたおいた洗濯ネットをそのまま洗濯機に放り込む(湯洗い。50度のお湯で30分で死滅するらしい)

⑤洗濯しながらスーツケースの後始末(拭き掃除&ホコリとり含む)

⑥入浴

ぷんおの感想

(更新:2023年12月12日追記)

この話を書いて1ヶ月が経過しました。

当初は情報が少なかったのですが、韓国でも対策を講じているし、旅行者側の心得的な情報も増え、現在は「宿泊先で被害に遭わない」ということよりも「トコジラミを連れて帰らない」ということにシフトしていっているような気がします。

そして見えざるトコジラミとそのタマゴには熱に弱いという弱点があることも判明。
湯洗いや乾燥機にかけることができなくても、ドライヤーをあてるのは誰にでもできそうです(ドライヤーの熱風は約100度。トコジラミもタマゴも秒で死滅するそう)。

払う,拭く,洗う,処分する、、、などの日常の清掃の延長に「消毒(殺虫剤や熱消毒)」が加わるだけだとシンプルに考えるようになりました。

日ごとに日本でのトコジラミ発見情報が増えてきています。特に多いのが、通販のダンボールに住み着いているトコジラミの話。これだいぶ前から騒がれていたのですが、今更感でいっぱいです。

〜以上となります。
10月の旅はコロナ感染で消化不良でした。次の予定は3月を予定していたのですが、思ったより飛行機代が高いので多分4月になるかと思います。

👇旅行中コロナに感染した話(保険会社に助けられた)

お役立ちグッズのピックアップ

◆インナーシュラフ

次の旅行(2024年4月)で1泊3,000円以下のところに泊まってみるチャレンジをするため、対策としてインナーシュラフを導入することにしました。
トコジラミのこともありますが、オヤジ臭対策メイン!

宿泊エリアは「永登浦」です。

◆カサカサ音が少ないタイプの防災シート

手のひらサイズでメッチャ軽いです。サイズは210 × 130cm。夕方の地元のローカル番組で紹介されたのを観て防災用具に追加したアイテムなのですが、これをベッドに敷けばツルツルしてトコジラミが登って来ないぞ!と思いつきました。この上にシーツを重ねたら本末転倒ですのでこの上に寝てください。手触りは意外や意外、なんかしっとりしています。ポリ袋を繋ぎ合わせという対策もあるかもですが、こちらの方が断然かさばりません。使わなかった分はお家での防災アイテムにもなるのでおすすめです。

◆海外対応のドライヤー

この記事を書いてから1ヶ月。トコジラミ問題はグローバル化し、ドライヤーはトコジラミ対策の協力なアイテムとして推奨されるようになりました。トコジラミをやっつけようとホテルのドライヤーを取り出そうと思っても、大体のところは据付タイプでコードの長さに限界が。ドライヤーを現地対策アイテムとして検討している人は購入をおすすめします。

◆かゆみ止めの薬

現地で刺されてパニクるよりも日本の薬局で購入していくことをおすすめします。かゆみどめ+南京虫で検索したらこれが多かったので参考までに貼っておきます。飛行機への持ち込みは、医薬品とわかるようにすれば目薬やコンタクト用品と同様に機内持ち込みの液体物から除外の対象となります。

◆LEDライト

虫はLEDライトに寄って来づらいって知ってました?私は初めて知りました(笑)ホテルの室内の明かりは意外に暗かったりします。参考までに乾電池式のランタン貼っておきます(※バッテリー内蔵タイプは規定があり。リチウム含有量が2g以下・バッテリーのワット時定格量が160Wh以下とか)乾電池は機内持ち込みOKです。明るさは1000ルーメンはほしいところです。勉強机で使うコード式のデスクライトでいいじゃないか!という話になるかもですが、安定感がなく倒れること確実。ベッドそばで使うならコードレスタイプが良いかと思います。既にバッテリー内蔵タイプのものをお持ちの人は機内持ち込み可能かどうか各自でお調べください。

◆変換プラグ

今までダイソーで買った「Cタイプ」のプラグを使っていたのですが、差込口からすぐ抜けるんです。調べたら「SEタイプ」が抜けないとの声があり、早速購入しました。ちなみにダイソーにはSEタイプは売っていません(涙)