日感アルダ

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配信開始!『星に願いを』(1997年)[1話〜4話]ネタバレあらすじ・感想【懐かしの韓ドラ】

こんにちは、ぷんおです🐟

オールド韓流ファンなら胸アツ&懐かしの「星に願いを」(1997年)の配信がAmazonプライムビデオ内のチャンネルKではじまりました。


ぷんお恒例のあらすじまとめに注目したポイントなどを交えつつ、全16話を4回に分けて書いきま〜す。

★本ページは1話〜4話です

<各個人まとめ先リンク>
※随時UPしていきます
1〜4話 5〜8話 9〜12話 13〜最終回

作品を観るには?

Amazonプライムビデオの中にある別チャンネルの『Channel K(チャンネルK)』で配信中です。無料トライアルもありますのでぜひ下記リンクからご登録ください。モチベーションに繋がります!

基本情報

原題:「별은 내 가슴에」
放送:1997年3月10日~1997年4月29日(MBC)全16話
※中国本土、台湾、ベトナムウズベキスタン、メキシコ、ペルー、ベネズエラ、コロンビア、コスタリカパナマエルサルバドルドミニカ共和国パラグアイなどで放送。世界に「韓流」を巻き起こした作品。(韓流という言葉は中国生まれ)アン・ジェウクのアジア圏での人気の始まりの作品。
※日本での放送は2005年1月4日~2月1日との記録あり(日テレ系「ドラマチック韓流」〜地域によって若干異なるかも。再放送の日にちは不明)

あらすじ

⚠ネタバレ解説加えながらのまとめです。

Wikipedia等と違う箇所あります。ヨニは養女というよりも学費と生活支援のみを受けているといった感じ(途中でアン家を出るので籍には入っていない)。ソン先生=ソン女史表記、ミン父の仕事 将軍⇒軍高将との表記の他諸々

第1話「出会い」

高校3年生の冬、孤児院から亡父の親友であるアン社長( イ・ヨンフ)の家に居を移すこととなったヨニ(チェ・ジンシル)。ソウルに着いた早々ファッションショーのパーティ会場でひとりぼっちに。

ジュン(チャ・インピョ)は、振られた彼女のソフィア(チェ・ジンシル2役演)に瓜二つのヨニの姿に驚きじっと見つめる。
◇◇◇
ヨニを受け入れることに元々不満のアン社長の妻でデザイナーのソン女史(パク・ウォンスク)は、早速ヨニをお手伝い代わりに。娘のイファ(チョ・ミリョン)と出かける。

その留守中にクローゼットから高価な洋服が盗まれ(犯人長男イバン)イファは一方的にヨニを泥棒扱い。2人は取っ組み合いの喧嘩となる。

ヨニはイジメと蔑みに日々耐えながら生活をする。
◇◇◇
久々に帰国したジュンは、親友ミン(アン・ジェウク)とナイトクラブ(映像中Hard Rock Cafeの表記あり)で再会を祝す。

大学に合格し高校を卒業したヨニは、その店で働く孤児院で共に育った同い年の親友スネ(チョン・ドヨン)に会いに。仕事終わりまで店で待つ。

ミンは憂鬱顔のジュンを景気づけようとナンパを開始。
カウンターに座っている娘(ヨニ)はどうかと指差す。

ジュンはヨニの姿に再び呆然。

店を出ようとするが、ヨニとスネがヤクザに絡まれてもみ合いに。
2人も参戦するが相手はヤクザ。4人は店から走り逃げる。

ヤクザが去り礼を言って別れた2組。

ジュンは「ヨニ」という名前をしっかりと記憶した。

2話「再会」

ジュンは再びイタリアへ。

自分を捨てイタリア人の男の元へ行ったソフィアの記憶を消そうと思う日々。
◇◇◇
大学入学式を控えたヨニ。アン社長は新しい服を買ってやれとソン女史を促すが、ヨニが連れて行かれたのは廃棄処分の服が詰まった倉庫。

ヨニはたくさんの服と服地に目を輝かせ、隅にあったミシンで一着をリメイク。

仕上がったワンピースを着て満足気分で帰ろうとしたところ、その服がソン女史の顧客の目に止まり気に入られる。

ソン女史はしれっと自分の作品だとして、せっかくのヨニの服を陰で奪う。

(その後ヨニは大学に行きながら店での労働を強いられます)
◇◇◇
大学のキャンパス。

走り去る車に泥を跳ねかけれらたヨニ。車の持ち主はなんと先日ナイトクラブで出会ったナンパ男のミン。

アン家とカン家(ミンの家)は家族ぐるみの付き合いで、この日も両家は食事の約束。ミンはイファともうひとりの家族(ヨニ)を迎えに来たところ。

偶然の再会を喜び盛り上がる2人。大嫌いなヨニに大好きなオッパーを取られイファはヤキモチ。
◇◇◇
ミンは泥をかけた服が目立たぬようにとヨニに自分のコートを貸し着せて会食には参加せず去る。

その様子とアン社長が入学祝いにと自分と同じ時計を贈ったことで、イファの嫉妬は更に燃え上がる。
◇◇◇
スネは先日の乱闘でお店をクビに。

歌手の夢へとナイトクラブの舞台オーディションにチャレンジするが、歌唱実力のなさに社長は退席。営業部長(支配人的な人)は、それをカバーするためにとダンスや肌の露出の要求と悪ふざけのセクハラ。

泣きながら店を飛び出したスネの元に駆けつけたヨニ。メソメソ泣いたりするから相手がつけあがる!私も店に行く!と屋台で猛激怒。
◇◇◇
ミンから借りたコート。

ソン女史は私が返すとそれを取り上げるだけではなく、ヨニに贈られた腕時計まで奪う。ヨニはポケットから落ちたミンの手帳を女史に渡しそびれる。
◇◇◇
ミンはコートを返してもらおうと(手帳には大切な実母の写真が挟まってる)大学で待ち伏せ
ヨニは事情を話し手帳を差し出すが、ヨニのことをイファから悪く聞いていたので(孤児院出身で手癖が悪い)ヨニを蔑む。
◇◇◇
軍高将であるミンの父親は、ミンの音楽活動に大反対。
この日も部下を使ってミンを呼び戻し、タンタラ(歌手芸人の侮蔑用語)は金を出して買うもので仕事ではないとミンを激怒する。

実母が歌手のミン。母親もそういう気持ちで買ったのか?と父を鋭い目で見つめ家を出る。

3話「試練」

親に相談なく自ら入隊したミン。父親の職位による優遇を一切断り訓練に励む。

軍紀確立、軍紀確立、、、」ミンの声は夜遅くまで響く。
(※軍紀確立〜軍の風紀や規律を厳正に確立の意。字幕では確率になってますが確立かと)
◇◇◇
スネは気持ちを立て直しソ・ミミという名でステージに立つが、歌い始めると踊っていたフロアの客が一斉に席に引くという歌下手ぶり。

そんなスネ(ミミ)をヨニは自称専属デザイナーとして衣装の手直しをしながら励ます。
◇◇◇
ソン女史のブティックを訪れたジュン。店に入り店内の雰囲気を観察。
2階の奥で黙々とスケッチブックに色鉛筆を走らせる女性が。そのスタイル画に見惚れる。

気づいて振り向いた女性はなんとヨニ。

三度目の再会に驚くが、自分の正体を隠したまま店を出る。(ジュンのサングラスが黒すぎてヨニは気づかなかった)
◇◇◇
◇◇◇
2〜3年弱後
(この時代の兵役何年間?)
◇◇◇
除隊したミンは父に連れられ娼館へ。

女遊びをすすめてくる父と舞う妓生に渋い顔。酒のピッチがただただ進むばかり。

気づき店を出ると外は土砂降り。
ミンは酒酔と自分が居た場所の気持ち悪さに嘔吐し雨に打たれたまま。
(〜泥酔したところを父と女将に妓生の部屋に押し込まれた感じかと)
◇◇◇
音楽活動を再開したミン。先輩(キム・スンウ)に連れられ売り込みでレコード会社事務所へ。

金になるか?ならないか?ばかりの話と夢を馬鹿にする発言に感情が高ぶり事務所を出る。
先輩を誘い2人で仕事をすることに決め、ジュンに融資をしてもらう。
(ジュンは財閥三世。後話の返済小切手に50,000,000ウォンと書いてました)

その後、再会に酒を酌み交わす2人。すっかり泥酔したミンはジュンの部屋に担ぎ運ばれる。

留守番電話に入っていたソフィアの声。電話を掛けるとイタリア人の男の声が、、、

朝起きたミンは、ヨニと瓜二つの女がジュンと並ぶフォトフレームを見つけ、ジュンがヨニを気にする気持ちを察する。
◇◇◇
ヨニが針仕事をする後ろ姿を見て、ソン女史はある女性を思い出す。
アン社長のかつての不倫相手(漢服の針子)の子供がヨニではないか?との疑いが浮かび感情を爆裂させる。
◇◇◇
仮縫いで顧客のカン家を訪れたヨニ。そこの息子であるミンと思わぬ再会。

ミンはヨニの帰りを待ち伏せて車に乗せる。

カーステレオから流れる曲がミンだと知らず気に入るヨニ。すっかりご機嫌のミンは半ば強引にヨニを店まで送るが、店に停まっていたイファの車にぶつけてしまいソン女史とイファに見つかる。

ソン女史はお客に家まで送ってもらうなんて常識知らずで厚かましいとヨニをミンの前で激しく責め立てる。

4話「両親」

ヨニを蔑み大声で罵るソン女史とイファ。

見るに耐えられず思わずミンはヨニの手を取って店から連れ去るが、ヨニは自分を持て遊ぶような(自分の気持ちを無視した)ミンの自分勝手な行動は自分を馬鹿にしている。やめてくれと強く非難し立ち去る。
◇◇◇
大学の帰り道、通りかかったCDショップ(曲が流れていたのを聞いたのか?)
中に入りミンのCDを手に取るヨニ。

レジでお金を払おうとしたとき背後からミンが(大学からずっと車で尾行してた)。買うのを阻止して、僕がプレゼントすると持っているCDの差し出す。
戸惑いながらもヨニは受け取りスネにプレゼントすると喜ぶ。

ミンはサインに「あなたの夢が叶いますように」とメッセージを添える。
ーーー
■この後ミンはヨニの乗る地下鉄に同乗。もちろん車は店前に放置したままなのでヨニにどうしたのか突っ込まれます。ミンは車内でイヤフォンでヨニにCDを聴かせプレイヤーをヨニのバッグにしのばせます。ちなみスネはCDプレイヤーは持っていません。本当はヨニ自身がほしかったのではなかろうか?)
■ミンのサインのメッセージは、最終回で歌手になったスネがファンへのサインに書き添えます。
◇◇◇
ジュンは祖父会長に挨拶後、本格的にJSファッションの海外事業部室長として始動する。ジュンの若さと着任すぐの性急な刷新要求に周りの社員の心中は戸惑い。

そしてソン・ブティックと業務提携契約を結ぶ。
◇◇◇
JSファッションのデザインコンテストの公募。
ヨニは応募しようとしたが、デザイン画を描きためたスケッチブックがどこかに行ってしまい作品提出ができなかった。

しかし、第一次審査の中にはヨニのデザイン画が。

それを見たジュンは、ブティックで会ったヨニがソン女史の娘だと思い込む。
◇◇◇
ヨニのデザイン画のコピーと知らずソン女史から渡された作品画で応募したイファは一次審査を通過。
ソン女史は娘のイファよりもセンスがあり仕事のできるヨニに服を作らせる。

何も言えないヨニ。
◇◇◇
コンテスト最終審査のショー。ヨニデザインのドレスのデザイナーとして登場したのはイファ。

ジュンは呆れ顔でショーの途中で席を立つ。
◇◇◇
ヨニは店で閉店作業。ミンから店の前で待ってるとの電話。

そこにソン女史の息子イバン(パクチョル)がやってきて誰もいないことをいいことにヨニに迫る。(イバンはヨニが家に来た当初から何度もちょっかいを出していた)

ヨニのそっけない態度にカチンときて、実力行使で抵抗するヨニを追い襲いかかる。

間一髪のところでミンが店に入ってきてヨニを助ける。

ぷんおの感想

地上波で1回しか見たことがない作品だったので、配信でゆっくり見れて感激です。

色々な発見があったのと、説明補足したほうがより楽しめそうだったので、今回あらすじまとめの対象作品としました。

予定では、あらすじまとめ4ページ展開、キャスト&時代背景で1ページの予定。
別ブログで韓国の音楽業界とアパレル産業の変化について展開できればなと考えております。

「ある素敵な日」あらすじ・感想考察[14話〜最終話]配信先&ネタバレ【韓国ドラマ】「어느 멋진 날」(드라마)

こんにちは、ぷんおです!

韓国ドラマ「ある素敵な日」(2006年)のあらすじまとめの最終回です。

睡魔に襲われながらもやっと観終えることができました!!!
同じ思いの人&途中挫折の人もきっと多い作品だと思いますが、視点を変えて見れば楽しめるかもです。

★本ページは14話〜最終話までとなります!

各話まとめリンク先

1〜5話 6〜8話 9〜13話 14〜最終話

基本情報&登場人物

👇1話〜5話の記事に記載しています。

※文中、ハヌルの義兄テウォンは「義兄」表記。養父であるパパは「パク会長」となります。「おじさん」はゴンの養育者=ヒョジュの父

作品を観るには?

Amazonプライムビデオの中の『Channel K』(韓ドラエンタメ専門 月額500円)で配信中です!

あらすじ(14話〜最終話)

⚠以下、ネタバレ⚠

互いに強い思いを確信したゴン(コン・ユ)とハヌル(ソン・ユリ)。

なにもかも忘れ、遠出した海辺や市場で子供の頃のようにただただ遊び楽しむ2人。
そして、どちらからともなくためらいながら2人は固く手を握り合う。

その夜、宿に泊まる2人。
離れ離れで寝ていた2人はいつの間にか寄り添って眠り朝を迎えた。
◇◇◇
その日、ハヌルを食事に誘ったチーフは待ちぼうけ。
プロポーズをしようとレストランを予約し待っていたのだが、ハヌルは来ないし連絡もつかない。結局、店の前で待ち続け朝を迎えてしまった。
◇◇◇
ゴンはハヌルの養父 パク会長の元を訪れ、両親を殺したことや自分とハヌルへの酷い仕打ちは許しがたいが、ハヌルを再び娘とすることを諦めてくれれば全てを水に流すと申し出る。
◇◇◇
チーフはゴンがハヌルを女として見ていることを指摘し、ゴンもそれを認める。

ハヌルもまたチーフに他の人を愛していることを正直に伝える。
◇◇◇
愛する女性ハヌルが親の敵(かたき)であることに葛藤するゴン。

思い悩むゴンに「愛してる」と抱きつくハヌル。

ゴンはハヌルへのどうにもできない愛の深さを更に自覚する。
[14話ここまで]

◆◆◆
ハヌルは義兄から自分が養父 パク会長の実子であることを知らされ愕然とする。
◇◇◇
ヒョジュが倒れる。

ヒョジュの父(ゴンを引き取ったおじさん)は、パク会長の罪とその娘(殺人者の娘)であることがゴンの人生を更に狂わせるとハヌルに身を引くよう諭す。
◇◇◇
ハヌルはその残酷な事実(ゴンの実父を殺したのは自分の実父)の重みを改めて感じるが、同じ苦しみに耐え自分を愛し続けてくれるゴヌをもっと愛し今までの苦しみを忘れさせてあげたい。と、ゴンから離れずずっとついていく決意をする。
◇◇◇
他のことは許せるが好きな人を愛せなくしたのは許せない。とハヌルから強く遠ざけられた父パク会長。

財産放棄をしてまでハヌルを守ろうとするゴンの娘への愛を感じ、今こうして大勢の人々が苦しんでいるのは、私が愛する人を守れなかったからだ。と、ゴンにも同じ過ちを犯すなと娘のハヌルを託す。
◇◇◇
ハヌルが実の父とその罪のことを知ってしまったとチーフから聞いたゴンはハヌルの行方を捜す。

海辺でうずくまって泣いているハヌルに「お前は別れられない。俺も同じだ」と強く抱きしめる。 
[15話ここまで]

◆◆◆
ハヌルの父パク会長は、乗っていた車から運転手を下ろしハンドルを握る。

走馬灯のように頭をよぎる事故のようすと家族の顔、、、

やがてアクセルを大きく踏み込みメーターは右に大きく振れる。

そのままトラックに正面衝突し、車は宙を舞う。
◇◇◇
父の葬式。

義兄から父がいかにハヌルを思っていたかを聞かされ、自身もまた父の様子から愛の深さを感じ娘として葬儀に参加する。
◇◇◇
ヒョジュが緊急入院。

ゴンとオーストラリアへ行きたいと強く願っていたヒョジュ。

ゴンとハヌルは再び会うことを約束し、ゴヌはオーストラリアへ旅立つ。
◇◇◇
数年後(多分3年位)

オーストラリアの海を眺めるゴヌ。
ヒョジュがは「これで終り くいなく愛したから」と手紙を置きゴヌの元からひとり旅立つ。
◇◇◇ 
帰国したゴヌ。

アクアリウムを訪れると水槽の中にハヌルが。

ガラス越しに「愛してる」と呼びかけ、ハヌルは手話で「私もあなたを愛してる」と応る。
2人はガラス越しに手を手を合わせ見つめ合う。

<終> こんな感じ???

ぷんおの感想&まとめ

実はこの作品、昔テレビで見て以降、何度か配信視聴にチャレンジしたのですが、毎回早送り&途中挫折といった感じでした。

今回じっくり見てみたのですが、コン・ユとソン・ユリの長年内に秘めた純愛感がすごく響きました。

ハヌルの養父(チョン・ドンファン)の登場が少ないせいか、父親としての気持ちや亡きハヌルの母への気持ちがどのくらいのものかイマイチ伝わってこないし、その対極でヒョジュ(イ・ヨニ)のゴンに対する過剰な愛もよくわからん。

義父、義母、義兄、ヒョジュ、、、、チーフ(ナムグン・ミン)。ある意味全員が偏愛者。

血が繋がらないといえども兄妹が愛し合うことも偏愛、、、

どこがポイント(主訴)なのか意味不明な作品ですが、コン・ユとソン・ユリに集中して視聴すると楽しめるかなと思いましたが、おすすめ度はそれほどでもありません。

〜以上です。
本日もありがとうございました🐟

主題歌 Loveholic『あなたさえいれば』

👇Spotifyリンクです。

「ある素敵な日」あらすじ・感想考察[9話〜13話]配信先&ネタバレ【韓国ドラマ】「어느 멋진 날」(드라마)

こんにちは!ぷんおです。

韓国ドラマ「ある素敵な日」(2006年)のあらすじまとめの続きです。

サムネはファッショナブルなのですが、コン・ユの大半はスリーブレスなワイルドな出で立ちです。後半にかけてスーツ姿も拝めます!

★本ページは9〜13話までとなります!

各話まとめリンク先

1〜5話 6〜8話 9〜13話 14〜最終話

基本情報&登場人物

👇1話〜5話の記事に記載しています。

※文中、ハヌルの義兄テウォンは「義兄」表記。養父であるパパは「パク会長」となります。

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Amazonプライムビデオの中の『Channel K』(韓ドラエンタメ専門 月額500円)で配信中です!
古い作品が充実してきてます!韓流第1世代の方、要チェックです。

あらすじ(9話〜13話)

ソンチャン(ヒョジュの兄)は、ソ家(ゴンの家)は元々裕福だったのに(有名な建設会社経営)両親の死後いきなり養護施設に入れられるのは変だと疑問に感じだす。

おじさんも(ヒョジュとソンチャンの父)その頃は既にオーストラリアに移住しており詳細を何も知らない。

ますます疑問は深まる。
◇◇◇
血が繋がっていなくてもゴンに兄であって欲しいと願うハヌル。
ひとりぼっちは嫌だ。考えただけで怖い。と泣く。

長い間妹のように可愛がられていたヒョジュもまた、自分がいつもゴンのお荷物であることを負い目に感じ悩む。
◇◇◇
ハヌルはヒョジュとゴンの関係(ヒョジュのゴンへの深い愛情)への遠慮からネックレスを返そうとし、またゴンと言い合いになる。
◇◇◇
義兄が自殺未遂。
義兄はゴンは本当の兄ではないと忠告するが、ハヌルは知っていると答える。
◇◇◇
ゴンの父の死後、遺産がパク会長のものになっていたことを突き止めたソンチャン。
ハヌルを引き取った理由もそのためだと目星をつけ2人は会長の元を訪れる。

建設業をやりたいとカマをかけると、オーストラリアの会社を全部やるからヘウォン(ハヌル)と一緒にオーストラリアへ行け。これ以上家庭をめちゃくちゃにされたくないとのこと。

ゴンの父の遺産は全てハヌル名義になっているから全部持っていけとハヌルを見捨てるようなことを言う。

この会社の基盤は父の築いたもの。もらうなら全部だと強気に出るゴン。
[9話ここまで]

◆◆◆
ゴンが会社に出入りしていることを知ったハヌル。
自分をネタに金を巻き上げようとしているのか問い詰める。

本当だと開き直るゴン。そんな兄を軽蔑するハヌル。

ハヌルに軽蔑され、自己嫌悪で隠れ大泣きするゴン。
◇◇◇
ハヌルはゴンと暮らす家に帰えらず実家に行くが、自殺未遂をした義兄を気遣い義母はもうこないでほしいと抱きしめ、その日一晩母と休み家を出る。
◇◇◇
ハヌルはゴンと住む家から出ることを決意。

部屋が見つかるまでモーテルに泊まろうとするハヌルを阻止し家に招くチーフ。
* * * * *
〜この辺からチーフとハヌルの距離は接近し、ハヌルも好きになろうと努力をしていくが、なにかにつけてゴンを思い出し比べてしまう。
やがてチーフもゴンが実の兄ではないと知り、ゴンとハヌルが愛し合っている状況を知りつつも認めたくない気持ちが高まり、ハヌルに無理強いが始まる。(元々俺様キャラでもあるが)
* * * * *
◇◇◇
ゴンが弁明してもハヌルには全く伝わらずますます溝は深まっていき、帰るところを失ったハヌルは密かにモーテル暮らしを始める。
◇◇◇
パク会長はゴンに常務の座と「企画調整室」の席を用意する。
義兄も父が何か弱みを握られているのかと勘繰りだす。
◇◇◇
ハヌルとゴンの溝を埋めようとするチーフだが、ハヌルは気を損ねたままでゴンと言い合いに。チーフを悪く言うゴンに、自分の彼氏だ(嘘)悪く言うなと睨むハヌル。

ヒートアップするゴンに、ハヌルは許す準備がまだできていない状況だ。強引に感情をぶつけず相手の気持ちを考えろ!とキレるチーフ。
◇◇◇
ハヌルはチーフとつき合うことにするが、好きなわけではなく好きになる努力をしていくと念を押す。

チーフとの秘密の社内恋愛が始まり微笑ましいこともあるが、相変わらずモーテル暮らしで夜はひとりでカップ麺をすする日々。

仕事終わりのハヌルをこっそり尾行するヒョジュ。話をすることができたが、帰るつもりはないみんなの顔ヒョジュの顔も見たくないと、自分を騙していた人々への怒りがおさまらないハヌル。
◇◇◇
ヒョジュはゴンが韓国に来た経緯を話す。
ーーーーー
ゴンは韓国に妹がいると知った時、すぐに韓国行きを決めた。
(ハヌルをダシにお金を引っ張ろうなんて考えていなかった)
自分の家族はゴンの稼ぎにずっと依存しており、自分たちを養うのに必死で妹捜しができない状態だった。
ゴンはいつも家族写真を持ち歩き、ハヌルの誕生日を祝っていた。
ーーーーー
ゴンは本当はハヌルに会いたくて韓国に来たんだと思う。とゴンの本心を推察してみるが、ハヌルの怒りはおさまらずゴンに対する嫌悪はそのまま。
◇◇◇
ヒョジュからの連絡でハヌルがモーテル暮らしをしていると知り、いたたまれないゴンは、チーフにハヌルのことを託す。
◇◇◇
その時、ゴンが呟いた両親の命日、、、

チーフはハヌルに何も告げず、ふさわしい服を選び着せ、海辺へ連れて行く。

そこにはゴンが。ハヌルと出会った経緯を話し出す。
ーーーーー
6歳の時、話もろくにできないよちよち歩きの小さな女の子と新しい母親だと綺麗な女の人が来た。俺を見るとニコニコ笑うんだ。
名前はなかった。だから俺と同じ『空』の意味を持つ「ハヌル」と名付けた。(공コン、하늘ハヌル〜いずれも空の意味)

そうして俺の妹ができた。
ーーーーー
だから放っておけない。この世でたった1人の妹であり、たった1人の家族だ。
帰ってこい。俺を許してほしい。とゴン。

◇◇◇
2人は元の生活を取り戻していった。

しかし、突然義兄がやってきてハヌルを家に取り戻そうと無理やり車で連れ去る。
◇◇◇
それを車で追うゴンにある記憶が蘇る。
ーーーーー
何者かの車に連れ去られた母。それを追う父とゴン。
その車は路肩から崖に転落。助けに行った父と共に車が爆発してしまった。
そこから逃げ去ろうとする男。
その車を運転していたのは、ハヌルの養父のパク会長であったと思い出す。
ーーーーー
パク会長はもちろんゴンの記憶にとりあわず逆に脅しをかける。
◇◇◇
パク会長が過去に何をしてたかを調査して証拠を掴んで復讐しようと息巻くソンチャンとおじさん。

ゴンはその前にハヌルを遠くに行かせようとチーフに協力してくれるよう頼む。

チーフは米国のモントレー水族館に(当時世界最大の水槽保有)会社の研修で大学にも行けるとゴンの頼みであることは伏せてハヌルを誘う。
◇◇◇
ヒョジュの病状は悪化し、体力が衰えているため手術ができない状態であると告げられる。  
ヒョジュを励ましおどけておんぶをするゴン。そんな親密な二人の姿を複雑な思いで見つめるハヌル。
[11話ここまで]

◆◆◆
ハヌルはマルジャを誘い飲みに出かける。

すっかり酔っ払ってしまったハヌルは『テグォンV』〜つまりゴンに電話をする。

ゴンはすぐに駆けつけるが、チーフもやってきて「送るのは彼氏の仕事だ」とゴンを振り払う。
◇◇◇
体力も食欲も衰え、家で横たわることが増えたヒョジュ。

そんな状態でも自分に愛情をぶつけてくるヒョジュに対し、妹のように大切にしている気持ち(愛していない、好きになるなと忠告)伝えるが、たまたまやってきたハヌルがその抱き合っているような2人の姿を勘違いし、耐えられず逃げ出そうとする。

ますます自分の居場所がなく疎外感を感じるハヌル。チーフに寄り添い好きになろうと努力するが、やはりゴンが忘れられない。
ーーーーー
※ソンチャンがマルジャにプロポーズするくだり省略
ーーーーー
[12話ここまで]

◆◆◆
感情を抑えきれずゴンのオフィスに乗り込んでくる義兄。
自分がヘウォン(ハヌル)の実の兄(血縁)であると叫ぶ。

早速ゴンはパク会長に事実を問い詰めるが口をつぐんだまま。
◇◇◇
ソンチャンの調査によると、昔、ゴンの父 ソ社長と事業をする前、パク氏が経営する工場でハヌルの母が働いており、パク氏と男女の関係にあったとのこと。

義兄の言葉とパク会長の様子で薄々事実を察し、家に帰ってこず酒浸りの生活に陥るゴン。

父を殺した憎き犯人の実の娘が最愛のハヌル、、、

ひどい言葉を並べ、消え失せろとハヌルを責め立てるゴン。
◇◇◇
理由がわからないハヌルはヒョジュに相談する。

ヒョジュの話では、養父のパク会長はゴンの父の友人で、その財産を奪ったのはパク氏。は両親を殺した犯人もパク会長だとゴンは思っているとのこと。
◇◇◇
会長がゴンにハヌルの出生の話をする。
ーーーーー
ハヌルは実の娘で最初はその存在を知らなかった。
愛していた女性が友人(ゴンの父)の妻として現れた時は本当につらかった。

あの事故は意図的な行為ではなく不慮の事故、、、
ーーーーー
そうはいっても罪も誤解も消えない。好きにしてくれというが、実父である事実はヘウォンに直接話して許しを請いたいと求め、勤務中のハヌルを呼び出し事実を話そうとする。

ゴンはそれを寸前で止めるが、会長は娘を返してくれと要求する。
◇◇◇
ゴンはハヌルを抱きしめ、ハヌルのことを思えば家に返すべきなのに、離したくない。そばに居てくれ。どこにも行くな。とますます強く抱きしめる。
[13話ここまで]

ぷんおの感想

コン・ユとソン・ユリが演じる、兄ゴンと妹ハヌルの関係性の変化段階における心の揺れ動きとか、すごく見ごたえがあると私は思うのですが、、、あんま評価は高くないですが、そこをポイントに据えれば見応えが出てくるかと思います。

曇や雨の日が多く、キーとなる2人の名前の青い『空』や思い出の『海』が生きる場面はほぼナシ。

全体的にどんよりとした暗い映像が多いのもこの作品の恵まれなかったポイントかと思いました。

ロケ地情報

2つの水族館を使用したそうです。

〜ということで「ある素敵な日」9〜13話のまとめ考察でした。
おつきあいありがとうございます。

「ある素敵な日」あらすじ・感想考察[6話〜8話]配信先&ネタバレ【韓国ドラマ】「어느 멋진 날」(드라마)

どうもっ!ぷんおです。

韓国ドラマ「ある素敵な日」(2006年)のあらすじまとめの続きです。

各自のエピソードがあちこちに飛ぶし、肝となるシーンが地味なので分かりづらい印象でした。(こういうのを演出がよくないというのかな?)

★本ページは6〜8話までとなります!

各話まとめリンク先

1〜5話 6〜8話 9〜13話 14〜最終話

基本情報&登場人物

👇1話〜5話の記事に記載しています。

※文中、ハヌルの義兄テウォンは「義兄」表記。養父であるパパは「パク会長」となります。

作品を観るには?

Amazonプライムビデオの中の『Channel K』(韓ドラエンタメ専門 月額500円)で配信中です!
古い作品が充実してきてます!韓流第1世代の方、要チェックです。

リンク先👇 「ある素敵な日」Amazonプライムビデオ:Channel K)

※たまにGyaO!で無料放送することもありますが、今はレンタルのみのようです。

あらすじ(6話〜10話)

⚠以下、ネタバレ⚠

「お兄ちゃんじゃなかったら 私 恋に落ちそう」とのハヌルの冗談(半分本気感)を思わず本気にして顔を赤くして動揺するゴン。

みんなはゴンを浮気者だと言うけれど、本当はいい人(うぶ)だと確信して嬉しくなるハヌル。
◇◇◇
家では、父や兄とゴンが自分の手術費を捻出するためにハヌルをカモにしようとしてることを知ったヒョジュが家を出ると大騒ぎ。

今まで自分や家族を支えるために体を張り良心さえも捨ててきたゴン。
自分のために全く罪のない妹ハヌルを騙そうとする。そうさせてしまう病気の自分を余計腹立たしく惨めに思い、ゴンに泣き叫び思いをぶつけるヒョジュ。
◇◇◇
ハヌルの父、パク氏が会長を務めるテソングループに乗り込むゴン。

パク会長と亡き父は友人だったのにも関わらず(ゴヌ父が社長でパク氏が理事で会社経営していた)、そのことをハヌルに伏せていたことはなぜなのか詰め寄る。

当時、娘を亡くしショックで立ち直れなかった妻がハヌルを天からの贈り物だと喜ぶ姿に言いそびれたと説明をするパク会長。

金を渡してオーストラリア(以下、豪表記)へさっさと返そうと目論んでいたパク会長。(〜表向きは冷静だが多分そういう感じです)
ゴンは、帰国はしない。なにか仕事がほしいと駆け引きに出る。
◇◇◇
『健康で明るい笑顔の方』ステーキ屋(スポンサー:『VIPS』CJグループ子会社)の求人ポスターを見て家族に内緒でバイトをはじめるヒョジュ(病気を隠して無理な労働)。

一方ハヌルは、職場のマルジャから(〜豪でヒョジュの兄ソンチャンとビザを得るため偽装結婚するがバレて強制送還&離婚の経緯)ゴンたちが盗みや詐欺で生計を立てていた貧困話を聞き、ゴンがヒョジュの手術費用を用意できるのか心配。ママに頼んで自分が用意すると申し出るが、お前には関係ない!と怒鳴られてしまう。
◇◇◇
ハヌルの正社員お祝い会が開かれる。
アクアリムの仲間たちと和気あいあいムードだが、ゴンに怒られたハヌルの酒のピッチは進み、ゴンの着信も無視。

派手に酔っ払ったハヌルはチーフ(ナムグン・ミン演)に介抱されながら、
「私には『テグォンV』がついている!」(困ったときに電話すれば飛んでくる兄)と大騒ぎ。

(『テコンV』+『ゴヌ』で『テグォンV』かと思われます)
ーーーー
テコンV
1976年に韓国で製作された巨大ロボットアニメ。テコンはテコンドーのテコンで戦闘技はテコンドー。この頃は日本文化の流入禁止時代だったので、日本の『マジンガーZ』のパクリであることは韓国民は知らなかった。

テコンV [DVD]
ーーーー
もちろんゴンはマッハで駆けつけ、居合わせたチーフに喧嘩腰で礼を言いハヌルを連れて帰る。(〜ここでチーフはハンカチを貸す)
◇◇◇
翌日ハヌルは記憶が全く飛んでいた。

仕事が終った夜道。チーフは貸したハンカチを今すぐ返せと家まで行くと言い張る。

その車の背後に忍び寄る一台の車が、、、ハヌルの義兄だった。
(義兄は強制的に米国留学させられる予定だったが途中失踪しハヌルのストーカ化)
◇◇◇
家ではハヌルの本当の誕生日を祝おうとこっそり準備中。
(ハヌルは実の誕生日を今まで知らなかった)

ハンカチを返せと無理やり上がり込もうとしたチーフは、ハヌルへのサプライズの顔面ケーキをぶつけられてしまいその流れでパーティーに参加。

「これからハヌルと交際する予定だ」と勝手に家族に宣言するチーフ。ハヌルの彼氏の到来に喜ぶヒョジュ。

チーフの着替えを探しにいったハヌル、、、

ゴンのクローゼットから失くした自分のピンクの財布を発見する。
[6話ここまで]

◆◆◆
シャンパンを買いに出かけたゴンは、家の前でウロウロしていたハヌルの義兄とカチ合い揉め事になる。

戒められた後、こっそりつけてきた義兄は割れたシャンパン瓶でゴンを殴打。ゴヌは大量出血で病院に運ばれ入院となる。
◇◇◇
ハヌルは義兄の仕業と気づき、店で飲み潰れている義兄を見つけ、今まで黙っていたのは死んだ妹と義兄が受けるはずの愛情と母親まで全て奪ってしまったようで申し訳なかったからずっと耐えてきた。今度兄を傷つけたら許さない!とこれまでになく強く言う。

義兄はあいつの目的は金だ!あいつは詐欺師だ!一緒に米国で暮らそうと言い聞かせるが(義兄はゴンが会社に来ていた際に居た)ハヌルは義兄を突き放す。

◇◇◇
帰り道の車、おじさんと息子ソンチャン(ヒョジュの兄)とヒョジュ。

いつも冷静、感情抜きで速戦即決。ビシッと仕事(詐欺)をしていたゴンの様子がどうもおかしい。育った期間が短いのに執着が激しい。もしかしてゴンはハヌルに気があるのでは?とソンチャンは疑う。
◇◇◇
ハヌルはゴンから誕生プレゼントをもらった。

ゴンが肌身はなさずつけていたサメの歯でできたネックレス。
(サメの歯は不幸や危険から身を守ってくれるとの言い伝え)

大切なおまもりをハヌルに託したゴヌ。

ハヌルはベッドで寝ているゴヌを見て、義兄に言われたことなんて(自分をカモに詐欺云々)どうでもいいと思うのだった。
◇◇◇
翌日、チーム長からもプレゼントが。

小箱の中身は「ソ・ハヌル」と本当の名前が書かれた社員証

チーフはもっと俺に関心を持てと彼氏アピールを開始する。
◇◇◇
ハヌルの元に義父ソ会長がやってくる。

義母と義兄の執着を切るために一時的に離れることも必要だとオーストラリア行きを勧める。
◇◇◇
ハヌルがゴンのネックレスをしているのを見たヒョジュの顔色が変わる。

そのネックレスは、前々からヒョジュが欲しがっていたもので、結婚したら指輪の代わりにほしいと強く頼んでいたものであった。

下唇を噛み締め激情し(自分のだ)返せ!とゴンに詰め寄るヒョジュ。
そして、私たちはいずれ韓国を離れる。ハヌルは実家へ戻ったほうがいいのでは?とハヌルに意地悪を言う。

「俺は帰らない!」「ハヌルと暮らす!」

手術も勝手に受けろとゴヌにキツく突き放されたヒョジュ。
今までなんでもわがままを聞いてくれたゴンの予想だにしてなかった言葉に目を見開くヒョジュ。
[7話ここまで]

◆◆◆

「自分は転がってきた石のようだ」
「自分の居場所じゃないのに勝手に転がってきて、いつもみんなに迷惑をかける」

15年間ずっと居場所がなく、いつも気を使ってばかりで落ち込むハヌル。

「俺の隣がお前の居場所だ」

ゴン自身もなす術がなくどうにもできなく、ずっと悲しい想いをしてきたことを打ち明け、
「これ以上そんな思いをするのは嫌だ」
「人の顔色をうかがわず思う通りにしろ」とハヌルに言い聞かせる。
◇◇◇
感情が抑えられないヒョジュは、ハヌルに気があるとゴンを疑い責める。

血の繋がりがない妹、、、カネ目当て、、、

とうとうゴンはハヌルを悪く言うヒョジュにキレ、「ハヌルが誰よりも一番大切だ。お前は次だ」と今まで曖昧にしていたことをはっきりと言う。
◇◇◇
結局はカネ目当て、、、

ゴンとヒョジュの一連の話を立ち聞きしていたハヌル。

アクアリウムへ行き、チーフの胸で泣いてしまう。

「俺がお前の保険になる」と提案するチーフ。
(〜人はいつか1人になる。そんなときのために恋人や家族を作るというのがチーフの保険論)

ハヌルは大切な人を失ってしまった過去のあるチーフの話を聞き悪い人ではないと思うようになる。
◇◇◇
家に帰ってきたハヌルの気持ちも察しずあれやこれやと世話を焼くゴン。

過干渉に息が詰まると(一連の話を聞いてしまった経緯もあり)ゴンを突き放す。
◇◇◇
義兄はホテルの一室で酒浸りの生活。

そこに訪れた父 パク会長に、ヘウォン(ハヌル)のことが好きすぎて気が狂いそうだ。死にたい!父さん助けて!泣き叫び懇願する。
* * * * *
※ここで会長はヘウォンが自分の実子で、2人は血の繋がりがある実の兄妹であることを伝えた形。(言ってるところは描かれてない)
◇◇◇
アクアリウムを訪れたゴン(前日仲違いしたので)。

水槽でハヌルの様子がおかしいのに気づき、着の身着のまま水槽に飛び込みハヌルを救出する。

常軌を逸し周りを振りほどき人工呼吸をするゴヌの姿に、チーフはなんとも言えぬ気持ちになる。
[8話ここまで]

ぷんおの感想

ハヌルの義父、パク会長のキャラがイマイチ分かりづらく、韓国MBCのHPを見てみました。
『無表情、無口、無関心(家族)』みたいな感じで、ハヌルは冷たいパパが苦手な設定らしいのですが、義兄と義母がキョーレツ過ぎて、パク会長の存在が薄く感じるんですよね。
息子テウォンに、ヘウォン(ハヌル)が実の娘であることを告げたっぽいのが、8話以降で詳らかになってくるのですが、正直パッとしません(個人的感想)

原作にする予定だった漫画『エデンの花』の盗作問題(トレパク)で計画狂ったまま立て直しできなかった感で可哀想な作品だなと思いました。

パク会長の会社はゴヌ父の建設会社を基盤に成長し、建設、紡績、娯楽と大きく成長した財閥設定なのですが、自社ビルじゃないし、会長室も貧素だし、なぜかテレビがたくさん並んでいる!超不自然〜


これも電機メーカーの間接広告なのかな?と首をかしげてしまいました。

プレゼントの箱

毎度本編よりもその他のことが気になってたまらないぷんおです。

出ましたよ!リボンがついたまま明けられるこの箱!


👇前にブログでこの箱の考察書いてます。

この箱でプレゼントされる(イケメン限定)の憧れだったのですが、誰もプレゼントしてくれないまま年月が経っていま〜す!笑

〜以上「ある素敵な日」6〜8話でした。

 

「ある素敵な日」あらすじ・感想考察[1〜5話]配信先&ネタバレ【韓国ドラマ】「어느 멋진 날」(드라마)

どうも、ぷんおです。

本日の紹介作品は「ある素敵な日」(2006年)。Loveholic(ラブホリック)の曲『あなたさえいれば(우리 사랑하지만)』が印象的な作品です。


この度、時間があったのであらすじまとめてみました。(4回に分けて書きます)

視聴するには?

Amazonプライムビデオの中にあるチャンネル『Channel K』で観ました。最近、古い作品が増えて私も有料登録(月額500円)しました!Amazonプライム会員になる必要がありますが、トライアルもあるので利用してみてください!

主要キャスト

ソ・ゴン(コン・ユ)

両親(母は継母)を交通事故で亡くし、妹ハヌル(異兄妹)と離れ離れになり、父の知人のオーストラリアに住むおじさんに引き取られ生活。ハヌルに「すぐに迎えにいく」と約束したが思いは叶わず時は過ぎ去る。普段は魚をアジア人街に卸す仕事をしているが、裏の顔は「イエローガン」(アジア人の拳銃みたいに鋭い野郎?)とマフィアにも恐れられる剛腕振りで、甘い嘘で女性を平気で騙す悪(わる)。おじさんへの恩と、その娘の心臓の病を抱えるヒョジュの治療費と生活費を支えている。すぐにカッとなるが仲間には優しい。表には出さないが心の中ではずっとハヌルを思っていた。

ソ・ハヌル(ソン・ユリ

15年間養子先の家庭でずっと偽り人生を送ってきた。兄が迎えにくることを待ち望み心の支えにしてきた。両親の交通事故死で兄と離れ離れになり、パク家の養女となる。精神的に不安定な養母に亡き娘 ヘウォン(ハヌルは22歳だが、高校3年生として)の代替えとして人形のように育てられる。家に内緒でアクアリウムでダイバーのバイト(水槽掃除)をしている。強気な面もあるが、身の上からいつも周りに気を使っており本心に嘘をつき蓋をする。※ハヌルはゴンと血が繋がっていないことを知らない

カン・ドンハ役(ナムグン・ミン)

ハヌルがバイトするアクアリウムに赴任してきたチーフ。ハヌルが母と2人暮らしの家計を支えている(もちろん嘘)ことを気の毒に思うが、明るく「少女家長(소녀가장)」(〜未成年が一家の家庭を支えている)とからかうように明るく接する。早々にそれが嘘でお嬢様であることに気づくが、深くは聞かず接する。段々とハヌルの本当の事情や優しさを知り真剣に愛するようになる。最愛の恋人を海で亡くした過去がある。(酔った勢いでどちらが長く潜っていられるかの賭けをして事故死。それ以来酒は飲まない〜8話)

ク・ヒョジュ(イ・ヨニ)

とにかくゴンが好き。片時も離れたくなくゴンと結婚するのが夢だが、ゴンには実の妹として扱わられている。心臓の病を抱えており、血色をよく見せるために真っ赤なリップを愛用(スポンサー:スキンフード)ゴンとハヌルが血の繋がらない兄妹と知り、ゴンの気持ちがハヌルに移り妹を超えたものになっていくことに焦燥感を覚える。気が強く激情家。

あらすじ(1話〜5話)

⚠以下ネタバレ⚠

オーストラリア(以下、豪表記)でク家(ヒョジュとその父ギョンテク)の2人と暮らすゴン。幼い頃、父と母を(ハヌルの母なので継母。ハヌルとは血の繋がりがないが、ハヌルはそのことを知らない。法的には兄妹)事故で亡くし、父の同郷で会社に勤めていたギョンテク(以下おじさん表記)に引き取られる。
それになんといっても心臓に病を抱えるヒョジュ(実の妹同然)の治療費と手術費用を稼ぐため高額の金が必要だ。
◇◇◇
ある日、ヒョジュの兄ソンチャン(豪から帰国し韓国在住)が、バスの中で女子高生の財布をする。(元々手癖が悪い)その財布の中から、ゴヌがいつも大事に眺めていた家族写真と同じものが入っていたことで女子高生がゴヌの妹であると気づく。

写真の裏側には、91年3月25日「ある素敵な日」との記載が。(※これがタイトルの意味)

早速、住民登録カードに記されている住所を訪ねるとそこは大豪邸。ソンチャンはこれをダシに金を引くことを思いつく。
◇◇◇
一方、豪ではマフィアの大金(闇取引きの金)が何者かに横取されたことで大騒ぎ。盗んだのはゴヌで、ヒョジュの手術費用に充てたかったのだが、マフィアに詰めよられボコボコにされているところをヒョジュ達たちに助け出され、盗んだ金を置き捨て車に乗って逃げる。

その時、韓国のソンチャンから「妹が見つかった」との連絡が。
おじさんはちゃっかりマフィアの大金からお金をネコババしており、それをゴヌはヒョジュの手術費用と自身の韓国への旅費に充て、15年ぶりに帰国。
ーーーー
<ゴンとハヌルが離れ離れになった経緯>
両親の事故後、2人は養護施設に。ゴヌの父と同郷で仕事の手伝いをしていたおじさんがゴヌだけを引き取る(経済的な理由で1人面倒見るのもやっとだった)。
そのことを悔やみ当初は、辛い事情を吹っ切らせるためか「この地を踏んだときから縁がないと思え」と言い聞かせ、ゴヌも段々と妹のことは居ないものと言い聞かせ、代わりにヒョジュを可愛がる。
ーーーー
ハヌルはパク家(財閥)の養女になったが、空虚な日々だった。
精神状態の不安定な義母は、ハヌルから名を奪い実娘の身代わりとしてヘウォンとして育て(実年齢は22歳だが、数え19歳の高校3年生とする)異常なほどにヘウォンとして可愛がる。
義兄もヘウォンに執着しており、兵役から帰ってきてヘウォンに妹の気持ちを超え偏愛を見せる。ハヌルは恐怖でいっぱいだった。

そんなハヌルの満たされる時間は、家族に内緒でアクアリウムでのバイト。
小さな頃、兄ゴヌに「大きくなったら世界で一番大きな水槽を作ってあげる」と約束をしたのを心に秘めていた。
ーーーー
韓国に着いたゴンはソンチャンの家に世話になる。

早速ハヌルの様子を見に行くと、ピアノの独奏会を開くなどの裕福ぶりで、嫉妬とともにハヌルの家から金を引っ張ってやろうと画策。(〜そう考える位やさぐれており、優先順位が実妹よりヒョジュのほうがこの時点では高い)

演奏中、突然会場を飛び出したハヌルを追ったゴン。
ハヌルは2人の思い出の南山のロープウェーに乗りソウルタワーへと。(ハヌルはソウルタワーには初めて来たと嘘をつく)
ゴンの期待とは裏腹。ハヌルはゴンの顔を覚えていなかった。
◇◇◇
の帰国を知ったヒョジュは手術を取りやめ韓国へ。(父と共に)当然ゴヌは腹をたてる。
◇◇◇
ついに生活に耐えられなくなったハヌルは家出。
豪邸の前に来ていたゴンと逃げるハメになり、勤務先のアクアリウムへ。
そこでハヌルは、自分は養女で裕福な生活ではあるが全て偽りの生活であること嘆き、本当の自分として人生を歩みたい。そして「生き別れになった実の兄を探したい」と吐露。
ゴヌはお兄ちゃんは忘れてる迎えにこないなど意地悪なことを言うが、ハヌルは「兄は私を捨てない。約束通り迎えにくる」とゴヌに言い切る。
◇◇◇
その夜、ハヌルを家に泊めるゴヌ。
ハヌルがずっと待っていたことを知り、家から金を引っ張ろうと画策を取りやめたかったが、先回りしたソンチャンは既に家族から着手金も受け取っていた。ハヌルに実の兄と知らせず実家に返そうとする。
◇◇◇
ハヌルの家出を知った義兄は怒りに身を任せ、家に帰ってきたハヌルを襲おうとする。
悲鳴を聞いたゴヌは義兄を半死まで殴り倒し、ハヌルの手を引っ張り家から救出する。

こんなにも妹が悲惨な生活をしていることを知ったゴヌは涙を流す。
ハヌルはやっとゴヌが実の兄だと確信し、来ると信じて待ってたと涙を流す。

「俺たちは絶対離れない。15年間も離れて暮らしていたんだ」
ハヌルとゴンの名前の意味は『空』(공コン、하늘ハヌル)。
ゴンはこれからは青い空のように何があってもずっと一緒だと約束する。
◇◇◇
ハヌルが家にやってきたが、困ったことが、、、兄が魚売りや結婚詐欺で稼いでるなんて言えるわけがない。
そこで『実業家』と嘘をつき、ソンチャンが長期留守番を頼まれている豪邸に無許可で暮らすこととする。(〜なぜか車まで用意されている笑)

大きな水槽のある家に喜ぶハヌル。

そこにヒョジュも上がり込む(血の繋がらない兄妹と知り不安視)。
◇◇◇
ソンチャンとおじさんがいる家に男がやってきて1000万ウォンの小切手を差し出す。

その車の中にはハヌルの養父がいたが、その人はおじさんの勤めていた会社の理事をしていたパク氏であった。(ゴヌ父の友人)

しかし、パク氏は知らん顔。
ーーーー
おじさんは社長運転手として働いていた。その会社の社長はゴヌの父。つまりゴヌは元社長の子息。
ーーーー
◇◇◇
一方、ハヌルお使いでチーフの家へ。

そこにはベッドで横たわるチーフと睡眠薬が。自殺を図ったと勘違いしたハヌルにチーフは打ち明ける。

「今日は存在しない日だ」「俺にとって1年は364日だ」

この日はチーフ(ドンハ: ナムグン・ミン演)の恋人の命日。(自分のせいで死んだと消えない自責の念)

チーフはだんだんとハヌルに惹かれていく。
◇◇◇
ゴヌとハヌルは空白の15年を一つ一つ埋め取り戻していく。

そんな時、ハヌルが、「お兄ちゃんじゃなかったら 私 恋に落ちそう」と、いたずらっぽく言う。

思わず顔が赤くなり動揺するゴヌ。

それをからかうハヌル。

<1〜5話ここまで>

基本情報

原題:「어느 멋진 날」放送:2006年5月31日〜7月20日MBC)全16話※漫画『エデンの花』(家末次由紀 作)を原作にする予定だったが、日本で盗作騒動(スラムダンクのトレース問題)が起こる。このため制作を断念。内容を立て直しした作品。

ぷんおの感想

1〜5話。
オーストラリアでいわば底辺の生活を送っていたゴヌたち。(労働力として移住する韓国系移民が豪州にも多かった)ヒョジュの兄が永住権を取得しようと結婚したが失敗した話(ハヌルのバイト先の同僚)も出てきます。ゴヌの詐欺もそんなような感じでありました。
心配していた妹がいい家にもらわれ裕福な生活を送っていることへの嫉妬心。
妹同様のヒョジュの手術費をもらってもいいだろ的な気持ちが、ハヌルの過ごした15年の哀れさ(しかも自分が助けにくるのを待っていた)を知り兄心が復活するコン・ユ。そこから時間を埋めるように「オッパーオッパー」と甘えるソン・ユリがなんとも可愛い。

5話の最後にゴヌが長財布をプレゼントするのですが、な、なんと!その中に携帯電話が入っているんですよね。(もちろん間接広告です)この電話が後半お兄ちゃんを呼ぶのに大活躍します笑

この作品は全般的に都合のよい設定がすごい!持ち主が不在中の家に勝手に住むのもそうだけど、コン・ユがクローゼットの中のスーツ等を勝手に着たりするんですよね。いくら設定とはいえなんか泥棒みたいな設定だなと。(底辺民の設定だからありなのかもですが)

主題歌 Loveholic『あなたさえいれば』
OST貼っておきます。Spotify ダウンロード必要です。

各話まとめリンク先

1〜5話 6〜8話 9〜13話 14〜最終話


〜以上となります。またどこかでお会いしましょう🐟

「金よ出てこい、コンコン」配信先は?あらすじ概要&キャスト相関まとめ(ネタバレ結末記載)

こんにちは、ぷんおです!

パク・ソジュンが出演している「金よ出てこい☆コンコン」全50話、雑ですがネタバレ&ザクザクっと設定を中心に書きました。

※「チャンネルK」で配信が始まったようなので2022年3月に書いた記事を更新しました。(2022年5月23日)

※「LaLaTV」で再放送、「GyaO!」の無料放送(22年7月末まで)が始まりました。(2022年7月25日現在)

作品を視聴するには?

「dTV」の会員見放題枠に安定して入っています。CSでは「LaLaTV」が不定期再放送。「GyaO!」では定期的に無料枠(会員登録不要)に入ることがあるのでこまめにチェック推進です。
最近、アマゾンプライム会員になると登録できる有料チャンネルの「チャンネルK」でも取り扱うようになりました〜。

基本情報

原題:「금 나와라 뚝딱!」
放送:2013年4月6日~2013年9月22日(MBC)週末ドラマ 全50話
演出 : イ・ヒョンソン
脚本 : ハ・チョンオク

キャストと各家のネタバレ紹介

本作の主人公

チョン・モンヒ(ハン・ジヘ

30歳。職業はアクセサリーの違法露天商。
チョン家の長女だが実は養女(母親の高校時代の亡き親友の娘)。生き別れた双子の姉のユナの夫ヒョンスとの出会いでそのことが発覚していく。
父親が早期退職。住宅ローン返済と弟妹の学費捻出のため美術大学を中退。露天商のかたわら独学でジュエリーデザイナーを夢見る日々だが先は全く見えない。妹モンヒョンの結婚費用を用立てるため、偶然知り合った宝石商の御曹司ヒョンスと彼のセレブな妻のユナになりすます契約をする。いっときのつもりであったが互いにやめどころを見失い2人は契約を続けることとなる。ヒョンスにデザイン学校に通わせてもらったことがきっかけで更に話はこじれ、自身の家族や周囲を欺かねばならぬ状態が増える。
前半ヒョンスとモンヒは恋愛関係に発展しうまくいきそうな兆しはあったが、ユナの再登場により、2人の関係性は義理の兄妹とビジネスパートナーとして変化していく。
モンヒはジュエリーデザイナーとしての夢を叶えることができた設定だが極めて描写が薄いというか雑。

「パク家」ノーブルダイヤモンド

パク家 長男夫婦

パク・ヒョンス(ヨン・ジョンフン)

34歳。有名高級宝石店「ノーブルダイヤモンド」の御曹司。直系長男であるが、幼い頃に実母に代わりに家に入ってきた継母ドクヒ(実際はパク家の籍に入っていない)に虐げ育てられる。政略結婚でユナと愛のない結婚。愛のない日々を過ごす。離婚寸前状態のところにユナと瓜二つのモンヒと知り合い考え方が一変する。家業に興味がなかったが復讐が芽生え、それが事業に対する興味へと繋がる。後にイタリアに留学。スタイリッシュな姿で(?w)帰国後自分の会社を立ち上げ父に対抗しようとするが、最後は家族兄弟と和解。実の母に再会を成し遂げノーブルダイヤモンドの後継者となる。
イタリア留学後のファッションセンスの変貌ぶりに注目!

ソン・ユナ(ハン・ジヘ2役)

30歳。ヒョンスの妻。米国在住の韓国人資産家の元に養女として育つ(海外養子)。超ワガママで激情的で変わった性格。パク家の人々は会社に多大なる融資してくれるユナの実家のことがあり彼女の行いに強く言えない。
ヒョンスとの夫婦関係は完全に冷めており、1話で離婚を突きつけ突然失踪。後になぜか出現。たった一人の血縁モンヒと再会し、家族に対する考え方や接し方が変わっていく。自分の不在中のヒョンスとモンヒの関係性を知り嫉妬するが、かけがえのない妹であるモンヒを責めることは結果しない。
性格の悪さは寂しさの裏返し。最後はヒョンスにベッタリとなり立派な長男の嫁化します。

パク家 次男夫婦

パク・ヒョンジュン(イ・テソン)

32歳。パク家の次男で母親はドクヒ。兄弟の中で仕事に一番熱心。籍の入っていない母の期待に応えるのは自分が家業を継ぐことだと信じてやまない母親思いの野心家。母の悪巧み、妻ソンウンの悪事や過去の隠し事、、、最後は兄をかばい交通事故で意識不明と翻弄されっぱなし。

ミン・ソンウン(イ・スギョン)

30歳。 ヒョンジュンの妻。ノーブルダイヤモンドのデザイナー。夫を後継者にするためにドクヒと組み、意地の悪い数々の罪を重ねる日々。モンヒと同じ大学出身。モンヒの彼氏のサンチョルを略奪し、モンヒを侮辱し傷つけたエピソードがある。モンヒと互いの存在に気づいたのはモンヒョンの嫁入り後。ユナになりすましたモンヒと水面下バトルが始まるが、勘の良い夫のヒョンジュンは徐々にソンウン疑いを持ち始め、サンチョルとの過去や隠し子アルムの存在を突き止める。さすがに夫に愛想を尽かされるが、最後はなぜか丸くおさまる。

パク家 三男夫婦

パク・ヒョンテ(パク・ソジュン)

29歳。典型的な放蕩息子。パク家主人のスンサンの二番目の妾ヨンエの息子。家庭に居場所がなく飼い殺し状態。宝石店に古くから勤めるモンヒの母の繋がりで、モンヒの妹のモンヒョンと見合い結婚。結婚前から交際していた彼女ミナがいたが、モンヒョンとの関係が良好的になり別れを切り出す。その彼女が実は韓国有数のソンサン財閥会長の妾の娘。財力を武器にモンヒョンを切り離しにかかり、パク家もそれに応じモンヒョンと別れさせようとするが、ヒョンテは実家を捨てチョン家へ駆け込む。バイトもしたことがなかったヒョンテがなんとチキン屋でバイト。やがてモンヒョンが妊娠したことでパク家へと戻る。最後はノーブルダイヤモンドへ販売員として入社。

チョン・モンヒョン(ペク・ジンヒ)

25歳。音大を卒業後、虚栄心の強い母の期待と一家の貧困の一発逆転を一身に背負い、条件の良い家柄へ嫁ぐため見合いの日々。ヒョンテに彼女がいることを承知した上で、一家を安心させたいがために結婚。ヒョンテの彼女のミナが財閥の娘と発覚し、離婚を考えるが、ヒョンテがガンと応じず2人で実家へ。地味めな性格ながら芯が強い。ドクヒやソンウンにイビられるが、義父のスンサンや義母にあたるヨンエには可愛がられる。男の子を出産。

パク家 親関連

パク・スンサン(ハン・ジンヒ)

65歳。ノーブルダイヤモンドの社長であり、3兄弟の父親。鍾路の小さな宝石店を国内有数の宝石会社へと発展させたビジネス手腕の持ち主。(父親か祖父が細工職人)
事業発展のために可愛がっている三男息子ヒョンテの嫁モンヒョンを切り捨てようとするなど冷酷な面があるが、それも家族や従業員の生活を思えばこそ。
ヒョンテの愛人ミナの父であるソンサン財閥の会長からの提案は、ミナと結婚することで念願の百貨店の出店への約束と資金援助であったが、結果夫婦が別れなかったため、会長に頭を下げる形となる。しかし、その面会時に出店のビジネスチャンスつかみ、ソンサン百貨店への出店をモンヒのデザインを持って勝ち取る。
後半ドクヒの悪行が障り倒れる。本妻のジンスクと再会和解し。ヒョンスの社長就任式では社長夫人として同伴させる。

チャン・ドクヒ(イ・ヘスク)

57歳。次男ヒョンジュンの母。籍は入っていないが世間的には正妻の立場。元々家柄のよい育ちだが実家は事業に失敗しており帰る家はない。正妻のジンスクに不倫疑惑の濡れ衣を被せ、家を追い出しその座を奪った形。お手伝いは雇わず家事全般をこなし一家を支配している。後半、正妻のジンスクをハメた相手に金銭的にゆすられ、それがスンサンにバレれ愛想を尽かされる。息子ヒョンジュンだけでもなんと会社で地位に留めたと思い、長男ヒョンスの運転する車のハンドルを奪い交通事故死を試みようとするが、ヒョンジュンに先回りされ、逆にヒョンジュンの車が大破し意識不明に。家は出されたが、お手伝いさんという切り口でパク家に戻りスンサンも受け入れたようだ。

ミン・ヨンエ(キム・ボラ)

53歳。三男ヒョンテの母。愛嬌があるが水商売の出。学歴も教養も品もないためにパク家では居ないものとされている。パク家のお金で別宅で悠々と生活しているが寂しさが募る日々。モンヒョンの嫁入と彼女の気遣いでパク家本家に居場所を発見していく。

ジンスク(イ・ギョンジン)

長男ヒョンスの母。家を出た後、中華まんじゅう屋を経営し生計を立てていたのをヒョンスによって発見される。誤解がとけ最後はヒョンスとユナのマンションで三人で同居。

「チョン家」モンヒの実家

チョン・ビョンフ(キル・ヨンウ)

チョン家の家長。大卒であるが早期退職をしたため無職に。妻のシムドクへの経済依存度が高く義理の母に頭が上がらない。特に日中は義母と過ごしづらく内緒でマンガ喫茶に通う日々。プライドを捨て運転代行で日銭を稼ぐようになる。

ユン・シムドク(チェ・ミョンギル)

モンヒの育ての母であり、モンヒョンとモンギュの実母である。高卒でスンサンの営む鐘路の宝石店に入社。販売から経理までこなす実力派。現在のノーブルダイヤモンドの店舗でも現役としてバリバリ勤務。
高校時代の友人の亡くなった双子の娘のひとりをひきっとったのがモンヒ。モンヒには養女であることを内緒で育てていたが、他2人の実子と扱いに差が生じているのが事実。
女性の社会進出、嫁姑、息子問題その他諸々、、、様々な矛盾要素がシムドクに集中。

チョン・モンギュ(キム・ヒョンジュン

27歳。チョン家の長男。モンヒの弟でモンヒョンの兄。大学を卒業したが、就職が決まらず大学院へ。バイト先の化粧品店で、孤児院出身のミンジョンとの知り合い意気投合。2人でモンヒ屋台を受け継ぎ働いているうちに仲が深まり子供を授かるが、母のシムドクから猛反対される。最後に就職が決まりシムドクも納得。

その他の登場人物

モンヒョンの家「チョン家」には6人が生活している。
(モンヒョンの父ビョンフンと母シムドク、モンヒョン、モンギュ、モンヒの3人兄弟、母方の祖母グァンスン)

近くに父ビョンフンの弟ビョンダルとその妻が営む飲食店があり交流がある。途中、ビョンフンの両親が登場。特に母親は、姑としてチョン家に居座り、学のないシムドクとその母にイヤミを言う。

モンヒの元彼サンチョルは元彫金師でその後お花屋さん経営。パク家次男のヒョンテが妻のソンウンの遊んでいた過去と隠し子アラムの件に気づき、途中登場。その件でソンウンがアラムを誘拐。その後サンチョルは病気になり、アラムはパク家に引き取られる。

あらすじネタバレについて

KTVの下記リンクあらすじ内容で十分かと思います。

前半はモンヒの「なりすまし」にまつわる話。当時の社会風刺をまじえながら、嫁姑問題をおりまぜ格差問題の描き。格差を越えてモンヒとヒョンスが結ばれるのかとおもいきや、ユナが舞い戻り養子問題の悲しさが醸し出され、各家の姉妹たち兄弟たちの絆がクローズアップされ、一気にファミリードラマ化していきます。そしておきまりの復讐、交通事故、誘拐、病気、チキン屋、間接広告、、、と、韓国ドラマあるある設定の渋滞となります。

見どころはどこか?見る価値はあるか?

パク・ソジュンファンであれば、パク・ソジュンが初期からずば抜けて芝居がうまかったということを確認できるので観る価値あるかと思いますが、全50話ととにかく長い!

個人的には、モンヒの家の婆さんたちのホームコメディなやり取りを倍速飛ばししながらなんとか観終えた感じでした。

それ以外の部分の期待度は正直ないかも、、、

意外な設定やドロドロしたところも多いのですが、基本ホームドラマなので最後はまるくおさまる感じです。

イメージ的には、カン・ドンウォンの「1%の奇跡」(2003年)の後半、一気にホームドラマ化していくのに近いものがあるかと思います。

主役のモンヒが、ジュエリーデザイナーとして活躍するシーンがあれば「おすすめします!」って言えるかもですが、後半ハン・ジヘの2役がキツかったのかなんなのか、モンヒの存在感が完全に薄れ「主役って結果、だれ?」みたいな感じになっちゃてました。

まとめ

繰り返しになりますが、起き上がった揉め事がひとつもなかったのごとく、びっくりするくらい絵に書いたような無理やりなハッピーエンドとなります。

終わり方もスポンサーを立てるためなのかなんなのか、なぜかキャンプに出かけ、アウトドア用品やウェアが長写しになりつつ、3兄弟がそれぞれの配偶者と手をつなぎ並び歩き、それぞれの思いを語り、、、川に入り水の掛け合い。

それを遠巻きにモンヒが満足そうにみつめ、自分の努力を回想し、自分の夢も叶い良かった〜というような感じなのですが、実際どう成功したのかサッパリイメージがわきませんでした。

ウチのテレビや周辺機器が壊れてシーン抜けでもしたのかなぁ?一瞬本気で疑った作品でした。

そういった意味では、やはり見どころありなのかも❓❓❓

〜以上となりますお付き合いいただきありがとうございました。

韓国ドラマ「夏の香り」あらすじ&感想(2003年)

どうも、ぷんおです。

本日は、韓国ドラマ「夏の香り」(2003年)のご紹介です。

20年近く前の作品なので時代感はありますが、ソン・イェジンがなんとも初々しく、ソン・スンホンのちょっと尖ったアウトロー感が胸を打つ一作です。

イメージで言うと、グラスの中の氷が溶けてカランと音をたてる。その予期せぬ音にドキッとするような感じかな???

当時の定番 “ヒロインが病気” 設定などツッコミどころ満載ですが、当時でしか出せない魅力と自然美が詰まった作品!

「愛の不時着」の場面ともリンクする箇所も多いですよ。

🍉2022年8月1日。夏休みで久々に更新しました。

作品を観るには?

現在(2022年4月26日)U-NEXTの定額見放題 とFODに入っています。

2000年前半の作品をいっぱい観たい人は『U-NEXT』が絶対オススメ!

基本情報

原題:「여름향기」ヨルミャンギ
放送:2003年7月7日 - 9月8日(KBS)全20話 
視聴率:平均視聴率10.6%、最高視聴率11.6%。
ちなみに裏番組は「屋根部屋のネコ」で最高視聴率35.6%。

ユン・ソクホ監督の「四季シリーズ」第3作目。(秋の童話冬のソナタに次ぐ作品。4作目は春のワルツ
●放送2回目で、米国映画「この胸のときめき」の盗作疑惑浮上。監督は前から温めていたものであると真っ向から反論。
●脚本家との摩擦&交代、キャスティングの難航がそのまま視聴率へと繋がった模様。

キャスト

ユ・ミヌ(ソン・スンホン

婚約者の死後、3年ぶりにイタリアから帰国。写真家を目指していたが挫折。現在は建築デザイン会社のディレクター。彼女が忘れられず女性と縁がなかったが、彼女との思い出の山(香積峰)で出会ったへウォンに運命を感じ恋に堕ちる。
茶髪にノースリーブにジーンズ姿。外見はアウトローな印象が強いが誠実な人物。
彼女を亡くしたためか寂しい影を背負っている。
へゥオンに婚約者がいるということで踏み込まず思いを心に留めているが抑えられない感情に思い悩む。
好きな花は黄色いバラ(ムーンライト)。

シム・ヘウォン(ソン・イェジン

心臓に病を抱えており、学生の頃は体育見学組。「大人になっても心臓が動いていれば、愛する人と世界中の道という道を一緒に走ってみたい。」「輝く雨(にわか雨)が降り注ぐなか愛する人と出会いたい。」と、死を意識しつつも未来の恋を思い描く。
彼氏は幼馴染のチョンジェオッパー。両親は死去。亡き父がチョンジェの父と共に共同経営していた関係で、シム家に家族同様面倒を見てもらっている。
小学校教諭であったが、心臓移植後はクリエイティビティなフローリストに転向。姉的存在ジャンミの店で元気に仕事に勤しむ。
心臓移植後、性格が明るくアクティブに変化し、自分の中にもうひとり住んでいるような気がしてドナーがどんな人か気になりだす。
チョンジェに結婚を申し込まれ、順風満帆な関係を築いていたが、過去に出会っているような気がするミヌとの出会いで胸がときめく。そのときめきが自分の素直な気持ちかドナーの思いなのか思い悩む。
好きな花はカラー。

パク・チョンジェ(リュ・ジン)

資産家の息子。父の経営する会社勤務。茂朱のリゾート地の再開発(カラーリゾート)を手掛けている。ヘウォンの幼馴染で彼女を一途に思う婚約者。ヘゥオンの気持ちのゆらぎに気づきながら否定しつつ見ない振りをしてきたが、後半真逆の態度を取る。(束縛酒浸り、サイコ化)
オフィスにはひまわりの花が飾っている。

パク・チョンアハン・ジヘ

チョンジェの妹。兄と同じ会社に勤務。イタリアに留学中に知り合ったミヌに運命を感じ、猛アタック。ミヌの実家に押しかけ婚約者ヅラをしたり、自分の両親に彼の許可なく引き会わせたりと強引な手段を取る。第三者からみると脈なしの妹的存在でしかありえないが、世間知らずの素直さ故にそれに気づかず、ミヌの気持ちを汲み取らず強引に迫りまくる。姉のように信頼し恋の良き相談相手だったヘゥオンがミヌに心変わりをしたことで、気持ちは反転。思うままに彼女を攻撃する。お嬢様であるがクリエイティブな仕事をしているため流行に敏感な攻めのファッション。

ソ・ウネ(シネ)

ミヌの亡き婚約者。ミヌとの出会いは、キャンパスで「にわか雨」が降ったとき同じ場所で雨宿りをしたこと。死後ヘウォンの心臓のドナーとなったがミヌはそのことを知らない。

オ・ジャンミ(チョ・ウンスク)

ヘウォンのオンニ(先輩)で同じ店のフローリストでルームメイト。ちょっとナルシストで自分が綺麗だと思っている。おっちょこちょい。反感をもっていたデプンといい関係になる。

チ・デプン(アン・ジョンフン)

ミヌの先輩で良き理解者。同じ事務所(社長?)。デプンもまた自信過剰でおっちょこちょい。ミヌが山でヘウォンに恋に堕ちた話をはじめから聞き知っている。

あらすじ

亡き恋人を想い山に来たミヌと、野草を撮影しに来て足をくじいてしまったヘゥオン。
2人は天候悪化で山荘で一夜を明かす。

婚約者の死後、ミヌは誰にも恋をすることなく過ごしてきたが、ヘウォンと出会いで恋に堕ち、ヘウォンも胸騒ぎを感じる。

ある日、2人はチョンジェ(ヘウォンの彼氏)の会社で手掛けることになったリゾート再開発プロジェクトが縁で運命の再会をはたす。(それ以前に何度か再会しているのは割愛)

茶髪で外見がチャラいミヌにイマイチ信用の持てなかったヘウォンだが、仕事を通してその誠実さに気づき心を寄せていく。

心臓の高鳴りを否定しつつも、だんだんミヌに心が傾くヘウォン。

チョンジェと婚約中で、彼の実家にも育ててくれた恩義がある。ミヌにゾッコンの妹分(チョンジェの妹)チョンアの気持ちを知り応援している立場でもある。

ミヌへの思いを消そうと努力しながら、罪悪感と断ち切れぬ思いではち切れそうに過ごす。

やがて本人たちは否定するが、2人は関係性は周りが見過ごせないほど深まりを増す。

そうするうちに、心臓ドナーがミヌの亡くなった婚約者のウネということが発覚する。

2人が結ばれることにより、ヘウォンがつらい思いをするとチョンジェはミヌに別れを促し、ヘウォンには真実を伏せたままにする。

ドナーの件を知ったヘウォンは、ミヌの自分に対する愛情は、亡き恋人ウネの面影を求めてのことではないだろいか?そして、自分のミヌに対する思いも、心(心臓)の持ち主であるウネの思いなのでは?と、亡きウネの心臓の存在に振り回され、みな負のスパイラルに陥る。

結果、ヘウォンは気持ちを断ち切るためにチョンジェとの結婚に踏み切るが、式を目前に倒れてしまう。

手術を拒むヘウォンだが、ミヌが自分のことを忘れてくれるなら手術すると交換条件を出し遠ざける。

ミヌは思いを絶ちイタリアへ。

〜数年後。

ヘウォンは米国で人工心臓の手術し、チョンジェは良き理解者としてそばにいてくれ精力的に仕事をしている。

ある雨の日、思い出の美術館。
たくさんの傘であふれる階段。

胸(誰のものでもない新たな心臓)の高鳴りを覚え振り返ると、そこにはミヌが。

<終>

ロケ地情報

舞台となるリゾート地(劇中ではカラーリゾート)は、茂朱(ムジュ)。
黄色いバラが天井一面に吊るされた「プロポーズ小部屋」もここです。

広大な茶畑は、全羅南道の宝城です。

「愛の不時着」で、セリの髪を後ろからハンカチ結わえるシーンや、ラストの2人の草花に囲まれたスイスの光景は、この作品が源かと思われます。

以下「夏の香り」5話〜6話U-NEXT配信からの名シーン。
(※画像、著作権に問題あればご連絡ください。迅速に対応いたします。)

作業に懸命になっているヘウォンの背後からそ〜っと近づいて、、、「髪、結んだら作業しやすいかなって思って」と微笑むミヌ。しばし語らいサラッと「タンシヌル サランハムニダ」と愛の告白!?その後に「ここに来た人がそんな風にいえたらいいなぁ」とつけ加える。真顔だったヘウォンは勘違いの焦りでしどろもどろ。思わずバラのトゲで指を刺してしまう。指に光る婚約指輪。その一部始終をプロポーズの小部屋の入り口で見ていたチョンジェオッパー(リュ・ジン)は無言で立ち去る、、、

ぷんおの感想

恋の初々しさ、儚さ、残酷さ、、、そして生き生きとした自然美。

過ぎ去った時間のキラキラとした記憶や思い出は、眩しすぎるがゆえに見ることができなかったりします。

綿密な計算や計画では絶対不可能な心の領域の鐘をつくのがユン・ソクホ監督作品の魅力。

「どこが?」と、私ぷんおも思っていたのですが、最近冬ソナや秋の童話を再鑑し、その良さがわかるようになりました。

矢沢永吉のコンサート会場から出てくる人が全員YAZAWA化するように、この作品をみたあなたも最終回にはソン・イェジン化すること間違いなし!

な〜んて冗談も交えてみます。

◇◇◇

この作品のOST、忘れている人、思い出せない人のためにOSTアルバムのSpotifyのリンク貼っておきます。(無料アプリDLで聴けます)

これを聴いて冬ソナのイントロで胸がときめくのと同じ現象が起きてるアナタ!
多分ぷんおと同世代かと思います(^ω^)

〜本日もお付き合いありがとうございます。
またお会いしましょう🐟🐟🐟

以上、冬ソナのイントロを口ずさむだけでチェ・ジウに変身できるぷんおからのレポートでした。

「シンデレラマン」あらすじ・感想【韓国ドラマ】

こんにちは!ぷんおです。

本日取り上げる作品は、クォン・サンウ&少女時代のユナ主演の「シンデレラマン」。

ファッション業界モノですが、高級ブランド VS 東大門ファッションといった面白い構図です。

視聴するには?

U-NEXTの見放題に入ってました。(2022/01/24現在)配信他社はナシのようです。
DVD中古も確認したのですが、全巻揃いが少ないので購入考えている方は要確認です。
U-NEXT直リン👉 U-NEXT(ユーネクスト)-映画 / ドラマ / アニメから、マンガや雑誌といった電子書籍まで-│31日間無料トライアル

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基本情報

原題:「신데렐라 맨」
放送:2009年4月15日〜2009年6月4日 全16話(MBC)水木ドラマ
視聴率:平均8.7%
◇「王子と乞食」にヒントを得たとのこと◇クォン・サンウ一人二役を演じている◇劇中「テバク!」が連呼される(大当たり、大成功、スゲッ!ヤバッ! みたいな意味)

登場人物&ネタバレ設定

オ・デサン(クォン・サンウ

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孤児院出身。ユジンの父である東大門の問屋「イースタン」の社長に面倒を見てもらいファッションの仕事を覚える。生地から縫製工場など東大門のありとあらゆる所に顔がきく。夢はフランス留学と東大門で成功すること。そして百億ウォンを稼いで自分のような孤児たちを援助すること。実店舗「도련님」(トリョンニム 坊ちゃまの意味)の開店を目前に社長が急死。娘のユジンの世話を焼くうちに来いが芽生える。ひょんなことで自分と瓜二つのジュニと出会い、店を守るために彼の身代わりを引き受ける。好意を寄せるユジンとセレブなジェミンの仲が親密になっていくに連れ嫉妬と不安が生まれ、ユジンを繋ぎ止めるために金持ちのジュニに完全に成りすまし再度ユジンに迫るが振られてしまいセウンと婚約。その後ジュニと本当の兄弟であることが発覚。

イ・ジュニ(クォン・サンウ

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アパレル会社「ソフィア」の御曹司。遺伝性の心疾患を患っている。父親の死により19年ぶりにフランスから帰国。(家族は祖母、亡父、継母、義兄だが、折り合いが悪く渡仏)。実母は生まれる前に亡くなったと聞かされていたが、実は家を出て行方知れずになり隠れて出産。父からの遺言でそれを知り、実母を探すが既に亡くなっていた。実母の死に継母が関わっていることを知り復讐心が芽生える。パリで心臓移植するが、術後の経過が悪く帰国。同じ血液型のデサンが自分の双子の弟だと告げ死に、その証拠をアン常務に証明してもらうよう遺言を残す。デサンを思い店(トリョンニム)の経営権を自分名義しておいたため最後まで店は誰の手にも渡らずデサンの手元に残る。

ソ・ユジン(イム・ユナ)

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パリの学校でデザイナーの勉強をしていたが、東大門市場で問屋を経営する父親の急死で帰国。経営は赤字で債務だらけで留学も諦めねばならずますます父を恨む。残された市場の店舗「イースタン」も人手に渡り、ソフィアへ就職。パリで知り合ったジェミンやセウンの下で働くが、デザインした服が盗作事件(東大門でデザイン画が流出)に巻き込まれ退社しデサンの店で働く。パリで出会ったジェミンを慕っており関係が進展しているように見えたが、最終的にはデサンを選ぶ。非常に勝ち気で頑固な性格。

イ・ジェミン(ソン・チャンウィ)

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ジュニの継兄で長男。連れ子であるため負い目がある。経営に全く興味がなかった弟ジュニの評価が高まり、セウンも興味を示しているのを目の当たりにし、ジュニを警戒。真摯に仕事に取り組むユジンが放っておけずあれこれ遠くからサポート。心の隙間を癒やしてくれるユジンに恋心が芽生えるが、そのユジンすらもデサンに奪われそうになり反発。会社の経営権を手に入れようとするが、自分の東大門市場を潰しをアウトレットモールにする案が、東大門でオリジナルデザインを生み出し世界に発信する案を出したデサンに負け、母親の過去の行いも明るみになり半ば失脚するがデサンに助けられる。

チャン・セウン(ハン・ウンジョン

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モデル出身のデザイナー。モア信用金庫の令嬢。新ブランドの立ち上げでソフィアアパレルへ。ジェミンのプロポーズを断った過去があり、ジュニとも幼馴染。久々に再会した大人しいジュニ(デサン)がファンキーになって東大門で内緒で店を開いていると勘違いし、猛烈にアタックする。ユジンはパリ時代の後輩でライバルで偶然再会。デサンとユジンの仲に嫉妬し、デザインコンテストで妨害をするなど悪事を働くが、結果東大門に魅せられ個人デザイナーとして東大門でお店を持つ。

結末は?

会社を乗っ取ろうとするジェミンにより、デサンがジュニに成りすましていたことがバレてしまい窮地に追いやられるが、株主総会で負けてしまう。ジュニとデサンが双子の兄弟であることが証明され、家内の全ての謎が解け和解。ジェミンは会社に残り、デサンはパリへ。ユジンは東大門に。その後、デサンがパリのセレクトショップでユジンの作品を扱う契約を結んで帰国。ユジンのブランド名は「イースタン」として東大門の技術で製作しパリへ発信することとなり2人で喜び合う。
<完> こんな感じ

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相関図 

引用元:人物相関図|TBSテレビ:シンデレラマン

感想

小ロット短期間生産&短サイクルで在庫を抱えず回していく今の傾向の原点がまるわかりで勉強になりましたが、その他の面に関してはホント微妙でした。

クォン・サンウ一人二役はいいのですが、さすがに病弱な役は体系的にも演技的にも無理でしかありませんでした。

また見る機会があれば追記したいと思います。

以上となりまーーーす。

ペ・ドゥナ主演「威風堂々な彼女」あらすじ・感想【韓国ドラマ】

社会の底辺にいる主人公が逆境に耐え、成功する系の作品。

背中におぶさりギャン泣きしている赤子がただただ気の毒な一作(笑)

基本情報

原題:「위풍당당 그녀」
放送:2003年3月12日〜5月8日(MBC)全17話
視聴率:放送1ヶ月後で24.6%との記録あり。
監督演出:キム・ジンマン
脚本:べ・ユミ
◇「シングルマザー」という設定が当時斬新だったそう◇学歴もなく貧乏でどん詰まりな主人公が家族のために奔走し成功を納めるストーリーが視聴者受けしたとのこと◇カン・ドンウォンのドラマデビュー作。配役的には二番手だが、そのルックスと好感ぶりにお茶の間が沸いたそうです。

視聴するには

配信各社で浮き沈みのある作品のひとつ。現在(2022/01/28)アマゾンプライムビデオの中の「韓国ドラマ・エンタメ Channel K 」の見放題(Amazon.co.jp: 威風堂々な彼女 (字幕版)を観る | Prime Video)にあるようです。

キャスト

ウニ(ペ・ドゥナ

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元気で素直なのが取り柄だが、ガサツですぐにカッとしてトラブルを起こすので常に要注意人物として扱われる。貧しい環境ながら病弱な姉クミを常に気遣い、父亡き後は一家の大黒柱として働く。実子でないため母から虐待を受けるが負けずに反発!クミと差別され育つが、出生の秘密を知らないので逆境に負けず立ち向かう。優しい育ての父親を尊敬し、性格は実祖父に似て商才がある。

クミ(キム・ユミ)

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ウニの双子の姉。優等生だが病弱なのでいつも親や周囲に心配され育つ。ウニとは違い美人なので憧れと嫉妬の的。それを毎度妹のウニが追い払う。外見と違い内面は頑固。干渉を受け育っているので自由なウニを羨む面がある。貧乏から脱しテソン財閥の家に入ったはいいが、味方はおらず叔母といとこにイビられ常に孤独。跡取りになることだけを目標に耐え忍ぶ毎日。ウニが出現後、自分の居所にますます不安を感じる。

インウ(シン・ソンウ)

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ニューヨークでMBA取得し自分の道を歩もうとしていたところに実父が死亡。潔癖症で、学歴や性別で物を判断し、思ったことをそのまま相手にぶつけるため常にウニと衝突。家族仲が悪かったため愛に不信感がある。成果主義なのでウニが叩き出す結果は素直に認める。運動音痴。

ジフン(カン・ドンウォン

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温厚な性格で人を疑うことをしない優しい性格。ユミと付き合っているが、常にユニを心配し、同居するインウとの仲が気になって仕方がない。皆の人気者で運動上手。

キム会長(キム・ソンギョム)

テソン財閥会長。大金持ちだが超ドケチで家族のことを全く信じていない。ウニと出会い2人で会うことを楽しみにしている。インウのおじいさんとは戦友で借りがあるので、カイン食品とインウの仕事ぶりに興味があるが俯瞰。経営面でのインウの才能を買っている。
最終回で、ウニから「会長」ではなく「ハラボジ」と呼ばれることになるが、ウニが本当の孫であることは知らされないまま2人の関係は続くようだ。

あらすじ

行き倒れの妊婦を助けたカプシク。家は貧しく妻のギルニョはそのおせっかいに激昂し産気づく。行き倒れの女もそれに続き、2人は布団を並べ同時出産。女はウニを出産後すぐに死んでしまう。女の持っていたボストンバッグには札束が詰まっていた。貧乏な夫婦はそれに目がくらみ、女の件を伏せ、ギルニョが双子の姉妹を産んだということにして、その金をせしめ生活をはじめる。

病弱なクミ。それに比べ明るく健康なウニ。苛立つギルニョはウニばかりに用を押し付けクミを優先。なにも知らないクミとウニ。ウニはクミの健康を気遣い小言も家の手伝いを一手に引き受ける。

そんなギルニョに反抗してウニはソウルへ家出をしたはいいが、お金がない。献血車の中で出会った同じ訛のジフン(カン・ドンウォン)と意気投合するが、クミもジフンに恋心を抱き嫉妬。ジフンがウニに渡すよう預かったプレゼント(ポケベル)をウニに渡さず隠蔽。そんなとき火事が起き父カプシクが焼死。大好きな父を失ったウニは悲しみ、母ギルニョはウニのせいと決めつけ、ウニを恨み更に辛く当たる。

加速する貧乏。クミをなんとか大学に進学させたいと思う母ギルニョ。ウニの存在を探し当ててきたテソン財閥の会長に、クミが実の孫だと嘘つき引き渡す。

〜〜6年後〜〜

新郎に逃げられたウニは未婚の母となる。田舎での生活は立ち行かず、家族(母、双子の弟、赤子)でソウルへ行き職を探すことに。ヤクルト配達中に交通事故に遭い、示談金を多くせしめるために訪れた弁護士事務所でインウ出会う。

死んだ父の負債から逃れるために財産放棄の書類作成にやってきたインウ。泣き叫ぶウニの赤子に気を取られ、自分の書類の入った封筒とウニの封筒を取り間違え、財産放棄手続きの時間に間に合わず、倒産寸前のカイン食品を背負うことになりやけくそで泥酔。朝起きると隣にウニが寝ている。(ウニ家は洗濯の受注業のしており、インウの靴のクリーニングを賜ったが靴紐を紛失。ウニがインウの宿泊先に謝りに行き勝手に部屋に上がり込み待ちそのまま爆睡)騒ぎになり警察のお世話にまでなる。

団地をまわり洗濯の仕事を集めても稼ぎはしれてる。ウニは経歴やスキルを詐称して事務員の仕事の面接を受け、工場長に気に入られ合格するが、そこはインウの会社のカイン食品。子連れで出社,パソコンもできないウニ。就職したはいいが潰れる寸前のカイン食品。ウニもインウも不満でいっぱい。その時、母ギルニョ(以下オンマ表記)が倒れ病院に。そこにはなんとジフンが勤務していた。(姉のユミと交際してたと知りガッカリ)

ウニはオンマの入院費を工面するため泣く泣く家を引き払い、赤子を背負い双子の弟を連れ、行きどころがないのでカイン食品の工場へやってくる。そこにはジフンも住んでおり泣き叫ぶ子どもを帰すわけにもいかず置いてやる。

会社は銀行からの融資も止まり八方塞がりで半ば諦め。しかし、ウニにとっては潰れては住むところがなくなってしまう。ウニは工場の片隅に詰んだままになっている消費期限間近の商品(トック)を洗濯屋で使用していたリヤカーに乗せ赤子を背負い、飲食店へと行商に出る。

何軒も何軒も根気よく店をまわり、根負けしたお店からトックではなく「麺」の注文を受ける。工場ラインは既にストップしているが、工場長から生産方法を教えてもらいながら自分で材料を調合し、機械を動かし麺を製造する。そんな様子にインウも心を開き毛嫌いしていたウニの子どもや赤子の世話まで焼くよう変化が訪れる。

大口の取引先を開拓するためにユミの祖父のテソン財閥の会長(ウニの実の祖父)の元へと押しかける。ウニに面白みを感じた会長は「ワシを1ヶ月の間に感動させて涙を流させたら取引をする」と駆け引きを持ち出す。「感動とは?…。」ウニは色々考えたが答えが出ず、もし自分に爺ちゃんがいたらやってあげたいことを会長とすることにする。2人でチムジルバン、映画、、、会長(以下ハラボジ表記)も喜ぶ。ご飯屋さんでカイン食品のトックをハラボジに食べてもらうことに成功するウニ。カイン食品は窮地を取り留める。

そんな2人の様子を見て不安感が止まらないクミ。恋人のジフンもウニと仲がよくイライラはつのる。そんな折、会社の健康診断で自分の血液がO型だと知るクミ。父の遺品のドックタグの血液型はABと表記されており、自分に血の繋がりがないことを悟る。更に焦りを感じたクミは、今まで仲の悪かったいとこのウンスや叔母との仲を固め出し、ウニの商売を徹底的に邪魔をする。

オンマの肝移植が決まり、ウニは検査を受けるが、血液型が不適合であることがわかる。ウニとジフンはクミに臓器提供を依頼するが頑なに拒否をする。クミはオンマに真相を訊ねる。オンマは「夫を殺したウニが憎くて実の子クミを財閥一家に送った」と激白。クミは冷たく「そのまま死んで」と突き放す。扉の向こうでそれを立ち聞きしていたジフンは愕然。

クミはテソンの後継者は自分がなるものだと信じていたが「跡取りはカイン食品の孫のインウじゃ」との会長の言葉を盗み聞きしてしまう。ますます家に居所がなくなる不安を感じたクミは、インウを自分のものにしようと画策。インウを陥れるため、カイン食品の商品に工作を仕掛ける。その商品はクミの元に納入され、賞味期限切れと異物混入を指摘。このことが公になればカイン食品は潰れウニが悲しむ、「黙認する代わりに自分と結婚しろ。」と脅しをかけ、インウはウニを思い会社を継続させようとクミと結婚を決める。クミは恋人のジフンをあっさり捨てる。

クミの情け容赦のない様子を見かねたオンマがついにウニに出生の秘密を吐露。真実を知ったウニは今まで騙され他人のために青春を犠牲にしていたことを嘆き激怒する。事実が明るみになることを恐れクミは結婚を急ぐが、インウはクミの仕掛けたカラクリを帳簿を遡り発見する。

ウニはクミに、血の繋がりのことや不正を働いていたことを黙ってやるのでオンマに肝移植するよう取引を持ちかけオンマは助かり和解する。

ウニは仕事に邁進。長いトックは子供には食べづらいと短い(小さい)トックを開発しカイン食品の事業は拡大し、ウニが会社の社長に就任し、インウはウニ社長の秘書としてサポートすることになる。
〈完〉こんな感じ

ぷんおのひと言。

最近、ペ・ドゥナのファンになった人であれば気になる作品かもですが、全然後回しにしてもいいと思う作品です。

当時にしては斜め上を行く主人公だったようだったのですが、設定自体は、出生の秘密,貧困,虐待,イジメ,財閥,病気,臓器提供…と古典的な韓国ドラマあるあるの作品。

育ての母の意地悪度や、その反対に過度に優しい父親、自分の立場を守るので必死な姉、、、それに負けじと頑張る単細胞な主人公、、、

これを皮肉として入れ込んでいるのはなく、ただ単に面白いもの(エンタメ)として取り扱っている感が、この頃の韓国作品らしいなと。加えて、赤子の排泄物や便所シーンの乱用。

この監督のキム・ジンマン、アイルランドエデンの東、キルミーヒルミーなんかも手掛けてるのですが、やはり共通して無駄な虐待シーンや、出生の秘密をエンタメにしてるんですよね。一見哲学らしきものがあるように見えても実はまったくない。

個人的に好かん監督です。

面白かった点がひとつ。

主人公が、リヤカーを引いて団地をまわり、「ま〜っ白に洗いますからね」と部屋一軒一軒を訪ね、洗濯の仕事をもらう。それを家でオンマと2人で手洗いし、せっせと干す。

そのリヤカーが入社した食品会社の在庫売りに活躍する。

戦後食うに困った人々が、色々物を乗せて行商や露店をやったりするのと同じパターンで、学歴も資格もないウニ。物を仕入れる資金もない。洗濯を受注する仕事は、リヤカーがあれば即できる。

赤子を背負い、リヤカーを引く姿に、戦後のアジュンマたちの行商の姿が重ならなくもなく、この作品がお茶の間に受け入れられたワケはそこかな?と考えたりしました。(全然共感はできないけれど)

・・・以上となります。
ふと胸糞悪くなり、前に書いた記事を全面改稿しました。

屋台の話はこちら👇

チャン・ナラ「童顔美女」〜視聴挫折のあらすじネタバレ感想記録【韓国ドラマ】

こんにちは!ぷんおです。
本日は挫折した作品の感想記録で「童顔美少女」でございます。

GyaO!で2022/02/4迄全話無料視聴可
童顔美女 | 韓流 | 無料動画GYAO! (直リンです)

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基本情報

原題:「동안미녀」
放送:2011年5月2日~2011年7月5日 月火(KBS 2TV)全20話
視聴率:平均12.6%、最高17.3%
視聴環境:GyaO!無料⇒U-NEXT見放題

プロット(ぷんおまとめ)

貧困で大学進学も諦め、母と妹に蔑ろ&足を引っ張られながらも懸命に家計を支える主人公ソヨン(高卒、金コマ、男性経験ナシ)。34歳という年齢が理由で、長年働いてきた繊維会社からリストラされる。
9歳年下の妹の名前とプロフィールでアパレル会社「ザ・スタイル」でバイト。責任感と裁縫の腕が買われ入社。本当のことが言えぬままデザイナー見習いとしてマンネとしてコキ使われる。
周囲からは年下で何もできない、可愛い顔で男をたぶらかしているなどと様々な誤解を受けるが機転を効かせてその場をクリアし信頼を得ていく。ソヨンの技術や人柄を見抜いたペク部長や、チ社長などに一目置かれるようになり、犬猿の中で互いに仕事で高めあったジヌクのハートもゲット。当初ジヌクパパは年上かつ釣り合わない家柄と交際を反対していたが、ソヨンの努力とジヌクの説得で結婚。子どもも生まれジヌクはそのままMDとして、ソヨンはペク部長の店でデザイナーとして人の幸せのための服を作る。
・・・めでたしめでたし。
※途中、チ社長の娘ヒョニがソヨンに懐き、社長もソヨンに好意を持ちジヌクと張り合う、、、それが気に入らないチーム長ユンソ(理事令嬢)が仕事の妨害をする、、、などなどありがちな設定。ちなみに主人公ジヌクは世に隠していましたが豚足屋の御曹司(?)でお金持ち設定です。

視聴ポイント

①主人公ソヨンの設定は1978年生まれで、高校を卒業した年が1997年なので、モロ「IMF通貨危機」と被っている。(参考:88万ウォン世代 - Wikipedia)当時の社会構図が作品に反映されている感じです。

②才能と学力を兼ね備えているのに親の都合で大学に行けず、夢を諦め高卒で就職し毒親と毒妹の犠牲に。そういった環境下にあるので、達観した感じで終始冷めた目線で周りを見渡しているヤサグレた演技を必死に頑張っているけれどチャン・ナラチャン・ナラでしかないチャン・ナラに注目。

③デザイン室の面々は家柄は良いが全員無能。正社員とは言えども仕事ができるわけではないということの暗喩(前述①の件)でマンネのソヨンへの理不尽な仕打ちや学歴家庭差別をかなり盛った演出で展開している。

チャン・ナラによる歌唱曲多し。

⑤ジヌクの実家「豚足王子」のモデルロケ店

なぜ視聴を挫折したのか?

7話でソヨンのデザインが採用され、ジヌクとともに製品化に向けて頑張るうちに信頼感と恋が芽生え、8話で韓国ドラマあるあるの社員旅行があり、そこで両思い。
〜社員旅行の設定が出てくる作品の末路はハッピーエンドしかないのでここで見切りをつけました。

飛ばした間に、理事長とペク部長や社長の揉め事や、チーム長の不法行為があったんでしょうがそれこそ韓流アルダ(あるダ!)なんで個人的にはスルー対応をしました。

不遇の環境の主人公が努力で成功を勝ち取ることができたという結末は、当時どん詰まりの若者たちにとって希望を与えたのかどうかわかりませんが、2011年の放送以降韓国の雇用率は下がる一方で、大学を卒業してもチキン屋になるしかないというのが今のリアル。

総括

前述「視聴ポイント①」の件を念頭に、主人公イジメはあえて盛っている、顔や見た目で判断したり、紙切れ一枚で成りすましが通ってしまったりというのも全て皮肉を込めた演出であるというのを踏まえてみないと、単なるイジメや嘘つき(成りすまし)とかそういった部分が悪目立ちし不快に陥る可能性がある作品のような気がしました。

韓国のお茶の間が痛快と感じる “富裕層をぎゃふんと言わせ成功をおさめる” の典型物語なんで日本人はハマりづらいかもです。

外見で判断してはいけないかもですが、チャン・ナラのウィッグか地毛かわからぬヘアスタイルや、貧乏設定なのでファッションが貧乏くさいのが見ていてテンション上がらないし、恋の相手のチェ・ダニエルも豚足屋の息子らしく三枚目で良いかもですが、終始おちゃらけてシマリがない感じでこの辺も挫折の要因でございました. (;´・ω・)

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以上となります!
ファンの方には申し訳ないのですが、今後も視聴挫折シリーズは継続していきたいと思います。

今度ともよろしくおねがいします。